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試合レポート

投打が噛み合い中国に快勝 開幕4連勝で韓国戦に弾みをつける

2019年10月18日

 18日、台湾・台中インターコンチネンタル野球場にて第29回 BFA アジア選手権のスーパーラウンド第1戦が行われた。日本はグループB1位の中国と対戦し11対1の7回コールドで勝利。好調の打線が繋がりをみせ、開幕4連勝を飾った。

 日本は初回、前日のドラフト会議で東北楽天から1位指名を受けた小深田大翔(大阪ガス)が右中間へ打球を放つと、俊足を飛ばして一気に3塁へ。続く森下翔平(日立製作所)のライト前ヒットで生還し、1点を先制した。
 さらに2回には無死1、2塁のチャンスから、下川知弥(NTT東日本)がカウント途中で代わった2番手LIU GUOQINGの初球を振り抜くと、右中間スタンドに飛び込むホームランとなり3点を追加した。3回にも佐藤旭(東芝)が2点タイムリー、5回は下川のタイムリーと犠牲フライ2本にエラーも絡み、さらに4点を加えた。

 先発の山田義貴(西部ガス)は初回を3者凡退に抑えると、2回の先頭からは4者連続で空振り三振を奪うなど3回までパーフェクトに抑える快投。しかし二巡目に入った4回に先頭打者にヒットを許すと、一死2塁からタイムリーを浴び1点を失う。さらに4番・CHEN JUNPENGにもヒットを浴び再びピンチを迎えるが、2者連続で三振を奪い最少失点で切り抜けた。山田は5回まで投げ3安打1失点7奪三振の好投。6回は藤井聖(JX-ENEOS)、7回は嘉陽宗一郎(トヨタ自動車)がそれぞれ3者連続三振を奪う投球を見せ、この日も投手陣が力を見せた。
 試合はその裏、先頭の佐藤旭がこの日3本目のヒットで出塁すると、二死から北村祥治(トヨタ自動車)がタイムリーを放ち10点差となり、7回コールド勝ち。ミスの少ない中国を相手に投打が噛み合い、負けなしの4連勝となった。

 スーパーラウンドに進出したチーム同士の勝敗はオープニングラウンドから引き継ぐため、チャイニーズ・タイペイに勝利した日本はこれで2勝。全勝での決勝進出を懸けた次戦は19日(土)日本時間13時より、韓国と対戦する。

監督・選手コメント

石井章夫監督

「各選手がいい状態でスーパーラウンドに入れました。山田投手は勝負所で大胆に投球できるスタイルが魅力。今シーズン安定しており、この大会も期待しています。序盤は堅かったですが、2回以降は打者に向かっていく投球でした。スーパーラウンド、決勝へ向けてコンディションを整えていますが、明日の韓国戦も日本らしく隙を見せない、逆に隙を突くような試合になればと思います」

山田義貴(西部ガス)

「コントロールにばらつきがあったのですが、ストレートに自信があるので、悪い中でもうまく空振りが取れたのでよかったと思います。(4回は)カウントを悪くして逆球を打たれてしまったので、一番の反省点です。チームの勝利に貢献できるよう頑張っていきたいと思います」

佐藤旭(東芝)

「スーパーラウンド以降に照準を合わせると監督からも言われていました。その初戦で3安打という形で結果が出たのは自分の中でも楽になれましたし、いいスタートを切れたと思います。(チームは)すごくいい雰囲気でここまで来られていますし、スーパーラウンドに入ってモチベーションもあがってきています。昨年のアジア大会を経験しているメンバーは、韓国に負けて金メダルを獲ることができなかった悔しさもあるので、明日韓国に勝てるように準備していきたいと思います」

第29回 BFA アジア選手権

大会概要 出場選手

大会期間

2019年10月14日~20日

オープニングラウンド
2019年10月15日(火)19:30 チャイニーズ・タイペイ 0 - 2 日本
2019年10月16日(水)19:30 日本 15 - 0 香港
2019年10月17日(木)13:00 日本 15 - 0 スリランカ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

スーパーラウンド
2019年10月18日(金)13:00 日本 11 - 1 中国
2019年10月19日(土)13:00 日本 11 - 3 韓国
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

決勝戦
2019年10月20日(日)19:30 日本 4 - 5 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

開催地

台湾(台中)

出場国

グループA
チャイニーズ・タイペイ、日本、香港、スリランカ

グループB
韓国、中国、フィリピン、パキスタン

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