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侍ジャパンU-18代表が解団式 選手18人が大会の感想を述べる

2018年9月11日

「第12回 BFA U18 アジア野球選手権大会」に出場した野球日本代表「侍ジャパン」U-18代表は9月10日、中国との3位決定戦を制し、銅メダルを獲得した。翌11日、宮崎市内のホテルで解団式が行われた。

 まずは、チームの団長である日本高野連・八田英二会長が「今日の解団式は、新しい皆さんの出発。新たな目標に向かって、着実に一歩一歩、全力で歩いていただきたい。この絆を大事に、U18代表でできたことを誇りと自信にしてください」とあいさつすると、選手18人が今大会の感想を述べている。

投手

吉田輝星[金足農]

「レベルの高いところで、取り組む姿勢が違った。足りないところを補っていきたい。この17人の良き関係を大事に、今後も刺激をし合って、自分も成長していきたいです」

渡邉勇太朗[浦和学院]

「代表というレベルの高い場所を経験させていただき、これからの野球人生につなげていきたいです」

野尻幸輝[木更津総合]

「今回の経験を通して、上には上がいることが分かりました。3位という結果が悔しい。この悔しさを糧に練習していきたいです」

板川佳矢[横浜]

「この大会を通じて、自分のスタイルが分かった。そのスタイルに向かって、また、日の丸のユニフォームを着られるように頑張る」

山田龍聖[高岡商]

「今回、良い選手の中で経験させていただき、今後の野球人生につなげていきます」

奥川恭伸[星稜2年]

「短い期間でしたが、良い経験ができました。この経験を生かして来年、また戻って来られるように頑張ります」

柿木 蓮[大阪桐蔭]

「国際大会を通じて、自分の弱さが分かった。この経験を下に、(次回は)このユニフォームを着て優勝できるように頑張りたい」

市川悠太[明徳義塾]

「今回、このチームで経験したことを、これからの野球人生に生かしていきたいです」

捕手

根来龍真[常葉大菊川]

「レベルの高さを体感しました。次のステージでも頑張っていきます」

小泉航平[大阪桐蔭]

「この大会で力不足を感じた。勝負強い選手になれるよう、これからの野球人生に生かしていきます」

内野手

日置 航[副将/日大三]

「アジア選手権を通して、素晴らしい経験ができました。次の野球人生に生かし、また、代表のユニフォームでプレーできるように頑張ります」

奈良間大己[常葉大菊川]

「自分としての持ち味が出せたのが誇り。次のステージでも頑張っていきたいです」

中川卓也[主将/大阪桐蔭]

「高校日本代表という18人の中でキャプテンをやらせていただき、大変なこともありましたが、17人の仲間が支えてくれたので、やり遂げることができました。この経験を必ず生かして、立派な人間になっていきたいです」

根尾 昂[大阪桐蔭]

「今回のアジア選手権を通して、結果的には3位でしたが、他のチームよりもチーム力、スタッフの先生の力は、どこにも負けていなかったと思います。もう1回、ユニフォームを着て、優勝できるように、練習してまた、戻って来られるようにしたいです」

小園海斗[報徳学園]

「最高のメンバーで野球ができたことに、感謝しています」

外野手

蛭間拓哉[浦和学院]

「この高いレベルの野球の中で副将をさせていただき、良い経験ができました。悔しさを味わいましたが、また、このユニフォームを着られるように自分自身を見つめ直していきたいです」

藤原恭大[大阪桐蔭]

「3位という結果は悔しいですが、次のステージでも頑張りたいと思います」

峯 圭汰[創成館]

