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3位決定戦は10日へ順延 「集大成」見せ来年W杯最後の1枠をつかむ

2018年9月9日

「第12回 BFA U18アジア選手権」に出場している侍ジャパンU-18代表。9月9日、13時から予定されていた中国との3位決定戦は雨天中止となった。
 中止決定は10時30分。天候回復が見込まれないことから、10日への順延が決まっている。

 大会の「予備日」は10日のみ。主催者のアジア野球連盟(BFA)としては、どうにかして3位決定戦だけは開催したい意向がある。なぜならば、今大会は来年のU-18W杯(開催地は韓国に内定)の出場権(アジアの出場枠は3)がかかっているからだ。3位チームが世界一を決める舞台の最後の1枠をつかむことになっている。

 韓国とチャイニーズ・タイペイによる決勝の「打ち切り」の可能性はあるにしても、「3位」は是が非でも決着しなければならないという。大会関係者によれば「1時間、2時間、試合開始が遅れることも十分、考えられる。極端な話、天候回復が見込まれれば、夜中に試合をすることもある」と、明かした。高校野球における運営ではまずあり得ない展開であるが、国際大会では常に想定されること。明日の最終戦こそ、永田裕治監督がチーム結成以来、強調してきた「何があっても、驚かない」という合言葉の真価が問われることとなる。

 3位決定戦の中止決定を受け、日本チームは11時30分から90分間、木の花ドームで公式練習を行った。前日の練習より活気があった理由について、吉田輝星(金足農)は言った。
「昨日は切り替えられなかった部分があった。宿舎での生活を過ごしていく中で、『3位を取りにいこう!!』と雰囲気が変わっていった。悪い流れを断ち切れた」  吉田は5日の韓国との一次ラウンド、7日のチャイニーズ・タイペイとのスーパーラウンドで連投しており「疲れも取れました。調整できる意味も良かった」と、この日の雨天順延を前向きにとらえている。本来ならば、9日が最終戦であったが、1日先延ばしになったことについても、吉田は〝大歓迎〟する。この仲間ともう1日、野球ができる――。
「最初はぎこちないところもありましたが、良いチームになった。『早く終わりたくない』と思っていたので、良かったです」と、明日の登板への意欲を示した。永田監督は「投手9人とも可能性はある。その中に吉田も含まれている」と語ったが、「将来もあるので、僕らも考えないといけない」と慎重に語る。

「毎日、『僕は投げないんでしょうか?』と言ってくる。ただ、抑えるのも僕らの仕事なので」。永田監督は東京合宿期間中から、甲子園での疲労を考慮してきた背景もあり、他の8投手でしのいでいきたいのが本音のようだ。

 この日は金足農・中泉一豊監督が木の花ドームへ激励に訪れた。前日、渡辺元智氏(横浜前監督)の言葉から、金農らしい「ひたむきさ、泥臭さ」の原点を再確認したばかり。「そういうタイミングで監督が宮崎に来てくれて、明日は金農の一員らしく臨める」と、久しぶりに会った恩師からも、パワーを注入された。

「3位に入ることで、世界大会に出場できる。次世代につないでいかないといけない」。吉田はあらためて、チームとしての総意を語った。そして「金農で自分たちの野球ができたから、ここに選ばれた。自分のためになっています」と充実の遠征期間を語る。8月25日のチーム結成から明日で17日目。高校日本代表としての「集大成」を見せつけて3位を死守し、有終の美で大会を締めくくるつもりだ。

第12回 BFA U18アジア選手権

大会概要 出場選手

侍ジャパン壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表

大会期間

2018年9月3日~9月10日

グループA

9月3日(月)18:00 日本 26 - 0 香港
9月4日(火)18:00 スリランカ 0 - 15 日本
9月5日(水)18:00 日本 1 - 3 韓国

スーパーラウンド

9月7日(金)18:00 チャイニーズ・タイペイ 3 - 1 日本
9月8日(土)18:00 日本 (中止) 中国

3位決定戦

9月10日(月)13:00 日本 14 - 1 中国

開催地

日本(宮崎)

出場する国と地域

グループA
日本、香港、韓国、スリランカ

グループB
中国、チャイニーズ・タイペイ、パキスタン、インドネシア

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