10月9日、第29回 BFA アジア選手権(台湾・台中市で10月14日開幕)に出場する侍ジャパン社会人代表の直前強化合宿が神奈川県川崎市のJX-ENEOS等々力グラウンドで始まった。
この日は集合日ということもあり、各自でアップした後はポジションごとに分かれて投球、捕球・送球、バント、ティーバッティング、ランニングなどで2時間ほど汗を流した。
社会人代表はこの後、10日に同グラウンドでJX-ENEOS、11日にNTT東日本船橋グラウンドでNTT東日本と、それぞれ12時半からオープン戦を行い12日に日本を出国する予定となっている。
前回2017年大会は田嶋大樹(現オリックス)、谷川昌希(現阪神)、藤岡裕大(現ロッテ)、神里和毅(現DeNA)らを擁して優勝。前回大会も指揮を執った石井章夫監督のもと大会連覇を狙う。
監督・選手コメント
石井章夫監督
「みんないい動きで安心しました。今年のテーマとして個人個人にフォーカスしてレベルを上げたいと思っているので、台湾に入ってからもスーパーラウンドに向けて高めていくイメージです。投手は岡野、山田がエース格となって、抑えは佐竹や嘉陽を考えています。野手は機動力と長打力を持った選手を中心に選考しました。柔軟に打線を組み替えて行きたいと思っています」
佐藤旭主将(東芝)
「今までと違って個人練習でしたが非常に雰囲気良くできました。(8月下旬の)フランス遠征でチームづくりもある程度できましたし、新たに加わった6名も経験のある選手たちなので心配していません。しっかりとコミュニケーションを図って勝てるチームを作っていきたいです」
北村祥治(トヨタ自動車)
前回大会の首位打者、ベストナイン
「2年前のように台湾、韓国とは接戦になると思うので粘り強く戦い優勝したいです。(前回大会経験者として)移動や普段の生活、食事などの対策は伝えていきますが、野球の技術はみんな持っているので、みんなノビノビとやってくれれば、それが自ずとチームの力になると思います」
稲垣誠也(日本通運)
「国際大会は初めてなので、経験のある人にいろんなことを聞いて、コミュニケーションを取っていければと思います。内野ならどこでも守る準備はしています。優勝できるよう、その力になれるようにできればと思います」
第29回 BFA アジア選手権
大会期間
2019年10月14日~20日
オープニングラウンド
2019年10月15日(火)19:30 チャイニーズ・タイペイ 0 - 2 日本
2019年10月16日(水)19:30 日本 15 - 0 香港
2019年10月17日(木)13:00 日本 15 - 0 スリランカ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)
スーパーラウンド
2019年10月18日(金)13:00 日本 11 - 1 中国
2019年10月19日(土)13:00 日本 11 - 3 韓国
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)
決勝戦
2019年10月20日(日)19:30 日本 4 - 5 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)
開催地
台湾(台中)
出場国
グループA
チャイニーズ・タイペイ、日本、香港、スリランカ
グループB
韓国、中国、フィリピン、パキスタン