11月6日、ENEOS 侍ジャパンシリーズのチャイニーズ・タイペイ戦を翌日に控え、侍ジャパントップチームが福岡ヤフオク!ドームで約2時間の公式練習を行った。
また公式記者会見も行われ、稲葉篤紀監督と黃甘霖監督、両国の国内シリーズMVPの甲斐拓也捕手(ソフトバンク)と陳俊秀内野手(Lamigo)が出席。試合に向けて抱負を語った。
まず稲葉監督は過去にも名勝負を繰り広げてきたチャイニーズ・タイペイに対して「1試合のために日本に来ていただき感謝しています。東京五輪のライバルになりうるチームと戦うことでお互いにレベルアップできればと思います」と敬意を表し、黃監督も「このような試合に呼んでいただき感謝しています。国内シーズンも終わったばかりで調子の良い選手も多いですし、選手たちの成長に期待しています」と語った。
その上で稲葉監督は「現役時代にたくさん対戦をさせていただきましたがレベルの高い選手が非常に多い。このライバルチームに勝っていかないと東京五輪の金メダルも無いのかなと思います」と気を引き締めていた。
また、両国の国内シリーズで大活躍を遂げた両選手は、「まずは守備。チームを勝利に導けるようなリードをしたいです」(甲斐)、「日本の投手のレベルは高いですが、しっかり準備をして良いプレーをしたいです」(陳)とそれぞれ力強く意気込みを語った。
そして両チームの先発は侍ジャパンが笠原祥太郎投手(中日)、チャイニーズ・タイペイが江辰晏投手(統一)と、両若手左腕の対決となることが発表された。侍ジャパンは9日開幕の「2018日米野球」に向けても幸先の良いスタートを切りたいところだ。
選手コメント
笠原祥太郎投手(中日)
「先発は1週間前に伝えられました。最初のゲームになるので良い流れを持ってこられるようにしたいです。相手は野球の盛んな国なので、レベルが高いという印象です。(緊張は)明日はすると思いますけど、今はまだ大丈夫です(笑)」
2018日米野球
試合日程
11月8日(木)18:00
巨人 6 - 9 MLBオールスターチーム
11月9日(金)18:30
侍ジャパン 7 - 6 MLBオールスターチーム
11月10日(土)18:30
MLBオールスターチーム 6 - 12 侍ジャパン
11月11日(日)19:00
侍ジャパン 3 - 7 MLBオールスターチーム
11月13日(火)18:30
MLBオールスターチーム 3 - 5 侍ジャパン
11月14日(水)19:00
侍ジャパン 6 - 5 MLBオールスターチーム
11月15日(木)18:00
MLBオールスターチーム 1 - 4 侍ジャパン
開催球場
11月8日(木)、9日(金)、10日(土)、11日(日)東京ドーム
11月13日(火)マツダ スタジアム
11月14日(水)、15日(木)ナゴヤドーム
出場チーム
侍ジャパン、MLBオールスターチーム