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チームレポート

全24選手が揃った侍ジャパンU-23代表 無失点リレーで練習試合を快勝

2018年10月14日

 第2回 WBSC U-23ワールドカップ(10月19日からコロンビア・バランキージャ)に出場する侍ジャパンU-23代表が10月14日、東京都内のグラウンドで東京ガスと練習試合(特別ルール)を行い3対0で勝利した。10回からはタイブレーク(無死一、二塁からの継続打順)の練習を1イニング消化。侍ジャパンは表の守りを無失点に抑えたものの、裏の攻撃は無得点に終わっている。

侍ジャパンU-23代表・先発メンバー

(指)宮澤義也(新日鐵住金かずさマジック)
(中)島田海吏(阪神)
(三)安田尚憲(ロッテ)
(一)内田靖人(楽天)
(捕)堀内謙伍(楽天)
(二)西巻賢二(楽天)
(左)岸里亮佑(日本ハム)
(遊)大河(DeNA)
(右)周東佑京(ソフトバンク)
▼投手 近藤弘樹(楽天)-寺島成輝(ヤクルト)-阪口皓亮(DeNA)-成田翔(ロッテ)-鈴木優(オリックス)

 試合は双方無得点のまま、5回裏に動いた。侍ジャパンU-23代表は二死走者なしから新日鐵住金かずさマジック・宮澤が左前打を放つと、次打者の阪神・島田の際に二盗成功。島田は2ストライクに追い込まれてから、しぶとく右前に運び、宮澤が先制のホームを踏んだ。7回裏には2つの敵失、暴投で好機を広げ、一死二、三塁から島田が中前へ運ぶ2点タイムリーでリードを3点に広げた。投げては5投手が2イニングずつ(10回タイブレークを含む)を無失点リレーで締めている。

 稲葉篤紀監督はピッチャーの仕上がりについてこう語った。
「投手はある程度、緊張感がある中であり、短いイニングで力むのは当然のこと。ボール先行で厳しい場面もありましたが、走者を出してから、併殺がほしいケースでダブルプレーが取れたり、粘り強く投げてくれた」。2戦の練習試合を通じて11人の状態をコンディションした稲葉監督は、コロンビアでの本戦の投手起用について言及している。
「これから決めます。予選(オープニングラウンド)が大事。この5戦を取りにいかないと、スーパーラウンドにも響いてしまう。相手チームの戦力も見極めながら、5人の先発を選んでいきたいと思います」

 一方、攻撃は前日の練習試合で、稲葉監督が走塁の「積極性」を指摘。この日は阪神・島田が2つの一塁けん制に刺されたが「姿勢が見えたのは良かった」と評価。試合後のミーティングでも「どんどんトライしていきましょう!! と言った。アウトになったらこちらの責任、と。スピード、スチールが大事」と改めて、チームの徹底事項として確認した。

 タイブレークでも「収穫」はあった。10回表、東京ガスの攻撃が無得点に終わると、「先攻の得点によって決める」と、裏の侍ジャパンは、新日鐵住金かずさマジック・宮澤に送りバントのサインを出した。チームでは中軸で、バントを要求される選手ではないが、「絶対に送るんだ!! というメッセージを出した」と稲葉監督の思いに、宮澤は2度失敗した後に気迫で投前に転がした。チーム結成当時から強調していた「みんなで1点を取りにいく姿勢」を体現してくれたことは、大きな前進だった。得点はならなかったが、バント成功にベンチは一体感。本大会に必ず生きる練習となった。

 さて、前日(13日)に一軍公式戦を終えた阪神・島田海吏、楽天・堀内謙伍、今回の侍ジャパンの主将を任された楽天・内田靖人が同日夜、チーム宿舎に入った。この日から本格合流して、24人の全メンバーがそろった。3人はいずれも先発メンバーに名を連ね、稲葉監督は「良い状態で来てくれた」と、納得の表情を見せている。「堀内選手を五番に置きましたが、(4回は)内田選手と堀内選手の連打、つながりが出た。島田選手も追い込まれてから何とかしよう!! という姿勢が結果に出たと思う。全員がそろって、結束が高まっている。試合をこなすごとに(絆が)強まってくると思う」。内田はピンチの場面ではマウンドに駆け寄ってアドバイスを送るなど、リーダーの自覚が十分。また、マスクをかぶった堀内も持ち味の強肩で2つの盗塁(二盗、三盗)を阻止して、貫録を見せつけている。

 チーム全打点(3)を挙げた阪神・島田は前日、ナゴヤドームで中日との最終戦に先発出場した(二番・中堅)。23時前に東京都内の宿舎に入り、荷物整理などを終えて就寝したのは25時を過ぎていたという。この日の朝は6時に起床。疲労がないと言えばウソになるが、「チャンスをいただいたので、アピールするだけです」と、持ち味を存分に発揮した。

 九州学院高、上武大を経てドラフト4位で阪神に入団したルーキーは今季、開幕一軍。しかし1試合の出場(代走)のみで4月8日に二軍降格。以降はウエスタン・リーグで経験を積み101試合に出場して73安打、50メートル走5.7秒の俊足を生かし26盗塁をマークした。9月23日に一軍再昇格すると11試合に出場して7安打を放ち、二軍での成果を発揮した。

 阪神での背番号は「53」。盗塁王5度受賞の赤星憲広氏が着けていた数字を、島田が背負っている。言うまでもなく、球団の期待の表れだ。そして今回、島田は侍ジャパンでも「違う番号を着けるのも……」と、自ら「53」を希望したという。

「偉大な方が着けた背番号というのは重々、分かっています。雲の上の存在。ファンの方の思い入れもあるので、期待を裏切るわけにはいかない。少しでも近づけるように、自分の番号にしていきたいと思います」

 だからと言って、島田は背伸びをすることはない。今回の侍ジャパンでも一緒である。
「うまくやらずに、自分のできることをやる。下手くそなので、泥臭く……。この1年間のテーマでもありました。今回も1日1日を大事にしてムダな打席、ムダな1球がないように今、自分ができることをアピールしていきたいです。打撃にはどうしても、好不調の波が来ると思います。調子が悪くなったときに自分は足もあるので、粘って四球を選んだり、内野安打など、出塁率にこだわっていきたい」

 明日は大会直前合宿最終日である。稲葉監督以下、石井章夫コーチ、仁志敏久コーチ、建山義紀コーチ、選手24人が結束し、全員が意思疎通して決戦の地・コロンビアへ向かう。

第2回 WBSC U-23ワールドカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2018年10月19日~10月28日

オープニングラウンド

10月20日(土)5:00 日本 13 - 0 南アフリカ
10月21日(日)0:00 チャイニーズ・タイペイ 1 - 3 日本
10月22日(月)0:00 日本 7 - 2 メキシコ
10月23日(火)0:00 日本 5 - 0 オランダ
10月24日(水)10:00 コロンビア 2 - 7 日本
※開始時刻は日本時間(コロンビア:時差-14時間)

スーパーラウンド

10月26日(金)0:00 日本 3 - 2 韓国
10月27日(土)5:00 日本 6 - 3 ベネズエラ
10月28日(日)0:00 日本 4 - 0 ドミニカ共和国
※開始時刻は日本時間(コロンビア:時差-14時間)

決勝

10月29日(月)9:00 日本 1 - 2 メキシコ
※開始時刻は日本時間(コロンビア:時差-14時間)

開催地

コロンビア(バランキージャ)

出場する国と地域

グループA
日本、メキシコ、チャイニーズ・タイペイ、オランダ、コロンビア、南アフリカ

グループB
韓国、オーストラリア、プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、チェコ

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