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試合レポート

U15アジア選手権で3回目の優勝!初の大会連覇と海外開催優勝を全試合無失点で飾る

2019年8月25日

 8月25日、第10回BFA U15アジア選手権大会(中国・広東省深圳市)のチャイニーズ・タイペイとの決勝戦が行われるはずだったが雨天により中止。この結果、スーパーラウンドを3勝(オープニングラウンドからの1勝の持ち越し含む)0敗の首位で終えていた侍ジャパンU-15代表が2大会連続3回目の優勝を決めた。
 日本勢として初となる大会連覇と海外開催での優勝という快挙を、5試合連続無失点という高い投手力と守備力で飾った。
 個人表彰では、最高殊勲選手に渡辺優斗(門真ビックドリームス)、最優秀投手に川島新大(草加市立川柳中)、ベストナインに捕手の渡辺と遊撃手の山下恭吾(久留米ベースボールクラブGO AHEAD)が選出された。

監督・選手コメント

松下幸政監督

「決勝戦をやることはできませんでしたが、アジア制覇を全員で目指してきた結果です。みんな良い準備をしていたので、今日試合ができたとしても良い結果になったと思います。合宿を重ね、まずは守りから入ろうとやってきた中、鍵となるチャイニーズ・タイペイ戦と韓国戦でしぶとく戦うことができました。誰にもできない経験ができたので、これを大きな自信や誇りにして学校生活を送り、謙虚に足元を見て成長してくれればと思います」

小林洸貴(習志野市立第一中)

※主将としてチームを牽引
「一次合宿から支えてくれる方とたくさんコミュニケーションを取ってくれる仲間のおかげで、だんだんと1つになって行きましたし、日本の野球のプライドを持って戦った結果が優勝になり嬉しいです。主将をやらせていただいたことや様々な指導をいただいて得た経験を、仲間たちや後輩たちに伝えて恩返しをしていきたいです」

渡辺優斗(門真ビックドリームス)

※捕手としてチームの要を担い、最高殊勲選手とベストナインを受賞 「みんなの支えのおかげで自分の実力以上の力が発揮できました。みんなが僕のことを励ましてくれました。一番の目標であったアジア制覇ができて嬉しいです。投手一人ひとりとコミュニケーションをよく取り、質を求めて練習した成果が出ました。コミュニケーションが一番大事ということや、皆さんの支えのおかげということを忘れずに今後も野球をしていきたいです」

川島新大(草加市立川柳中)

※開幕戦のフィリピン戦で5回無安打無失点、韓国戦でも3回無失点と好投し、最優秀投手賞受賞
「最初は侍ジャパンになった自覚は無かったですが、だんだんと責任を感じてくるようになっていたのでホッとしています。エースではなかったのですが、持ち味のコントロールを生かして役割を果たすことができました。良い経験になって、技術も心も成長できました」

山下恭吾(久留米ベースボールクラブGO AHEAD)

※韓国戦の本塁補殺など高い守備力でチームを支えベストナイン(遊撃手)受賞
「だんだんと侍ジャパンの自覚が生まれ、アジア選手権の中でも徐々に調子を上げて優勝やベストナインを掴み取ることができて嬉しいです。受賞は驚きましたが自信のある守備を生かすことができました。この経験を生かし残りの中学生生活も大事にしていきたいです」

第10回 BFA U15アジア選手権

大会概要 出場選手

大会期間

2019年8月19日~8月25日

オープニングラウンド
8月19日(月)17:00 日本 3 - 0 フィリピン
8月20日(火)19:30 日本 1 - 0 チャイニーズ・タイペイ
8月21日(水)11:00 香港 0 - 16 日本
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

スーパーラウンド

8月23日(金)19:30 日本 1 - 0 韓国
8月24日(土)11:00 日本 10 - 0 中国
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

3位決定戦
2019年8月25日 11:00 韓国 7 - 2 中国
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

決勝
2019年8月25日 19:00 日本 - チャイニーズ・タイペイ (雨天中止)
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

開催地

中国 広東省深圳市

出場国

グループA
中国、韓国、インドネシア、パキスタン

グループB
チャイニーズ・タイペイ、香港、日本、フィリピン

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