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試合レポート

侍ジャパン15U代表、アメリカに敗れ1次ラウンド初黒星

2014年8月4日15U

第2回IBAF 15Uワールドカップ、1次ラウンド4試合目となるアメリカ戦に敗れ、これで3勝1敗となりました。

戦評

第2回IBAF 15U ベースボールワールドカップ、1次リーグの4戦目がテオドロ マリスカルにておこなわれた。日本代表U15が対戦するのは、日本と同じく3戦全勝で白星を挙げているアメリカ合衆国。優勝候補の筆頭だ。

試合は、まず日本が先制する。大曽根伸哉(取手ファイトクラブ)がヒットを放つと、アメリカの先発フィッシャーのワイルドピッチで二塁へ進塁。続く西浦颯大(熊本北リトルシニア)が内野安打を打ち、大曽根も三塁へ。ここで、4番の増田珠(長崎リトルシニア)のセンター前ヒットで、大曽根がホームを踏んだ。

アメリカも、すぐに反撃に出る。先頭打者のトゥーランが内野の頭を越す安打で出ると、ブラスがすぐさま送り、パフが内野ゴロの間にトゥーランが三進。ここで、日本の先発、小林克弘(土浦霞ヶ浦ボーイズ)のワイルドピッチで同点に。

さらに2回、一死からウイリアムが右中間へホームランを放ち1点を追加。さらに、二死からキャンベルのピッチャーゴロを、小林が悪送球し、ランナーは三塁に。そこで日本チームにエラーが出てしまい、3失点目を喫してしまう。

3回もアメリカは攻撃の手を緩めない。この回からマウンドに上がった平島に対し、先頭打者のパフは、いきなり一塁線を破る二塁打。トラルのヒットで、パフが生還。その後も、内野手のエラーなどで、アメリカがこの回2点目を入れる。

日本は、2回以降、アメリカの先発フィッシャーを打ち崩せず、打線が沈黙。
ようやく、6回からアメリカのピッチャーが、代わったところで反撃。先頭打者の岩本久重(大津北リトルシニア)がレフトへ二塁打を放ち2度のワイルドピッチの間に、岩本が生還。さらに齋藤健成がレフトへ二塁打、村田和也(京都嵐山ボーイズ)が敬遠されて、追加点のチャンスとなるが、大曽根が空振り三振で一点止まり。

8回にもアメリカに2点を許し、リードを広げられたあとの9回。
日本は岩本が内野安打で出て、チャンスを作るものの、後続が続かず、試合終了。

試合後、鹿取義隆監督は「どんな試合にもいえることだが、失策が失点につながる。この点に気を付けることができるかどうかが、明日のパナマ戦の鍵になる」と語った。この日2安打を放った岩本は、「球が速くても、眼が慣れてきてコンパクトに振れば、打てることが分かったのは収穫でした。エラーで負けたことを反省して、そして引きずらないようにして明日のパナマ戦に臨みます」と、気持ちを前に向けていた。

日本代表は、現地時間の8月4日16時30分から、日本と同じく1次リーグ3勝1敗のパナマと対戦する。

試合結果

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