打撃戦を制しスーパーラウンド首位通過 決勝で世界一をかけて再び日韓戦 | トップ | 試合レポート | 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

メニュー

日本語 English

試合レポート

打撃戦を制しスーパーラウンド首位通過 決勝で世界一をかけて再び日韓戦

2019年11月16日

 11月16日、「第2回 WBSC プレミア12」のスーパーラウンド最終戦となる韓国戦が19時から東京ドームで行われた。侍ジャパンは17日の決勝戦でも対戦することが決まっている韓国に10対8で打ち勝ち、スーパーラウンド首位で17日の決勝(19時から東京ドーム)に臨むことになった。

打撃戦となった試合前半

 初回は先頭打者・山田哲人(ヤクルト)の二塁打を得点に生かせなかったが、2回に二死から8番の會澤翼(広島)がレフト線を破る二塁打で出塁すると、続く菊池涼介(広島)が三遊間を破る安打を放ち、會澤が二塁から激走し生還。12日のアメリカ戦で首の違和感を訴えて、以降は欠場していた菊池がスタメン復帰でさっそく結果を残した。
 だが直後の3回表。韓国の攻撃で、先発の岸孝之(楽天)から先頭のファン・ジェギュンが左中間スタンドにソロ本塁打を放って同点に追いつかれると、以降は打撃戦となる。
 その裏に侍ジャパンは先頭の坂本勇人(巨人)が二塁打で出塁すると、丸佳浩(巨人)のバントは丸の俊足が勝り内野安打に。すると、鈴木誠也(広島)、浅村栄斗(楽天)吉田正尚(オリックス)の安打、松田宣浩(ソフトバンク)の押し出し、會澤のタイムリー、菊池のショートゴロ、山田の犠飛でこの回一挙6点を奪った。
 続く4回表は韓国打線が岸に襲いかかり5点を失って1点差とされるが、5回の一死満塁のピンチで、右翼手の鈴木がライナー性の打球を捕球すると、途中出場していた二塁手・外崎修汰(西武)が中継に入って本塁へ好送球。これで三塁走者がタッチアウトとなって同点を許さず。この回からマウンドに上がっていた大野雄大(中日)を助けた。
 この流れを攻撃にも生かし、5回裏に途中出場の甲斐拓也(ソフトバンク)の安打と外崎のバントでチャンスを作ると、山田と丸のタイムリーで2点を追加。3点差として5回までを終えた。

救援陣が踏ん張り逃げ切る

 6回からは山岡泰輔(オリックス)が登板。6回には3つのアウトすべてを三振で奪ったが、7回にカン・ベクホの2点タイムリーで1点差と迫られた。さらに安打を浴びてピンチを広げたが、ここは嘉弥真新也(ソフトバンク)が見逃し三振を奪って切り抜けた。
 その裏には相手投手の制球の乱れもあり途中出場していた近藤健介(日本ハム)の押し出し死球でダメ押し。点差を2点とした。
 このリードを8回は大竹寛(巨人)、9回は田口麗斗(巨人)が無失点に抑えて試合終了。

 これでスーパーラウンドの全日程が終了。侍ジャパンはオープニングラウンド同グループのチャイニーズ・タイペイ戦の1勝も加え、4勝1敗。3勝2敗の韓国を上回り、スーパーラウンド首位通過を決めた。
 17日の決勝戦は東京ドームで19時から始まる。韓国とはアジアのライバルとして数々の好勝負を繰り広げてきただけでなく、第1回大会の準決勝で敗れて優勝を逃すことにもなった因縁の相手だけに、白熱した試合が展開されそうだ。

監督・選手コメント

稲葉篤紀監督

「約1ヶ月という長い活動期間を経て、選手同士のコミュニケーションが試合の中でも活かされてチームができ上がってきました。連携しあってここまできましたので、明日もチーム一丸となって戦っていくことができます。またファンの皆様とも心をひとつにして戦います」

丸佳浩(巨人)

「たくさんのファンの皆様の前で勝つことができ、今日と明日2つ勝って優勝したいとプレーしたので、良い勢いで決勝戦に臨むことができます。自分のやれることを一生懸命に、そして(負傷離脱した)秋山翔吾さんの分もしっかりと戦います」

第2回 WBSC プレミア12

特設サイト
大会概要 出場選手 放送予定

大会期間

2019年11月2日~11月17日

オープニングラウンド

11月5日(火)19:00 日本 8 - 4 ベネズエラ
11月6日(水)19:00 日本 4 - 0 プエルトリコ
11月7日(木)19:30 チャイニーズ・タイペイ 1 - 8 日本
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

スーパーラウンド

11月11日(月)19:00 日本 3 - 2 オーストラリア
11月12日(火)19:00 日本 3 - 4 アメリカ
11月13日(水)19:00 日本 3 - 1 メキシコ
11月16日(土)19:00 日本 10 - 8 韓国
※開始時刻は日本時間

決勝

11月17日(日)19:00 日本 5 - 3 韓国
※開始時刻は日本時間

開催地

日本、台湾、韓国、メキシコ

出場する国と地域

グループA
メキシコ、アメリカ、オランダ、ドミニカ共和国

グループB
チャイニーズ・タイペイ、日本、ベネズエラ、プエルトリコ

グループC
韓国、キューバ、オーストラリア、カナダ

ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本 vs カナダ」

特設サイト
大会概要 チケット 出場選手 放送予定

試合日程

10月31日(木)19:00 日本 5 - 6 カナダ
11月1日(金)19:00 カナダ 0 - 3 日本

開催球場

沖縄セルラースタジアム那覇

出場チーム

日本、カナダ

ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12
侍ジャパン公式オンラインショップ

PARTNERS

DIAMOND PARTNERS

  • 日本通運
  • MUFG

OFFICIAL TITLE PARTNER

  • ラグザス株式会社

OFFICIAL PARTNERS

  • JTB
  • KONAMI
  • 興和株式会社
  • 花王 SUCCESS
  • JAPAN AIRLINES
  • コカ・コーラ

SUPPORTING PARTNERS

  • LAWSONticket
  • UNIQLO
  • mizuno