佐々木朗希の自己最速165キロ快投や岡本和真の決勝本塁打で勝利 打撃練習では大谷翔平が圧巻の打撃を披露 | トップ | 試合レポート | 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

メニュー

日本語 English

試合レポート

佐々木朗希の自己最速165キロ快投や岡本和真の決勝本塁打で勝利 打撃練習では大谷翔平が圧巻の打撃を披露

2023年3月4日

 3月4日、『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 名古屋』の第2戦がバンテリンドーム ナゴヤで行われ、中日と対戦した侍ジャパンは4対1で勝利し前日の雪辱を果たした。試合前には大谷翔平(エンゼルス)とラーズ・ヌートバー(カージナルス)が打撃練習を行い、この日もチケット完売となった大観衆を沸かせた。

 試合前の打撃練習。早くからスタンドが埋まった中で大谷が打席に入る。4スイング目で高い弾道を描いてバックスクリーンに打球が飛び込むと、それがショータイムの幕開けと言わんばかりの圧巻の打撃が続いた。ライトスタンド5階席に飛び込む特大本塁打を放つなど26スイングで9本の柵越えを見せて、ファンのみならず同僚の選手たちも目を丸くした。また、ヌートバーも負けじと25スイングで4本の柵越えを披露。打撃練習から大きな盛り上がりに包まれた。

 さらに試合前には華やかな雰囲気にも包まれた。乃木坂46の人気メンバーである久保史緒里さんが始球式に登場。「たくさんのお客さんの中で大変緊張しました。震えました」と振り返りながらも、捕手役を買って出た髙橋宏斗(中日)のミットにノーバウンドで吸い込まれる見事なストライク投球を披露し、大きな拍手が送られた(コメント詳細は後述)。

 そんな盛り上がりの中、侍ジャパンの先発のマウンドに上がったのは佐々木朗希(ロッテ)。初回から160キロを超える豪速球を連発。自己最速165キロまで計測した際は客席が大きくどよめいた。安打と四球、暴投で一、三塁のピンチこそ招いたが、最後は164キロのストレートで空振り三振を奪ってピンチを凌いだ。
 続く2回も三者凡退に抑えると、直後の3回に打線が応える。サポートメンバーとして招集された藤原恭大(ロッテ)が俊足を飛ばして三塁打を放つと、好調続く近藤健介(ソフトバンク)が二塁打を放って先制に成功した。
 佐々木は3回も、フォークで二者連続三振を奪うなどして三者凡退に抑えた。自己評価は「投げてるボール自体は良かったのですが、小さな動作のバラつきがあって内容自体はそんなに良くありませんでした」と満足していないようだったが「ストライクゾーンにしっかり強い球を投げていきたいです」と大会に向けて抱負を語った。
 4回からは宮城大弥(オリックス)が登板。甘く入ったスローカーブで同点本塁打こそ浴びたものの、150キロ前後のストレートと変化球のコンビネーションが冴えて2回2安打1失点にまとめ「前回より良い感覚で投げることができました」と手応えを口にした。

 6回は3番手としてマウンドに上がった髙橋が四球こそ出すものの、捕手の甲斐拓也(ソフトバンク)が強肩を生かして、この日2回目の盗塁刺を決めたことにも助けられ3人で締めた。
 すると直後の7回、先頭の岡本和真(巨人)が初球のスライダーを完璧にとらえると打球はレフトスタンドに飛び込む勝ち越し本塁打となった。

 その後は髙橋の三者連続三振やサポートメンバーの万波中正(日本ハム)によるダメ押し2ラン、伊藤大海(日本ハム)の2回完全投球で中日に反撃を許さず試合終了。
 試合後に行われた壮行セレモニーでは栗山英樹監督が「ファンの皆さんの大きな声援、我々の胸にしっかり届きました。その思いを持って世界一に向かって全員で戦っていきます。ぜひ皆さん我々とともに戦ってください」とあらためて決意を示し、スタンドからは割れんばかりの拍手が送られた。

『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 名古屋』を1勝1敗で終えた侍ジャパンは5日に『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 強化試合(京セラドーム大阪)が行われる大阪へ移動。6日18時から阪神、7日19時からオリックスと戦う予定となっている。
 今日の打撃練習で快音を飛ばした大谷やヌートバーはもちろん、まもなく合流が予定されている吉田正尚(レッドソックス)の出場も可能となり、いよいよ臨戦体制に入っていく。

