第8回 BFA 12Uアジア選手権大会最終日となった大会5日目、日本はチャイニーズ・タイペイと対戦。3回まで接戦を繰り広げるも、最後は力尽き3対7で敗戦。今大会、4勝1敗の戦績で準優勝を収めた。
日本は、2回表にチャイニーズ・タイペイ打線に4安打を浴び3点を失うも、その裏、すぐに反撃をみせる。
2回裏、二死ランナーなしから、8番嘉手苅浩太(広畑コンドルズ)の中前打でチャンスメイク。続く、9番荒木飛有馬(大牟田イーグルス)がライトへの2点本塁打を放ち、1点差に迫る。
さらに3回裏には、先頭の2番大脇理雄(小山ファイターズ)のライトへのソロ本塁打で、同点に追いついた日本。
しかし、4回表。四死球にエラーも絡んで、3失点。3対6とリードを広げられると、6回表には、チャイニーズ・タイペイの3番LIN WU, CHIN WEIに、二死ランナーなしの場面から、本塁打を浴びて、4点を追う展開に。
日本打線は、4回以降、相手の先発左腕LIU, TAI-CHUNに無安打に抑えられ、ホームが遠い。6回裏に、先頭の4番増田和希(熊取ベアーズ)が四球を選び出塁するも、後続が打ち取られゲームセット。試合は、3対7で、チャイニーズ・タイペイに惜しくも敗戦。
試合後、仁志敏久監督は、
「今日の敗戦は、悔しいですが、負けは負け。一生懸命やったことは誇りに思って、この悔しい気持ちはこれからの野球へ生かしてほしいです。選手たちには次回は15U代表として再び侍ジャパンのユニフォームを着られるように頑張ってほしいです」と語った。
この試合は、両者ともにここまで4連勝中。互いに優勝をかけた一戦となったが、チャイニーズ・タイペイの前に力尽きた。日本は初の優勝こそ逃したものの、4勝1敗の好戦績で、今大会を準優勝で終えた。
【ベストナイン(遊撃手)】荒木駿之介
【ベストナイン(三塁手)】松井兼世
【最優秀防御率】 方伊儀直明
【最優秀投手(勝-負)】 方伊儀直明
【最多安打】 増田和希
【最多打点】 増田和希
【首位打者】 荒木駿之介