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U-12代表の最終選考会を開催 W杯初優勝目指し大久保秀昭監督らが多角的な視点で熟考

2025年5月24日

 5月24日、「ラグザス presents 第8回 WBSC U-12野球ワールドカップ2025」(7月25日から8月3日まで台湾・台南市)に出場する侍ジャパンU-12代表の最終選考会が神奈川県のENEOSとどろきグラウンドで行われ、参加40選手から代表18選手が選ばれる熾烈な争いが繰り広げられた。

 今回の代表資格は日本リトルリーグ野球協会、日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)、全日本少年硬式野球連盟(ヤングリーグ)、日本ポニーベースボール協会、九州硬式少年野球協会(フレッシュリーグ)、日本リトルシニア中学硬式野球協会に所属し、日本国籍を有した生年月日が2013年1月1日から2014年12月31日の間である選手たち。その中から4月に募集がかけられた「デジタルチャレンジ」による動画選考を勝ち抜いた40選手が集結した。

 午前中は代表首脳陣と選手および保護者の面談、選出時用の顔写真撮影、侍ジャパン野球健康診断(※)、30メートル走の測定が行われた。30メートル走の測定では各選手が思いきり駆け抜け、速い選手では4秒台前半を記録した。
※選手の肩や肘などの故障に悩む選手が多数いる現状を踏まえ、NPBエンタープライズがアマチュア野球の代表組織である一般財団法人全日本野球協会(BFJ)に協賛し、日本代表の各世代の合宿などで実施されている。

 午後からは野球の実技を開始。シートノック、捕手のバント処理・一塁送球・二塁送球、フリー打撃、測定機器付きのティー打撃が行われ、「持っている力を全力で出そう」という大久保秀昭監督の訓示通りの躍動を選手たちが見せた。
 そして練習終了後には、面談やプレーの印象、測定された数値をもとに、監督・コーチですり合わせながら熟考。能力の高さだけでなく人間性や積極性などチーム全体への影響も考慮し、代表18選手を決めた。

 最終選考会を終え、大久保監督は「みんな元気よくハツラツと取り組んでくれました。この世代では突出した選手も数名いましたね」と充実の表情で振り返った。後日発表される18選手の代表選考で最も頭を悩ませたことについては、投手と捕手の数などポジションのバランスだったと明かした。
 大会に向けては7月20日から3日間の直前合宿でチーム作りを進めていくが、大久保監督は全国各地から選ばれた選手たちに対し「大人がしっかり関わりながらコミュニケーションを取って、力を発揮させる環境づくりに徹していきたいです」「日の丸の価値や重みを分かりやすく伝えていきたいです」と構想を明かした。
 ワールドカップで目指すのは「チャイニーズ・タイペイやアメリカの牙城を崩すのは相当大変だとは聞いていますが、超負けず嫌いなので頂点を目指したい」と初優勝だ。その中で「チマチマとした野球は好きではないので、昨年に井端弘和監督が“バントをしない野球”でワールドカップ初優勝をしたU-15代表や、トップチームに近いような野球をしていきたいです」と、理想図を描いた。

 過去最高成績は仁志敏久監督が率いた2019年第5回大会の準優勝。その大きな壁を越えるべく、ENEOSの監督として都市対抗4回優勝(歴代最多)に導いた名将・大久保監督ら指導陣と、精鋭18選手で史上初の快挙に挑む。

侍ジャパンDAY 2025.5.22 第45回 日米大学野球選手権大会 ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国 2025年3月 出場選手 シークレット チェキ

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