監督・選手コメント

栗山英樹監督

「今日投げたピッチャーはみんな手応えを感じましたし、あとは微調整だけじゃないでしょうか。佐々木は何かをさらに掴もうとしている。純粋に野球を上手くなろうという気持ちがすごく感じられますね。(野手陣について)打撃練習を見ても変わってきたと感じました。一人ひとりの良さを出せるように全力でサポートしていきたいです」

髙橋宏斗(中日)

「大会までの時間が少ない中で結果を求めてマウンドに上がりました。(所属する中日が相手で)昨日かなり打っていたので一段と気合いが入りました。状態が上がっていますし、すごく良い形で調整ができているので、あとは自信を持ってマウンドに上がるだけです」

岡本和真(巨人)

「一発で仕留められたことがすごく良かったです。与えられたところでしっかり仕事ができるよう頑張りたいです。(大谷について)やっぱり凄い選手なので一緒にプレーできて嬉しいです」

近藤健介(ソフトバンク)

「良い場面で回ってきましたし、昨日から流れが良くなかったので、ここで一本をと思いました。左中間に打球が行くということは良い状態です。調整というより、あと2試合メンバーが揃った中でしっかりやっていきたいです。(大谷の打撃)進化していますし凄いですよね。(普段の大谷は)変わらず生意気な後輩です(笑)」

始球式を行った乃木坂46・久保史緒里さん

「呼吸を整えて、とにかく平常心を保って何とか投げることができました。今までの始球式ではマウンドのピッチャープレートに足をつけてはいけないと思い、少し離れて投げていました。今回はプレートに足を付けてもよいとのことだったので、ちょっとだけ足を付けて投げました。ノーバウンドで届いてよかったです」

2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™

大会概要 出場選手 選手応援歌 日本語公式サイト

試合日程

カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 強化試合
2023年3月6日(月) 18:00 阪神タイガース 1 - 8 日本
2023年3月7日(火) 19:00 日本 9 - 1 オリックス・バファローズ

カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 1次ラウンド 東京プール
2023年3月9日(木) 19:00 日本 8 - 1 中国
2023年3月10日(金) 19:00 日本 13 - 4 韓国
2023年3月11日(土) 19:00 日本 10 - 2 チェコ共和国
2023年3月12日(日) 19:00 オーストラリア 1 - 7 日本

カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 準々決勝ラウンド 東京プール
2023年3月16日(木) 19:00 日本 9 - 3 イタリア

準決勝
2023年3月21日(火) 8:00 日本 6 - 5 メキシコ

決勝
2023年3月22日(水) 8:00 日本 3 - 2 アメリカ

開催球場

台中インターコンチネンタル野球場、東京ドーム、チェイス・フィールド、ローンデポ・パーク
強化試合:京セラドーム大阪、ひなたサンマリンスタジアム宮崎、アイビースタジアム

出場チーム

プールA
チャイニーズ・タイペイ、オランダ、キューバ、イタリア、パナマ
プールB
日本、韓国、オーストラリア、中国、チェコ共和国
プールC
アメリカ、メキシコ、コロンビア、カナダ、イギリス
プールD
プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグア

カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 宮崎

特設サイト 大会概要 チケット 出場選手

試合日程

2023年2月25日(土) 13:30 侍ジャパン 8 - 4 福岡ソフトバンクホークス
2023年2月26日(日) 14:00 福岡ソフトバンクホークス 2 - 4 侍ジャパン

開催球場

ひなたサンマリンスタジアム宮崎

出場チーム

侍ジャパン、福岡ソフトバンクホークス

カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 名古屋

特設サイト 大会概要 チケット 出場選手

試合日程

2023年3月3日(金) 19:00 侍ジャパン 2 - 7 中日ドラゴンズ
2023年3月4日(土) 19:00 中日ドラゴンズ 1 - 4 侍ジャパン

開催球場

バンテリンドーム ナゴヤ

出場チーム

侍ジャパン、中日ドラゴンズ

U-15デジタルチャレンジ2024
侍ジャパン公式オンラインショップ

PARTNERS

DIAMOND PARTNERS

  • 日本通運
  • MUFG

OFFICIAL TITLE PARTNER

  • ラグザス株式会社

OFFICIAL PARTNERS

  • JTB
  • KONAMI
  • 興和株式会社
  • 花王 SUCCESS
  • JAPAN AIRLINES
  • DOCTORAIR
  • 檸檬堂

SUPPORTING PARTNERS

  • LAWSONticket
  • UNIQLO
  • mizuno