2月27日、『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋』がバンテリンドーム ナゴヤで行われ、侍ジャパンは中日に5対3で勝利を収めた。

試合前の打撃練習から多くのファンが詰めかけた。規定で試合の出場はできないながらもMLB組の打撃練習が始まる頃には、ほぼ満員といった様子だった。
その期待に応えるように大谷翔平(ドジャース)の11本を筆頭に、鈴木誠也(カブス)吉田正尚(レッドソックス)も高い放物線を描く当たりや弾丸ライナーの当たりを放ち、スタンドを大いに沸かせた。
試合でスタンドを沸かせたのは、3試合連続で4番に座った佐藤輝明(阪神)だ。中日先発・柳裕也が投じたインコース低めのカットボールに上手く反応すると、打った瞬間に本塁打と分かる弾道で打球はライトスタンドに吸い込まれた。井端弘和監督も「チャンスで、ひと振りで、3点が入るというのは、やはり大きいですよね」と称える大きな一発となった。
これで3点の先制に成功すると、2回にはサポートメンバーの佐々木泰(広島)がレフトスタンドへのソロ本塁打を放って追加点に成功した。
投手陣は先発の宮城大弥(オリックス)と種市篤暉(ロッテ)が圧巻の投球を見せた。
宮城は、井端監督が「ボールの走りも良かったですし、要所の変化球もストライクを取れていました。カウントの悪い状況でも相手のタイミングを外していました」と振り返るように、緩急を自在に操って3回1安打無失点に抑えた。
4回から登板した種市は、自己最速となる156キロを計測するなど150キロ台中盤のストレートと140キロ台前半から中盤のフォークで打者を圧倒し三者凡退に抑えた。
種市は「リリーフでの起用は分かっていたので、強いストレートと出力を出すことをメインに考えていたので、そこができて良かったです」と満足げな様子。球速についても「オフにやってきたことが出せました。今季ずっとブルペンでスピードも出ていたので自信を持って投げました」と手応えを明かした。武器のフォークについては「滑っていたのでそれを改善したいです」「少し横にスライドしていたので、もう少しまっすぐ落としたいです」と課題を語りながらも、きっちりと空振り三振を奪ったのは見事だった。
実戦では初体験だったピッチクロックにも「意外と時間あるなというのが本音で、焦る必要はないかなと思いました」と話し、「次回はゆっくり使ったり、1回外してみたりしてみようと思います」と、さらなる向上を目指していく。
3番手の曽谷龍平(オリックス)は、5回は三者凡退に抑えたものの、6回は細川成也にタイムリーを浴びて2失点。だが後続は冷静に抑えた。
その後は松本裕樹(ソフトバンク)、サポートメンバーの松本健吾(ヤクルト)が無失点に抑え、最終回は大勢(巨人)が登板。2死一、二塁のピンチで足の違和感を覚えて降板。中継ぎ陣の負傷による辞退が続く中でヒヤリとしたが、「吊っただけで大事に至らないと思います」と井端監督が話したように、大きな怪我には繋がらなかったようだ。緊急登板の髙橋宏斗(中日)はタイムリーを打たれて1点を失ったが、後続は抑えて試合を締めた。

28日も19時からバンテリンドーム ナゴヤで中日と『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋』の第2戦を戦う。「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™」(以下、WBC/侍ジャパンの初戦は3月6日)に向けた順調な調整は続いていく。
監督・選手コメント
井端弘和監督
「2度目の登板の投手は皆、前回よりも良かったですし、初めての種市投手も非常に良かったですね。1球目からマックスでいけていましたし、フォークがインコース、アウトコースに食い込んでいて良かったと思います。(ピッチクロックは)徐々に気にせずにやれていると思います。(MLB組の打撃練習について)さすがのスイングをしていましたし打球速度が速かったですね」
佐藤輝明(阪神)
「良い感触で打てました。とらえることだけ意識して打ちました。自分自身しっかりアピールする立場なので良い結果が出て良かったです。しっかり良い準備して本番に臨んでいきたいです」
宮城大弥(オリックス)
「良い感じに投げられました。状態も良かったですが、四球からピンチを招いたので、一生懸命練習していきたいです。スローカーブは特長でもあるので、本戦では良いところに決めていきたいです。怪我なく全員で勝ちにいきたいです」
ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋
試合日程
2026年2月27日(金)19:00 侍ジャパン 5 - 3 中日ドラゴンズ
2026年2月28日(土)19:00 中日ドラゴンズ vs 侍ジャパン
開催球場
バンテリンドーム ナゴヤ
出場チーム
侍ジャパン、中日ドラゴンズ
2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™
試合日程
2026 ワールドベースボールクラシック™ 東京プール presented by ディップ 強化試合
2026年3月2日(月)19:00 オリックス・バファローズ - 日本
2026年3月3日(火)19:00 阪神タイガース - 日本
2026 ワールドベースボールクラシック™ 東京プール presented by ディップ 1次ラウンド
2026年3月6日(金)19:00 チャイニーズ・タイペイ - 日本
2026年3月7日(土)19:00 日本 - 韓国
2026年3月8日(日)19:00 日本 - オーストラリア
2026年3月10日(火)19:00 日本 - チェコ
準々決勝ラウンド
2026年3月14日(土)、15日(日)
準決勝
2026年3月16日(月)、17日(火)
決勝
2026年3月18日(水)
開催球場
ヒラム・ビソーン・スタジアム、ダイキン・パーク、東京ドーム、ローンデポ・パーク
強化試合:京セラドーム大阪、ひなたサンマリンスタジアム宮崎、SOKKENスタジアム
出場チーム
プールA
プエルトリコ、キューバ、カナダ、パナマ、コロンビア
プールB
アメリカ、メキシコ、イタリア、イギリス、ブラジル
プールC
日本、オーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイ
プールD
ベネズエラ、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエル、ニカラグア



























