8月21日、第10回 BFA U15アジア選手権(25日まで/中国・広東省深圳市)のオープニングラウンド3日目が行われ、侍ジャパンU-15代表は香港に16対0の4回コールド勝ちで大勝。23日から始まるスーパーラウンドへB組1位で進出を決めた。
初回は4四死球をもらいながらも上加世田頼希(門真ビックドリームス)の内野ゴロの間の1点のみに抑えられたが、2回に四球と失策で得た無死満塁のチャンスで、この日2番に入った田栗慶太郎(佐世保市立日野中)がセンター前へ2点タイムリーを放つ。さらに4番の上加世田が左中間を破るタイムリーでもう2点。さらに相手失策で1点と、この回5点を挙げた。
3回にも田栗の犠牲フライ、上加世田の内野ゴロ、鈴木崇之(南アルプス市立若草中)の2点タイムリーなどで7点を追加した。さらに4回には鈴木の犠牲フライなどで4点をダメ押し。
投手陣は、近藤大誠(長岡市立宮内中)、石井羚(伊豆市立修善寺中)、翠田広紀(横浜市立舞岡中)が1人の走者も許さない投球で完全リレーをするなど最後まで高い集中力を発揮した。
スーパーラウンドは23日から行われ、B組1位の侍ジャパンU-15代表はA組1位と日本時間19時半から対戦する予定となっている。
選手コメント
小林洸貴主将(習志野市立第一中)
「一戦一戦重ねていくうちに、一人ひとりが役割をこなして勝利することができています。次のラウンドでは強い相手が多いので確認と準備をこれまで以上にしっかりしていきたいです。主将として声や行動で先頭に立つことはもちろんプレーでもアジア制覇に貢献できるようにしていきたいです」
田栗慶太郎(佐世保市立日野中)
「昨日の試合ではヒットを打つことはできなかったのですが、状況に応じてチームに貢献できるようにしようと思っていました。チーム一丸となってアジア制覇できるよう、気配りや日本選手らしい品格を持ってプレーしたいです」
鈴木崇之(南アルプス市立若草中)
「だんだんと調子が上がってきました。今日も試合前に近藤義男団長から“手首をもう少し体の近くで返すように”と指導を受け、しっかり振り抜いて綺麗に三遊間を抜ける当たりを打てて良かったです。自分のやるべきことをしっかりやってアジア制覇に貢献したいです」
第10回 BFA U15アジア選手権
大会期間
2019年8月19日~8月25日
オープニングラウンド
8月19日(月)17:00 日本 3 - 0 フィリピン
8月20日(火)19:30 日本 1 - 0 チャイニーズ・タイペイ
8月21日(水)11:00 香港 0 - 16 日本
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
スーパーラウンド
8月23日(金)19:30 日本 1 - 0 韓国
8月24日(土)11:00 日本 10 - 0 中国
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
3位決定戦
2019年8月25日 11:00 韓国 7 - 2 中国
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
決勝
2019年8月25日 19:00 日本 - チャイニーズ・タイペイ (雨天中止)
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
開催地
中国 広東省深圳市
出場国
グループA
中国、韓国、インドネシア、パキスタン
グループB
チャイニーズ・タイペイ、香港、日本、フィリピン