「U18というレベルの高いステージで野球をやらせていただいて良かった。次のステージに生かしていきたいと思います」

 そして、高校日本代表を支えたコーチングスタッフ、総務も大会を総括している。

仲井宗基ヘッドコーチ

「素晴らしい選手、素晴らしいスタッフ、素晴らしい環境で野球をやらせていただき、感謝しています。個人としてはヘッドコーチの重責を任され、過去2回のコーチ経験を生かして優勝を目指していきましたが力及ばず、3位に終わってしまったことを悔しく思っています。次のステージで今度こそ『世界一』を達成していただきたい。今回出た課題を、(来年の)W杯(韓国で開催予定)に生かせるように頑張っていきたいです」

平川 敦コーチ

「18日間、帯同させていただき、日本高野連、宮崎県高野連をはじめ、最高のスタッフ、最高の選手と過ごしたアジア選手権は、私にとってもかけがえのない経験となりました。次世代の高校生、子どもたちにも還元していきたいです」

小針崇宏コーチ

「宮崎の方々の素晴らしいご支援とご協力の中で野球ができたことに感謝します。素晴らしい支えの中で、恵まれた環境の中で野球に集中できました。選手たちは新たなステージで、まい進することを期待しています。私自身も、大変勉強になりました。ありがとうございました」

佐々木明志総務

「期間中、18人の素晴らしい選手の皆さんと素晴らしいスタッフの下で仕事をし、多くのことを学び、感じることができました。国際大会の難しさ、アジア地域に目を向けたときの普及の大変さ。選手同様、今後の野球指導に生かして、この経験を伝えていきたいです」

 最後に、高校日本代表チームを率いた永田裕治監督が、あいさつしている。

「3位という残念な結果に終わりましたが、期間中、ずっと言い続けてきましたが、野球とは楽しいものです。この1球によって18人の絆が生まれた。グラブ、バットによって7カ国・地域による大会が開かれ、交際交流を深めることができた。宮崎の地で戦ったことを財産に、成長してほしい。結団式でも言いましたが、野球から離れることもある中で、最後にこの言葉を送りたいと思います。4つのC。チャンスに対してチャレンジしていき、迷ったらチェンジし、野球だけでなく人生の勝利者、チャンピオンになってほしい」

 約30分の解団式、取材対応を終えると選手、スタッフ関係者全員による集合写真の撮影が行われた。カメラマンが今夏の甲子園から話題となった金足農・吉田輝星の「侍ポーズ」をリクエスト。吉田が自ら音頭を取って、全員が「シャキーン!!」と笑顔を見せた。一つの〝家族〟になった、微笑ましい光景だった。
 根尾は8月26日の結団式で「最高の仲間と、最高の結果を残したい」と言っていたが、結果以上に、その過程が大事である。8月25日のチーム結成から、侍ジャパンの合言葉である「結束力」が確立し「最高の仲間と、最高のチーム」になったことは間違いない。勝利を追い求めていく中で、負けから得ることもある。八田団長がこの事実を証明している。「この期間で手にすることができたもの、身に付けられなかったものがあると思います。身に付けられなかったもののほうが大きい。今後の糧にしてもらいたいです」。チームはこの解団式をもって解散となり、それぞれの帰途についたが、最後の最後まで、別れを惜しんでいる姿が印象的であった。選手たちは国際舞台で得た経験を各校へと持ち帰り〝伝道師〟となるべき、重要な役割があるのだ。

第12回 BFA U18アジア選手権

大会概要 出場選手

侍ジャパン壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表

大会期間

2018年9月3日~9月10日

グループA

9月3日(月)18:00 日本 26 - 0 香港
9月4日(火)18:00 スリランカ 0 - 15 日本
9月5日(水)18:00 日本 1 - 3 韓国

スーパーラウンド

9月7日(金)18:00 チャイニーズ・タイペイ 3 - 1 日本
9月8日(土)18:00 日本 (中止) 中国

3位決定戦

9月10日(月)13:00 日本 14 - 1 中国

開催地

日本(宮崎)

出場する国と地域

グループA
日本、香港、韓国、スリランカ

グループB
中国、チャイニーズ・タイペイ、パキスタン、インドネシア

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