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U-18代表第1次候補紹介(投手編)/実績十分「ビック4」に153キロ2年生など個性派が集結

2018年6月26日

 9月3日から9日まで宮崎県宮崎市で開催される「第12回 BFA U18アジア選手権」に参加する日本代表「侍ジャパンU-18代表」の第一次候補選手30名が6月20日に発表された。今回はその全30選手を前後編に分けて紹介。まずは速球派投手が勢ぞろいの投手陣14名について紹介をしていきたい。

増居、及川、柿木、市川が「ビック4」を形成

 今回は3年生8名、2年生6名の構成となった投手陣だが、中でも全国的な注目度を浴びているのが左腕の増居翔太(彦根東3年)に及川雅貴(横浜2年)。右オーバースローの柿木蓮(大阪桐蔭3年)、右サイドスローの市川悠太(明徳義塾3年)の「ビック4」である。

 まず増居はキレ味鋭い速球で2年春の近畿大会・龍谷大平安戦で好投。進学校の好左腕としてにわかに注目されるようになると、2年夏にはエース格として甲子園出場に貢献。聖地でも1勝をあげ大きな経験を積んだ。
 さらに2年秋には近畿大会ベスト8入り。公式戦7試合で防御率2.72をマークし彦根東・夏春連続甲子園出場の原動力に。センバツでも常時140キロ前後のストレートと切れ味を増したスライダーで初戦の慶應義塾戦3失点完投、3回戦の花巻東戦も9回まで無安打無失点。この試合は延長戦で決勝点を与えて敗れたものの、2試合18回3分の1を投げて23奪三振を記録し、全国区の左腕へ成長している。

 及川は千葉県匝瑳市出身。匝瑳リトルシニア時代から侍ジャパンU-15代表に選出され2016年の第3回 WBSC U-15ベースボールワールドカップに出場で準優勝。この大会では最優秀防御率も受賞している。
 横浜に入学しても成長は留まることを知らず、入学直後から公式戦ベンチ入り。そして昨夏の秀岳館戦で甲子園初登板。最速142キロのストレートを武器に3回を投げ無失点と、上々の甲子園デビューを飾った。
 この春は昨秋季大会神奈川県大会準々決勝・鎌倉学園戦では3回途中6失点で敗戦投手となった悔しさをバネに体を鍛え上げ、県大会・横浜創学館戦で、最速149キロの剛速球を投げ込むまでに成長。130キロ前半の高速スライダーとのコンビネーションで信頼を取り戻した。
 その後は最速152キロまで球速を伸ばし、3年生を含めても高校生最速左腕へ成長した及川。チームでの起用法はリリーフ中心であっても一次候補に選出されているのは、及川の潜在能力が高く評価されている証拠だろう。

 センバツ連覇・大阪桐蔭のエースナンバーを背負う柿木は佐賀東松ボーイズ時代に4度の全国大会に出場し、最速143キロの速球を武器にする速球投手として活躍。大阪桐蔭入学後、地道な努力を重ねた結果2年春のセンバツで初ベンチ入り。宇部鴻城戦で、甲子園デビューと高校公式戦デビューを同時に飾ると、その勢いのままに優勝を経験した。
 その後は先発投手として経験を積み、2年夏には甲子園2試合に登板。エースとなった昨秋は近畿大会決勝まで防御率0.00と抜群の安定感を示し、近畿大会優勝に大きく貢献している。
 今年のセンバツでは140キロ中盤のストレートと縦横のスライダーのコンビネーションで、3試合15イニングで自責点2と絶対的な安定感を示した柿木。チームとしての春夏連覇の先に見据えるアジア選手権制覇のため、さらなる成長に期待したい。

