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試合レポート

アジア完全制覇!侍ジャパンU-18代表が1対0で地元チャイニーズ・タイペイを下して全勝優勝!!

2016年9月4日

 第11回BFA U-18アジア選手権の決勝戦(台湾・台中)が4日に行われ、日本が1対0でチャイニーズ・タイペイに勝利。今大会6戦全勝で、2大会ぶり5度目のアジアの頂点に立った。

 8月31日の予選ラウンド第2戦(日本○3対0)以来の再戦。前夜に宿敵・韓国を3対1で撃破してここまで5戦全勝の日本は、今夏の甲子園優勝右腕・今井達也(作新学院)が今大会2度目の先発。対して地元の声援を背に意気上がるチャイニーズ・タイペイは、右アンダースローのチャン・シーガイが先発マウンドに上った。

 初回、三者凡退のチャイニーズ・タイペイに対して、日本はいきなり1死2、3塁、さらに2死満塁としたが後続が倒れて無得点。その後、チャイニーズ・タイペイは3回2死2、3塁、4回2死1、2塁、対する日本も3回1死1、2塁、4回1死2、3塁と、両チームともにチャンスを作ったが、両先発に加えて両チームの守備陣が好守を見せてスコアボードにはゼロが並んだ。

 1点を争う緊迫の展開となった決勝戦。試合が動いたのは6回だった。日本は先発の今井が「粘り強く投げようと思った。四球が多かったですけど、しっかり立て直すことができた」と5回を1安打3四球3三振で無失点のままマウンドを降りたが、2番手の堀瑞輝(広島新庄)が6回表を三者凡退に抑える好リリーフを見せた。

 そしてその裏、日本は1死後に5番・林中勇輝(敦賀気比)に続いて6番・入江大生(作新学院)が四球で出塁して1死1、2塁とすると、チャイニーズ・タイペイがここまで好投していたチャン・シーガイに代えて2番手ウォン・ウェイジュンをマウンドへ。7番・寺島成輝(履正社)はファーストゴロに倒れたが、2死1、3塁の場面で「悔いのないように(バットを)振ろうと思っていた」という8番・納大地(智辯学園)が、2ボールからの3球目の内角球をうまく腕をたたんでライト前へ。「技術ではなく気持ちです。ここ何試合かチームの足を引っ張っていたので、何とかチームに貢献しようと思っていた」と値千金の先制タイムリーを放った。

 ようやく奪った先制点。わずか1点ではあったが、この1点を「自分のピッチングをすることだけを考えていた」という掘が、必殺のスライダーを武器に次々と三振を奪い、相手にまったく付け入る隙を与えず、6回からの4イニングを無安打無失点。最後は7番ヤン・シャンウェイを内角ストレートで、この日8個目の三振を奪ってゲームセット。マウンド上に、若き侍たちによる歓喜の輪が出来上がった。

「ホッとしたというのが本音です。選手たちがホントに良く頑張ってくれた。満足です。おつかれさん。おめでとう」と小枝守監督。「これだけの日数、野球ができたのは大変幸せなこと」と振り返ると同時に、アジアナンバーワンの称号を得た選手たちに向けて「この貴重な経験を無にすることなく、土台にして、もうワンステップ、ツーステップして欲しい」とエールを送った。

選手コメント

今井達也(作新学院・投手)先発し粘り強い投球で5回1安打無失点の好投

 前回の台湾戦では自分としては納得いく投球ができなかった。今日も内容は良くなかったけれども、走者を出しても周りを見て、自分を落ち着かせて、粘り強く投げることができました。今日は相手打者が変化球が弱いと感じていた中、うまく変化球を投げることができたのも大きかったです。
 全部の試合を状態で迎えるのは難しいことで、本当に苦しかったですが、それでもゲームを作ることはできました。
 金メダルは夏の栃木大会、甲子園。そして今大会3個目になりました。昨夏甲子園でベンチ入りできなかった悔しさがあったので、ここまでこれて本当に良かったと思います。

納 大地(智辯学園・右翼手)6回裏に決勝となる適時打を放ち大会MVPも受賞

 (決勝打の場面は)打席を迎えるまで、チャンスのイメージばかりずっとしていました。そのイメージがそのままになってよかったと思います。どうしてもほしかった先制点だったので、つい大きなガッツポーズをしてしまいました。
 優勝が決まった瞬間、ほっとしたというのか、安心したというのか……。優勝を狙っていたチームなので、しっかり達成できて良かったです。メンバーにも恵まれて、レベルも高い選手たちばかり。みんなと一緒にいることで、自分の野球レベルも上がりましたし、本当に感謝しています。「ありがとう」と言いたいです。

第11回 BFA U18アジア選手権

大会概要 出場選手 放送予定

大会期間

2016年8月30日(火)~9月4日(日)

オープニングラウンド

8月30日(火)13:00 日本 19 - 0 香港
8月31日(水)19:30 チャイニーズ・タイペイ 0 - 3 日本
9月1日(木)13:00 日本 35 - 0 インドネシア

セミファイナルラウンド

9月2日(金)19:00 日本 8 - 0 中国
9月3日(土)19:00 韓国 1 - 3 日本

決勝

9月4日(日)19:00 日本 1 - 0 チャイニーズ・タイペイ
※試合開始時刻は日本時間です(台湾:時差+1時間)

開催地

台湾・台中

参加国
日本、チャイニーズ・タイペイ、韓国、中国、香港、タイ、フィリピン、インドネシア
関連情報
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壮行試合

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QVCマリンフィールド

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