侍ジャパン15U代表は7月31日、メキシコにて第2回IBAF 15Uワールドカップの初戦として南アフリカと対戦しました。
戦評
7月31日(現地日付)に開幕した第2回 IBAF 15U ベースボールワールドカップ一次予選の初戦。
日本は、南アフリカと対戦し、15対1の7回コールドゲームで大勝。アフリカ大陸屈指の実力を持つ南アフリカ相手に、初戦を白星スタートで飾った。
1回裏、日本は、1番・村田和也(京都嵐山ボーイズ)が、三塁バントヒットで出塁すると、続く大曽根伸哉(取手ファイトクラブ)も野選で出塁。続く3番・西浦颯大(熊本北リトルシニア)の右前適時打で、まず1点を先制した。
なおも、続くチャンスに、増田 珠(長崎リトルシニア)がセカンドゴロを放ち、三塁ランナーの大曽根が生還。初回から2対0と日本がリードを広げる。
2回にも、7番・加藤大貴(海山リトルシニア)が死球で出塁し、2つの盗塁で3塁まで進むと、9番・齋藤健成(横浜泉中央ボーイズ)も四球を選び、チャンスを拡大。1番・村田の犠飛で1点を追加し、更に相手のエラーとボークなどで4点目を挙げた。
さらに日本は、3回から代わった、南アフリカ2番手・O'Brien Dylanも、3連続四球で攻めたて、一死満塁のチャンスを作ると、その後、相手野手のエラーもあり3点を追加。7対0と南アフリカを大きく突き放した。
南アフリカも、4回表、この回代わったばかりの平島廉(高田ファイターズ)にヒット3本を浴びせ1点を返すも反撃もここまで。平島もその後立ち直り、相手打線を抑え、小林克弘(土浦霞ヶ浦ボーイズ)、高井元太(大阪東ボーイズ)と継投した日本は、南アフリカを1失点に抑えた。
日本は、4回以降も相手のミスなどから着実に得点を重ね、15点を挙げ、7回コールド。
15対1で南アフリカに勝利した。
試合後、鹿取義隆監督は、
「初戦に勝つことができ、明日からの試合への弾みになると思います」と初戦の勝利を評価した。また、2安打と打線を勢いづける活躍をみせた大曽根も、
「センター方向を狙ったヒットで次につなげることができてよかった。守りでも投手を助けようと自分の仕事をやりとげた」と語った。
まず、初戦で白星をあげた日本代表。
第2戦は8月1日9:00(現地時間)より、ドイツと対戦する。