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試合レポート

13得点でコールド発進!侍ジャパンU-12代表、初の世界一へ好スタートをきる

2017年7月28日

 28日(金)、台湾・台南市にて「第4回 WBSC U-12 ワールドカップ」が開幕。大会初優勝を目指す侍ジャパンU-12代表は、オープニングラウンドのグループA、チェコとの初戦に臨んだ。

 各グループ上位3チームが8月3日(木)からのスーパーラウンドへ進むことができる今大会。初戦を白星で飾り好スタートをきりたい侍ジャパンU-12代表は、理想的な展開をみせる。
 初回、二死から連打で作った1、2塁の先制機を逃した侍ジャパンだったが、続く2回には再び連打でチャンスを作ると、一死2、3塁から山田脩也(荒町タイガース)がレフトへ先制タイムリー。エラーも絡み2点を先制する。

 3対0で迎えた3回には無死2、3塁から大山陽生(広島安佐ボーイズ)のショート内野安打で追加点。さらに四球で満塁のチャンスを作ると、代わったチェコ代表3番手KALANDRAの3球目を振り切った戸井零士(松原ボーイズ)の打球は、センターフェンスを越える満塁ホームランに。試合を決定付ける一発に仁志監督も思わず笑みがこぼれた。
 早くも飛び出したチーム第1号に奮起させられた打線はこの後も積極的な攻撃を続け、この回一挙6点を奪い9対0と更なるリードを広げた。

 大量援護をもらった先発の山田は、縦に大きく割れるカーブを中心にテンポの良いピッチングで3回をパーフェクトに抑える快投。初戦のマウンドで、堂々たるピッチングを披露した。その後は加藤達也(武蔵府中リトル)、戸沢快生(秋田ファイターズ)とバトンをつなぎ、それぞれ無失点。終盤にも追加点を奪った侍ジャパンが大会規定により13対0で5回コールド勝ちを収めた。

 選手の積極的なプレースタイルと投手陣の好投に、今後チームとしてより一層の成長が期待される試合展開となったチェコとの初戦。第2戦の対戦相手となるメキシコはこの日、南アフリカ共和国と対戦し25対0と大勝。勢いにのるメキシコとの対戦は明日29日(土)、日本時間15時より開幕2連勝を目指して戦う。

第4回 WBSC U-12 ワールドカップ

大会概要 出場選手 放送予定

大会期間

2017年7月28日〜8月6日

オープニングラウンド
7月28日(金)11:00 チェコ 0 - 13 日本
7月29日(土)15:00 日本 5 - 6 メキシコ
7月30日(日)19:30 チャイニーズ・タイペイ 中止 日本
7月31日(月)15:00 日本 中止 南アフリカ
8月2日(水)11:00 日本 31 - 0 南アフリカ
8月2日(水)19:30 チャイニーズ・タイペイ 5 - 7 日本
8月3日(木)10:00 日本 15 - 0ブラジル
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

スーパーラウンド
8月3日(木)15:00 日本 10 - 0 ニカラグア
8月4日(金)11:30 日本 3 - 6 アメリカ
8月5日(土)15:00 日本 6 - 5 韓国

3位決定戦
8月6日(日)15:00 日本 0 - 1 メキシコ

開催地

台湾 台南市

参加国

グループA
日本、チャイニーズ・タイペイ、メキシコ、チェコ、ブラジル、南アフリカ

グループB
アメリカ、韓国、オーストラリア、パナマ、ニカラグア、ドイツ

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