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試合レポート

侍ジャパンU-18代表、9得点&完封リレーでキューバを圧倒!8連勝で決勝へ!!

2015年9月5日

 第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップのスーパーラウンド・キューバ戦が甲子園で行われ、U-18代表が9対0で完勝。無傷の8連勝を飾った。

 U-18代表は初回、1死から2番・津田翔希(浦和学院)のヒットと3番・勝俣翔貴(東海大菅生)の四球などでチャンスを作ると、2死2、3塁から5番・平沢大河(仙台育英)が左中間を破る2点タイムリー2塁打を放つ。「逆方向は常に練習から意識している。徐々に増えてきた」と本人も納得の一打で先制点を奪うと、3回には勝俣、清宮幸太郎(早稲田実)の連打で作った1死1、3塁のチャンスに、再び平沢が2打席連続となるタイムリー。さらに篠原涼(敦賀気比)の内野ゴロ、堀内謙伍(静岡)のタイムリーで加点し、序盤3回までに5点を奪って試合のペースを掴んだ。

 投手陣は、すでにスーパーラウンドの1位を決めていることもあって余裕の継投を披露。先発・小笠原慎之介(東海大相模)は2回を打者6人で片付け、球数はわずか23球。余力をたっぷり残して「球の走りは良かった。明日投げるならチームに貢献したい」とマウンドを降ると、2番手の髙橋純平(県岐阜商)も2イニングを投げ、先頭打者を出しながらも併殺打に仕留めて2塁を踏ませず。以降、成田翔(秋田商)、高橋樹也(花巻東)、森下暢仁(大分商)と全投手が無失点の好投。被安打3、計5投手での豪華完封リレーを完成させた。
 打線は中盤から終盤にかけても追加点、ダメ押し点を奪い、計13安打で9得点。各自がそれぞれの役割をきっちりこなし、投手陣の調整登板も成功。決勝戦では、全投手が疲労面、ゲーム感覚ともに万全の状態でブルペンに待機することが可能になった。

 明日6日に行われる決勝戦(18時試合開始、甲子園)は、大会3連覇を狙うアメリカと対峙する。1stラウンドでは佐藤世那(仙台育英)の好投と機動力を活かした攻めで3対0の勝利を収めたが、ヒットは両チーム5本ずつと、どちらに転んでもおかしくない試合だった。日本にとっては前回大会の決勝で敗れたリベンジの意味合いもある。「世界一を獲るために集まった20人。悲願の世界一を獲りたいと思っています」と西谷浩一監督。悲願の初優勝へ向けた最後にして最大の壁を打ち破るため、ベンチ入り20人全員の力を結束させて“侍野球”の集大成を見せる。

侍ジャパンU-18代表 2015

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第27回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ

大会概要 チケット 放送予定

壮行試合

開催概要 チケット 放送予定
8月26日(水)18:00 侍ジャパンU-18(高校)代表 2 - 9 侍ジャパン大学代表
阪神甲子園球場

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