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チームレポート

侍ジャパン女子代表「第8回 WBSC 女子野球ワールドカップ」に向け高知でサバイバル合宿スタート

2018年4月13日

「第8回 WBSC 女子野球ワールドカップ」(8月22~31日、米国フロリダ)で6連覇を目指す侍ジャパン女子代表の第2回強化合宿が13日、高知県安芸市の安芸市営球場で始まった。

 今回は代表候補選手35人を20人に絞り込むサバイバル合宿になる。午前中の守備練習では、1球毎にアウトカウントと走者の想定を変えてシートノックを行った。橘田恵監督は「エラーがなく、いい緊張感を持って臨んでくれている。ここまで仕上げてきたことは評価できる。こっちも負けていられないという気持ちになった」と目を細めた。

 2月の第1回合宿では、シーズン前ということもあり、選手個々の状態に大きな差があった。前回最終日にダメ出しをした指揮官は、今回の合宿で100%のパフォーマンスを発揮することを求めていた。その要望に応えた選手たちが、よりレベルの高いアピール合戦を繰り広げた格好だ。

 午後から行われた7イニングの紅白戦では、さらに空気が引き締まった。前回の合宿では、選手同士のコミュニケーションを図るため、選手たちが自ら考えて盗塁、バント、エンドランのサインを出し合ったが、今回は猪坂彰宏コーチと志村亜貴子コーチがサインを出しながら、場面に応じたチームとしての狙いを伝えていく。サインはセーフティースクイズやエバースなど13種類に増え、求めるレベルは一気に高くなった。

 最も特徴的だったのは、ワールドカップ5連覇を支えた日本のお家芸である機動力だ。紅白戦では両チーム合わせて9度の盗塁を試みた。そのうち成功したのは5度。鮮やかだったのは2点リードで迎えた6回表に紅組が成功させた重盗だ。1死一、三塁で一走の北山未来外野手(履正社RECTOVENUS)が初球にスタートを切り、二塁送球の間に三走の阿部希内野手(ハナマウイ)が本塁を陥れた。「評価したい。走塁は日本人が世界と一番差をつけられる武器」と橘田監督はうなずいた。

 一走の北山に「行けたら行け」の盗塁サインを出した猪坂コーチは「(本盗は)サードランナーの判断で、いいスタートを切ってくれた。望んだこと以上の結果。日本の特徴としてこういう形は必要になってくる」と高く評価した。

 その場面、大学1年生になったばかりの阿部は、自身の状況判断をこう説明する。「ピッチャーが左で、バッターが右。ピッチャーからもキャッチャーからもランナーが見えないのでいつもより大きめにリードを取ってシャッフルしました。キャッチャーは肩に自信があって、その前にも二塁に投げていたので、投げた瞬間行こうと。日本は走塁で点を取る野球。準備はしていたいし、セーフになって良かったです」。昨夏、高校生だけで編成された代表チームの一員としてアジアカップに出場した経験値が生きている。初めてのフル代表入りへ大きなアピールになった。

 橘田監督が今回の選考にあたって重視するのは、この日の阿部の重盗のように、自分で考える力だ。「例えばバントのサインでも、なぜサード側に転がそうと思ったのか。そういうことを考えてできる選手を選びたい。自分の意見を持っているかの差になってくる。短期決戦の緊迫した場面では、冷静に物事を見て、伝えることが大切になる。会話できることが、最後の最後、信頼につながる」と思いを語る。

 その手段である「コミュニケーション」という単語は、今回の合宿でもやはりキーワードだった。前夜のミーティングでは、この日紅白戦に備えて、選手同士で配球やポジショニングなどを確認させる時間を設けた。前回合宿よりも打ち解け、各グループで活発に意見が飛び交っていたが、指揮官が求めるレベルは高い。「(年少者が)大人に突っ込むシーンも見られて、年代問わずになってきたけけれど、年上がちょっと(調子が悪い)となった時に若手がもっと引っ張ってあげられるところまでくると、もう一つ成長になるのかなと。いい時はみんないい。ダメな時に若手がもうひと踏ん張りできたら」と新生代表チームの理想像を膨らませる。

 この日の夜にも選手だけのミーティングが開かれ、紅白戦の反省と翌日の準備に約1時間を費やした。年齢問わず、一人一人が的確に状況を判断して、打開策を見つけられるチームへ。サバイバルレースの裏で、指揮官が目指すチームづくりも着々と進んでいる。

第8回 WBSC 女子野球ワールドカップ

大会概要

大会期間

2018年8月22日~8月31日

開催地

アメリカ(フロリダ)

出場する国と地域

グループA
アメリカ、ベネズエラ、チャイニーズ・タイペイ、韓国、オランダ、プエルトリコ

グループB
日本、カナダ、オーストラリア、キューバ、香港、ドミニカ共和国

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