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試合レポート

U-12ワールドカップ開幕戦はチェコに大勝 初優勝に向け白星スタート

2019年7月26日

 26日(金)、台湾・台南市にて「第5回 WBSC U-12 ワールドカップ」が開幕。大会初優勝を目指す侍ジャパンU-12代表は、オープニングラウンドのグループA、チェコとの初戦に臨み、21対0で大勝。初の世界一へ好スタートを切った。

 打線は初回から猛攻をみせる。まずは先頭の赤澤琉偉(八尾中央ボーイズ)がレフトの頭上を越えるツーベースを放ち、ボークと四球で無死1、3塁のチャンスを作ると、続く3番・川越昂太郎(東京城南ボーイズ)の打球を二塁手が後逸し1点を先制。さらに髙橋昇聖(北上ゴブリンズ)の犠牲フライ、林京乃佑(東京城南ボーイズ)のタイムリーツーベースなど、初回から打者一巡し一挙7得点で試合を優位に進めた。
 2回は髙橋昇聖、桑元信祐(ガッツ鹿児島)がそれぞれツーベースを放ち1点追加。3回と4回は再び打者一巡の猛攻で得点を重ね、16安打21得点の大量リードで力の差を見せた。

 開幕戦の先発を任された川越昂太郎は先頭打者を内野ゴロに打ち取ると、続く打者から三振を奪い、最後も112km/hの直球で空振り三振を奪う。その後は2番手の坂本慎太郎(松戸柏リトルリーグ)がエラーの走者を出すも3奪三振の快投、3番手の青木朔真(筑後ボーイズ)も危なげなく3人で抑え、1イニングずつ繋ぎ無失点。4回にマウンドにあがった重松寿翔(豊川中央ボーイズ)はここまで無安打のチェコに意地のツーベースを浴びるが、最後はダブルプレーに打ち取り試合終了。大会規定(4回15点差)により21対0でコールド勝ちを収めた。

 オープニングラウンド5試合を行い、各グループ上位3チームがスーパーラウンドに進出する今大会。開幕戦を白星で飾った日本の第2戦は明日27日(土)、日本時間15時より強豪キューバと対戦する。

第5回 WBSC U-12 ワールドカップ

大会概要 出場選手 放送予定

大会期間

2019年7月26日~8月4日

オープニングラウンド
7月26日(金)11:00 チェコ 0 - 21 日本
7月27日(土)15:00 日本 6 - 0 キューバ
7月28日(日)19:30 チャイニーズ・タイペイ 4 - 7 日本
7月29日(月)11:00 日本 30 - 0 フィジー
7月30日(火)15:00 日本 15 - 0 南アフリカ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

スーパーラウンド
8月1日(木)11:00 日本 4 - 1 ベネズエラ
8月3日(土)13:00 日本 8 - 7 韓国
8月3日(土)15:00 日本 3 - 8 メキシコ

決勝
8月4日(日)19:30 日本 0 - 4 チャイニーズ・タイペイ

開催地

台湾 台南市

参加国

グループA
日本、チャイニーズ・タイペイ、キューバ、チェコ、南アフリカ、フィジー

グループB
アメリカ、韓国、メキシコ、オーストラリア、ベネズエラ、イタリア

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