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投手を中心とした守りと機動力を絡めた攻撃 世界に挑むメンバー20名

2017年8月22日


早実・清宮(写真中央)は前回大会、1年生で唯一出場し準優勝だった。今回は2年ぶりの侍ジャパンである

「第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場する高校日本代表チーム20人が8月20日、日本高等学校野球連盟から発表された。

 例年は春のセンバツ甲子園が閉幕するタイミングで一次候補選手約30人を発表しているが、今回はそのスタイルを変えた。春の公式戦が一区切りした6月16日に第一候補選手30人を発表。選手選考を担当する技術・振興委員12人は夏の地方大会、甲子園大会も視察した上で最終メンバーの20人に絞り込み、今回はすべて「甲子園経験者」で固められた。

 投手は8人で、左腕が5人を占める。国際大会は「一発勝負」のため、特性のあるサウスポーの需要は必然と高くなる。夏の甲子園出場組では秀岳館高・川端健斗、田浦文丸のコンビがそろって選ばれ、木更津総合高・山下輝と中京大中京高・磯村峻平とゲームメークに長けている。センバツに出場した日大三高・櫻井周斗は「魔球」とも言われるタテのスライダーは、強振してくる外国人打者には効果的となるだろう。右腕では花咲徳栄高の150キロ投手・清水達也はストッパー向きであり、センバツ優勝投手の大阪桐蔭高・徳山壮磨、とセンバツ8強の福岡大大濠高・三浦銀二は完投能力がある。なお、外野手登録ではあるが、前橋育英高・丸山和郁は左腕としてショートリリーフも可能であり、実質、9人の投手陣だ。

 捕手は2人。今夏の甲子園で攻守にわたりインパクトを残した広陵高・中村奨成に、センバツ8強の福岡大大濠高・古賀悠斗は「スーパーサブ」としてはもったいない。打撃の調子によっては、2年夏まで守った内野での出場もありそうだ。

 内・外野手では早稲田実業高・清宮幸太郎が1年以来、2度目の代表となり、名実とも侍ジャパンの「顔」として君臨する。履正社高・安田尚憲も清宮と並ぶ打線の軸として期待され、右の大砲の横浜高・増田珠との3人でクリーンアップを組めば、相当な破壊力と言えそうだ。

 機動力を絡めた攻撃こそ、日本が理想とする「スモールベースボール」であり、仙台育英高・西巻賢二、東海大市原望洋高・鯨井祥敬、日大三高・井上大成、中京大中京高・伊藤康祐、前橋育英高・丸山がその象徴となりそうである。なお、2年生ではセンバツ8強の報徳学園高・小園海斗、大阪桐蔭高で不動の一番・藤原恭大の2人が選出されている。打つだけではなく、守りも重視した選考となり、「最強JAPAN」が結成されたと言っていい。

 チームを率いるのは昨年9月のアジア選手権(台湾)で2大会ぶり5度目の優勝へ導いた小枝守監督(元拓大紅陵高監督)だ。昨年、新設された大藤敏行ヘッドコーチ(元中京大中京高監督)を含む2人は任期2年が決まっていたが、コーチ2人も昨年と同じ顔触れとなった。野手担当・米澤貴光コーチ(関東第一高監督)と、バッテリー担当・東哲平コーチ(敦賀気比高監督)が側面から支えていく。

 メンバー20人の発表を受けた小枝監督のコメントは下記の通りである。
「昨秋から技術・振興委員の方々のご協力を得て、各大会への視察を重ね、最終的には日本代表に相応しい20人を選出することができた。厳しい戦いが続くと予想されるが、投手を中心とした守りと機動力を絡めた攻撃で勝機をつかんでいきたい。短期間でチームを仕上げていく必要があるため、スタッフ、選手全員で力を結集し、チームの結束力を高め大会に臨みたい。日本はこれまであと一歩のところで優勝を逃しているので、悲願の優勝を目指します」

 8月22日から国内合宿が始まり、チームは28日に出発する。

第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ

大会概要 出場選手 放送予定

大会期間

2017年9月1日~9月11日

オープニングラウンド
9月1日(金)22:30 メキシコ 1 - 10 日本
9月3日(日)5:00 日本 0 - 4 アメリカ
9月4日(月)6:00 日本 7 - 2 キューバ
9月5日(火)3:00 オランダ 1 - 3 日本
9月5日(火)22:30 日本 12 - 0 南アフリカ
※開始時刻は日本時間(サンダー・ベイ:時差-13時間)

スーパーラウンド
9月7日(木)22:30 日本 4 - 3 オーストラリア
9月9日(土)6:00 日本 4 - 6 カナダ
9月10日(日)2:00 韓国 6 - 4 日本
※開始時刻は日本時間(サンダー・ベイ:時差-13時間)

3位決定戦
9月11日(月)1:00 カナダ 1 - 8 日本
※開始時刻は日本時間(サンダー・ベイ:時差-13時間)

開催地

カナダ サンダー・ベイ

参加国

グループA
カナダ、韓国、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリア、イタリア、ニカラグア

グループB
日本、アメリカ、キューバ、メキシコ、オランダ、南アフリカ

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