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7月30日、15歳以下の野球世界一を決める「第3回 WBSC U-15 ベースボール ワールドカップ2016 in いわき」の第2戦がいわきグリーンスタジアムで行われ、侍ジャパンU-15代表が4-0で前回優勝のキューバを破り開幕2連勝を飾った。
及川の好投に打線が応え快勝
「及川の内容が良く、良い流れをもたらしてくれました」と鹿取義隆監督が振り返ったように、先発した左腕の及川雅貴投手(匝瑳リトルシニア)が前回優勝国のキューバを相手に堂々の投球を見せた。
初回から130km/hを超える伸びのあるストレートとスライダーやカーブ、チェンジアップを織り交ぜた投球で、キューバ打線に的を絞らせず、凡打の山を築く。4回には1死三塁のピンチを招くも、相手の4番・5番を打ち取り味方の援護を待った。
すると、3回までキューバ先発のサイドハンド右腕のコボス クラロ・フラニー投手の130km/h台中盤のストレートとスライダーなどに翻弄されていた打線が、3番・稲生賢二外野手(東海ボーイズ)の二塁打を皮切りに火がついた。
4番の嘉手苅将太内野手(姫路アイアンズ)が内野安打で繋ぎ、1死一、三塁のチャンスを作ると、5番の小山翔暉内野手(愛知木曽川リトルシニア)がアウトコースよりやや中に来たストレートを振り抜くと、これがセンターの頭を越える先制の2点タイムリーとなった。
さらに5回には、四球と犠打で作ったチャンスに近藤大樹内野手(嘉麻ボーイズ)がレフト前タイムリーで応え、貴重な追加点を挙げた。
これで勢いの乗った及川は7回に連打で1死二、三塁のピンチこそ迎えたが、後続を強気に攻めて凡退に斬って取り、7回4安打無失点に抑えた。
そして、8回には植田太陽外野手(武蔵府中リトルシニア)のライト前タイムリーでダメ押しをすると、最後の2イニングを左腕の不後祐将投手(神戸須磨クラブ)が無失点で締め、侍ジャパンU-15代表がキューバを4-0で破り、連続完封勝利で開幕2連勝を飾った。
第3戦は31日に13時半からいわきグリーンスタジアムで韓国と対戦する。
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コメント
侍ジャパンU-15代表・鹿取義隆監督
「及川に対して相手打線が変化球を追いかけているところもあったので、捕手の星子(海勢/北熊本ボーイズ)と2人でよく考えてリードをしてくれましたね。打線もだんだんと目が速球に慣れていって、チャンスをモノにしてくれました」
侍ジャパンU-15代表・及川雅貴投手(匝瑳リトルシニア)
「いつもは緊張するのですが、今日はあまり緊張しませんでした。昼間にキューバの映像を観てほとんどの打者が流し打ちをしていたので、インコースを強気に攻めました。狙いどおりノビノビと投げることができました」
侍ジャパンU-15代表・小山翔暉内野手(愛知木曽川リトルシニア)
「(相手投手の球は速かったので)打つポイントを前にすることや、早くトップを作って最短距離でバットを出すことを取り組んできました。ストレートか変化球、どちらかに絞れと言われていたので、ストレートを狙い上手くライナー性で打ち返すことができました」
第3回WBSC U-15ベースボールワールドカップ2016 in いわき
大会期間
オープニングラウンド
7月29日(金) オーストラリア 0 - 13 日本
7月30日(土) 日本 4 - 0 キューバ
7月31日(日) 日本 15 - 4 韓国
8月 1日(月) チェコ 0 - 15 日本
8月 2日(火) 日本 10 - 6 コロンビア
スーパーラウンド
8月4日(木) 日本 8 - 0 ベネズエラ
8月5日(金) 日本 2 - 5 アメリカ
8月6日(土) 日本 2 - 1 パナマ
決勝
8月7日(日)14:30 日本 4 - 9 キューバ
会場
いわきグリーンスタジアム
南部スタジアム
平野球場
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