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チームレポート

侍ジャパンU-18代表、休養日は公式練習 決起集会で結束力を高める

2018年9月6日

「第12回 BFA U18アジア選手権」に出場している侍ジャパンU-18代表は「休養日」の9月6日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で公式練習を行った。また、夕食はチーム全体で宮崎市内の焼き肉店で外食。7日からのスーパーラウンドへ向け、さらに結束力を高める時間となった。

 決勝(9日)へ進出するためには、B組の上位2チームと対戦するスーパーラウンド(対チャイニーズ・タイペイ、中国)で事実上、1敗もできない状況となっている。

 午前9時から約90分の公式練習の大半は、シート打撃に費やした。マウンドには高岡商・山田龍聖、星稜・奥川恭伸、浦和学院・渡邉勇太朗の3人が上がり、実戦同様の真剣勝負を繰り広げた。永田裕治監督は「調整登板」と語ったが、最大の目的は「生きた球」を打ち込むことにあった。

 前日、韓国との一次ラウンドでは敵失(けん制悪送球)による1点に抑え込まれ、打線のテコ入れが急務だった。フライアウト14個。
 また、追い込まれて以降はファウルで粘り、相手投手に球数をほうらせようとしたが、逆に韓国にその攻撃をされてしまった。

「(フライは)打ちたくて、打っているのではない。時間をかけてやるならば、緩いボールを打つ方法もある。でも限られた中で、気持ち良く打つよりは、生きたボールを見させたほうが良いと判断しました」(永田監督)

 試合を想定した打順を組んだ。前日、永田監督は一つの打開策として「調子の良い者から並べていく」と語っていたが、2安打を放った四番・藤原恭大(大阪桐蔭)を一番に上げ、二番には、昨年のU-18W杯(カナダ)からコンビを組む報徳学園・小園海斗が入り、三番は根尾昂(大阪桐蔭)、四番には初めて野尻幸輝(木更津総合)が入り、五番は中川卓也(大阪桐蔭)という新オーダーが試された。

 試合当日のメンバー発表まで、一貫して起用法を明かさない永田監督。この日の練習後も一切、打順について言及することはなかった。

 前日は宿舎へ戻り、夕食を取った後、24時まで全体ミーティングを行った。「負けは負けで認めないとイカン。もう一度、リセットしていこう、と。一人ひとりにものを言わせました」(永田監督)。名手ながら遊撃手で3失策した小園は「切り替えるのは明日(6日)の練習時間。1球を大切に、全員でやっていきましょう!!」と呼びかけた。永田監督はさらに投手陣、主将・中川、藤原、小園を個別で呼び出して緊急面談。小園は「やってしまったことは仕方ないから、次の試合で取り戻して来い、と言われました」と明かせば、藤原は「野手は藤原に任せる、と。小園とこのチームを引っ張ってくくれ、と言われました。優勝するチャンスはあるので、ギアを上げていきたい」と力強く語った。

 また、前日の韓国戦では先発して1発(3ラン)に泣いた金足農・吉田輝星は「昨日の(被弾した)スライダーは心残り。負けて自分たちの足りない部分が分かった。決勝で(韓国に)リベンジしたい」と話した。永田監督に提出する日誌にも「韓国に絶対、勝つ」と力強く記入したという。

 3試合を終え、大会は折り返しとなった。この日は夕方6時から宮崎市内の焼き肉店で食事会を兼ねた〝決起集会〟を開いた。高校日本代表の遠征では毎年、このタイミングで外食するのが恒例行事。16年のアジア選手権(台湾)では焼き肉店、昨年のU-18杯(カナダ)では日本料理店で英気を養っている。

 8月29日に宮崎入り後、原則は宿舎ホテルと球場の往復であった。ちょうど疲労もピークとなった段階であり、栄養満点の料理で舌鼓を打った。好きな部位を問われた吉田は「タンだったら全部、好きです!!」と、大好物メニューを口にしてリラックスした様子。

 会の冒頭でサプライズがあった、明日7日に誕生日を迎える山田龍聖と、8日が誕生日の蛭間拓哉にバーズデーソングの大合唱の後に、ケーキが贈られた。また、永田監督からもお菓子のプレゼント。まさかの展開に2人は驚きを隠せなかったが、思い出に残る18歳の節目となった。

 乾杯の前に永田監督は言った。
「今日のこの時間はオフで、明日のこの時間はオンで、3日間、頑張りましょう!!」

 ゴハンを盛り付けしたのは常葉大菊川高・奈良間大己、そして配膳するのは、根尾と藤原の大阪桐蔭コンビが積極的に動いた。和やかなムードで時間が過ぎていく中でも、永田監督は「配慮の人」である。食事の間、選手たちの表情を観察する一方で、コーチ3人、アシスタントコーチ2人、理学療法士2人らスタッフを労う姿が印象的だった。「チームワーク」では参加7カ国・地域の中でもどこにも負けない。吉田は言う。

「日本の持ち味は『元気』。劣勢のときこそ、声を出すのが大事」。チームの合言葉である「明るく、元気!!」を再確認した。残り3試合を全勝して、アジア選手権2連覇を達成する――。食事会を通じてチームの共通認識がより明確となり、有意義な時間となった。

第12回 BFA U18アジア選手権

大会概要 出場選手

侍ジャパン壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表

大会期間

2018年9月3日~9月10日

グループA

9月3日(月)18:00 日本 26 - 0 香港
9月4日(火)18:00 スリランカ 0 - 15 日本
9月5日(水)18:00 日本 1 - 3 韓国

スーパーラウンド

9月7日(金)18:00 チャイニーズ・タイペイ 3 - 1 日本
9月8日(土)18:00 日本 (中止) 中国

3位決定戦

9月10日(月)13:00 日本 14 - 1 中国

開催地

日本(宮崎)

出場する国と地域

グループA
日本、香港、韓国、スリランカ

グループB
中国、チャイニーズ・タイペイ、パキスタン、インドネシア

2018日米野球

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