 名将・馬淵史郎監督から「明徳義塾史上ナンバーワン投手」と評される市川は、右サイドにして最速148キロを計測する速球派。高知市立潮江中時代から最速136キロをマークし四国大会3位を経験。その後、Kボール高知選抜に選ばれ、第4回15歳以下西日本KWB野球大会準優勝も経験するなど、四国の中学軟式野球界では名の知られた存在だった。
 ストイックな環境を求め全寮制の明徳義塾に進むと、1年秋からベンチ入り。2年春のセンバツでは登板機会がない悔しい思いをするも、2年夏には高知大会での好投が認められ、甲子園でも2試合に登板し14回を投げて2失点。絶対的エースとなった2年秋は公式戦すべて完投。四国大会優勝、秋の高校日本一である明治神宮大会優勝の立役者となった。
 3年春のセンバツでは伸びのある140キロ中盤の速球と130キロ前後のスライダーを武器に、中央学院戦では11奪三振で完投勝利。続く日本航空石川戦では8回まで無失点から一転、サヨナラ3ランを浴びる悔しさを味わうも、5月には最速148キロをマークするなどアジアで戦うためのスケールアップに余念はない。

将来性抜群の10名、最速153キロの2年生右腕も

 他の10名についても順に紹介していこう。

 秋田県屈指の好投手として評判の吉田輝星(金足農3年)は、176センチ81キロのバランスよい体格からキレの良い140キロ前半のストレートと、スライダーをコントロール良く投げこむ逸材。春季東北大会2試合の好投で評価を上げ、候補選手入りを勝ち取った。

 門馬亮(藤岡中央3年)は、140キロ中盤の速球と縦に鋭く落ちる変化球で三振を量産。ベスト4に進出した昨秋の群馬県大会では48回3分の1を投げ、66奪三振と驚異的な奪三振ペースを叩き出した右腕である。

 2年生の井上広輝(日大三)は。180センチ74キロと細身の体型から140キロ後半の速球とキレのあるスライダーを投げ込み、センバツでもインパクトを残した。兄・大成(日大三―青山学院大1年)は、昨年の侍ジャパンU-18代表。兄弟での侍ジャパン入りを狙う。

 及川雅貴と共に横浜からの選出となった板川佳矢(横浜3年)は左スリークォーターから最速141キロのストレートと、スライダー、カーブ、チェンジアップを両サイド、高低に投げ分けるクレバーさがある。

 長野・松商学園のエース・直江大輔(3年)は、184センチの角度を利した140キロ前半のストレートとスライダーをウリにする好右腕。父・晃さんは松商学園のエースとして春夏通じて3度の甲子園に出場。彼自身も昨夏の甲子園・盛岡大附戦に登板し、親子で甲子園のマウンドを踏んでいる。

 星稜のセンバツベスト8入りに大きく貢献した奥川恭伸(2年)は、最速147キロのストレートと130キロ台のスプリットで勝負する本格派。普段の球速は130キロ台だが、要所で140キロ台のストレートでねじ伏せる力配分の巧さも魅力である。2016年・かほく市立宇ノ気中では第38回全国中学校野球大会初優勝を果たすなど、中学時代から「勝てる投手」として実績は十分だ。

 岡林勇希(菰野2年)は岡林飛翔(広島東洋カープ)の弟。兄は最速151キロの剛腕として注目されたが、弟は投球センス、145キロ前後の球速より迫力を感じるボールの伸びで勝負する三重の好右腕だ。

 西純矢(創志学園2年)は184センチの長身から150キロ近い速球と高速スライダーで勝負する右の速球派。ヤング広島でプレーした中学時代には、日本人MLB投手の第一人者である野茂英雄氏が総監督を務める「JUNIOR ALL JAPAN 2016」でアメリカ遠征を経験。今度は侍ジャパン入りを目指す。

 センバツでもおなじみの川原陸(創成館3年)は昨秋、九州大会優勝・明治神宮大会準優勝に貢献した大型左腕。オーバーハンドから繰り出す140キロに迫る速球とスライダーを武器にする。

 そして最後に紹介するのは岩手県・東北地区ではでは早くも「大谷翔平(花巻東高出身・MLBエンゼルス)の再来」と称される佐々木朗希(大船渡2年)。その右腕から繰り出されるストレートはすでに現役高校生最速となる153キロをマークしており、右打者としての打撃センスと併せ、無限の可能性に大きな期待がかかる。

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