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投手陣の好投でリズムを作り18得点の大勝 3連勝で大会を締める

2022年8月6日

 8月6日、「第6回 WBSC U-12 ワールドカップ」(8月7日まで/台湾・台南市)のプレイスメントラウンド(順位決定ラウンド)の最終戦が行われ、侍ジャパンU-12代表はイタリアと対戦。18対0の4回コールド勝ちで3連勝し、同ラウンド最上位となる7位で大会を終えた。

 強い日差しのもとで始まった最終戦は投手陣が流れを作った。今大会初先発の成田遥喜(深谷市リトル)が8球で三者凡退に抑えると、2回は小林亮博(東京中野リトル)が連続三振を奪うなど12球で三者凡退に抑えた。

 すると打線が2回に爆発する。先頭の石川莉大(熊谷リトルシニア)がレフト前安打で出塁すると、周東希虎(東京城南ボーイズ)、柏木春瑛(小平リトル)、石川、小林、川村亮惺(東京日野リトル)、内田篤玖(越谷リトル)のタイムリーや相手失策などで得点を重ねていき一挙12得点を挙げた。
 3回は秋元陽太(大宮東リトル)が8球で三者凡退に抑えると、その裏に林虎之介(東京中野リトル)の今大会初安打となる内野安打を皮切りに、小林、川村、押田小虎(東京神宮シニア)、秋元のタイムリーなどで6点を挙げてダメ押し。
 4回表は今大会投打の軸としてチームを支えた柏木春瑛(小平リトル)が四球こそ1つ出したものの、キレの良いストレートで押していき3三振を奪って試合を締めた。

 オープニングラウンドではなかなか歯車が噛み合わず1勝3敗に終わりスーパーラウンド進出を逃した。だが徐々にチーム力を高めて最後はプレイスメントラウンドで3連勝。未来あるU-12代表戦士たちは様々な経験を積んで、この大会を終えた。
 次回記事では、井端監督や選手たちによる大会全体の振り返りや、ここで得た収穫と課題をもとに大会を総括する。

選手・監督コメント

井端弘和監督

「スーパーラウンドには行けませんでしたが、最低限3つ最後に勝てたのは良かったです。(これまでノーヒットの選手にもヒットが出た)特に林はね、この大会でいろいろ悔しい思いをした中で、なんとか最後打ってくれました。やりたいことができた選手、悔しかった選手、いろいろいると思いますが今後に生かしてくれたらと思います」

成田遥喜(深谷市リトル)

「(今大会初先発)緊張はしませんでした。全部三振で締めたかったのですが、結果的に抑えてチームに流れをもたらすことができて良かったです。(大会を振り返って)アメリカ戦でボコボコに打たれてしまったのですが、前向きにやってきましたし、終わってみると良い経験になったなと思います。目標はプロ野球選手。今後の野球人生にこの経験を捧げていきたいです」

川村亮惺(東京日野リトル)

「(この日3安打)最後の試合打ちたかったので打てて良かったです。今日は先発で行くと聞いていたのでしっかり準備ができました。なかなか試合に出られない時もありましたが、ベンチから野球を観る機会はこれまで少なかったので、上手い人たちを見ながら勉強になりました。いろんな人がいて、上には上がいると分かったので、これからもこういう選手たちとプレーできるように、もっともっと上を目指して頑張っていきたいです」

第6回 WBSC U-12 ワールドカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2022年7月29日~8月7日

オープニングラウンド
7月30日(土)15:30 日本 6 - 21 アメリカ
7月31日(日)15:30 韓国 3 - 1 日本
8月1日(月)11:30 日本 15 - 0 チェコ
8月3日(水)15:30 ドミニカ共和国 5 - 2 日本

プレイスメントラウンド
8月4日(木)11:30 パナマ 0 - 5 日本
8月5日(金)15:30 日本 14 - 0 南アフリカ
8月6日(土)11:30 日本 - イタリア

決勝・3位決定戦
8月7日(日)
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

開催地

台湾(台南)

出場する国と地域

グループA
チャイニーズ・タイペイ、メキシコ、ベネズエラ、パナマ、イタリア、南アフリカ
グループB
日本、韓国、アメリカ、ドミニカ共和国、チェコ

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