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チームレポート

強化合宿2日目 紅白戦で合宿のテーマ「学び」と「コミュニケーション」を実践

2018年2月24日

「第8回WBSC女子野球ワールドカップ」(8月22~31日、米国フロリダ)で6連覇を目指す侍ジャパン女子代表は24日、前日に引き続き、宮崎県日向市の大王谷運動公園野球場で強化合宿を行った。

 午前、午後ともに7イニングの紅白戦が組まれたこの日、目を引いたのは代表経験豊富なプロ3選手だ。14年と16年大会でMVPを獲得している里綾実投手(愛知ディオーネ)、12年大会から3大会連続主力として活躍した川端友紀内野手(埼玉アストライア)と三浦伊織外野手(京都フローラ)。3人とも紅白戦で結果を残すと同時に、若い選手たちに積極的に声を掛け、経験を伝えている。

 紅白戦第1試合の紅組2番手としてマウンドに上がった里は、3回を2安打無失点に抑えた。「初めてだったのでコントロール重視で、7、8割の力で投げました。力まずに強い球を投げられたことは収穫です」と今季初登板を納得顔で振り返った。

 まだ本格的に投げていなかったにも関わらず、変化球を多投した。船越千紘捕手(平成国際大)のサインに首を振らなかったからだ。「キャッチャーとのコミュニケーションはピッチャーにとって大事。いきなりの変化球も彼女なりに考えがあってのこと。どのくらい投げられるかなと思いましたが、感覚は良かったです」と笑った里。21歳捕手の要求にきっちり応えた上で、その考えに耳を傾けた。

 誰もが認める日本のエースであると同時に、今回の代表候補では川端とともに最年長。36人中フル代表の経験があるのは10人だけという若いチームにあって、近寄りがたい存在になってもおかしくないが、里は自ら若い選手に声をかけている。この日、自身の登板後には、同じ紅組で先発した石村奈々投手(履正社高)と身振り手振りを交えて熱心に話し込んだ。

「海外との違いなど経験を話しています。使命というより、これまで先輩たちがやってくれていたことなので。体の大きさやパワーでは負けても、みんなの力を合わせると何倍もの力で相手に挑むことができます。ジャパンはそういうことをやるチーム。代表は短期間でチームを作らないといけないですし、上の人が話すことで、下が話しやすくなりますから」

 これまで5連覇の原動力になったチームの結束力という伝統は、監督が代わっても、大幅に若返っても受け継がれている。「(若手を)たくさんいじって、いいところを引き出したい」と里は茶目っ気たっぷりに笑った。

 野手の先頭に立つ川端と三浦も同じ思いだ。この日、川端は2試合で5打数3安打1打点、三浦は2試合で5打数2安打1打点。結果で見本を示すことはもちろん、練習の合間に笑顔で後輩たちに話しかけている。

 三浦は言う。「日本はチーム力で勝ってきたチーム。経験を伝えて、よりチームとしてまとまるように心がけています。前回は中堅だったので遠慮していた部分がありましたが、世界大会の怖さも知っているし、若い子たちより経験しているので。私自身話好きですし、どんどん下に話に行きます」。

 その優しい笑みに吸い寄せられるように、若い選手たちが三浦の周りに集まる。同じ紅組でプレーした北山未来外野手(履正社高)は「合宿に来る前は、プロの方は話してくれないだろうなと思っていましたが、本当に優しい方たちです。この合宿で上達できるよう吸収したいと思っています」と目を輝かせた。

 橘田恵監督も経験豊富な3人に一目置く。「率先してやって見本を見せてくれています。プレーだけではなく、ラインを引いたり、時間が空いている時にティーの準備をしたり。そういう姿勢を含めて若手がどんどん学んでくれたら」と若手との相乗効果に期待を寄せる。

 最終日の25日が雨予報のため、この日は練習終了予定を1時間繰り下げた。紅白戦2試合こなした後に走者をつけてのケースバッティングを行った後、特打と特守も敢行。野球漬けの一日は、今合宿のテーマである「学び」と「コミュニケーション」の面でも成果たっぷりの一日となった。

第8回 WBSC 女子野球ワールドカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2018年8月22日~8月31日

開催地

アメリカ(フロリダ)

出場する国と地域

グループA
アメリカ、ベネズエラ、チャイニーズ・タイペイ、韓国、オランダ、プエルトリコ

グループB
日本、カナダ、オーストラリア、キューバ、香港、ドミニカ共和国

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