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大学代表再始動 投打二刀流の矢澤宏太ら来秋ドラフト候補が持ち味を発揮

2021年12月3日

 12月3日、第30回ハーレムベースボールウィーク(2022年7月にオランダで開幕予定)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」大学代表候補選手の強化合宿が愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで始まった。
一般入場不可という状況ではあったが、全国から集った44選手(※)が首脳陣、スカウト陣、報道陣の前でハツラツとした躍動を見せた。
※神野竜速(神奈川大)は体調不良により辞退。

 練習の前後には雨が降る場面があったが、練習中は曇り空ではあるものの雨はほとんど降らずに予定通りの練習を13時から約3時間行うことができた。
 新型コロナウイルスの感染拡大により2年ぶりの開催となったこの合宿について大久保哲也監督は「個々のレベルアップと来年のチーム作りに向けた第1段階」と位置づけており、初日は練習、2・3日目は紅白戦を通して選手の能力の把握や各自のレベルアップを目指している。
「野手は走攻守のバランスを第一に、長打力などの長所を加味して召集する選手たちを選考しました。投手は各リーグを代表する投手が集まっているので、スピードと制球力、国際大会で重要な縦の変化球を操れるかどうかを明日以降観ていきます」(大久保監督)

 投手陣は明日以降の紅白戦や測定に向けた軽い調整が行われ、野手はシートノックを受けた後に打撃練習や測定(打球速度、スイング速度、30mおよび50mの走力測定)をした。

 投打二刀流で活躍する矢澤宏太(日本体育大)は、投手のメニューをある程度終えた後に野手の練習に参加。フリー打撃では柵越えの本塁打を放ち、走力測定では50m5秒80(光電管測定)を記録し全体1位の好タイムを叩き出した。

 打撃練習では山田健太(立教大)、森下翔太(中央大)も柵越えの本塁打を放ち、走力測定でも矢澤の他にも道原慧(立教大/5秒81)、村松開人(明治大/5秒91)、蛭間拓哉(早稲田大/5秒93)が5秒台を計測するなど来秋のドラフト候補に挙がる選手たちがその能力の高さを遺憾無く発揮。大久保監督は「シートノックやフリー打撃を見て、どの選手もイメージ通りの動きをしていて良い状態に感じました」と手応えを語った。

 2日目は午前と午後に紅白戦を行う予定となっている。初日から来年の最上級生となる3年生選手たちのアピールが目立ち、幸先の良い大学代表再始動の1日となった。

選手コメント

下山悠介(慶應義塾大)

「(この合宿のリーダー役に指名され)驚きましたが、自覚を持ってみんなを引っ張っていこうという気持ちです。全員のレベルがとても高く、せっかくいただいた機会なので、コミュニケーションを取ってレベルアップしていきたいです」

中川卓也(早稲田大)

「レベルの高い選手たちが集まっているとは承知していましたが、想像以上のレベルの高さに自分の実力不足を痛感しました。技術で勝負するタイプの選手だと思っているので、他の選手から聞いて盗んでいきたいです」

矢澤宏太(日本体育大)

「打撃も良い感じで打てましたし、キャッチボールも順調ですし、走ることも一番になれたので良い1日になりました。野球選手である以上、投球や打撃だけではなく走塁も守備もトップレベルを目指していきたいと思っています」

野口泰司(名城大)

「すごい選手ばかりでどうなるかと思いましたが、自分のプレーはある程度できました。矢澤選手はすべてを兼ね備えている選手なので凄いと思いました。今日はあまり話せなかったので、明日以降もっと話したいです。安定した守備とコンパクトに打ち返す打撃をアピールしたいです」

石伊雄太(近畿大工学部)

「この合宿では代表に選ばれたい気持ちと、自分とチームが成長するためにいろんなことを学びたいと思っています。明日は投手の良いところを引き出すリードをしたいですし、持ち味のスローイングもアピールしたいです」

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