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試合レポート

本領発揮の13安打11得点!侍ジャパンが11対4でメキシコにリベンジ

2016年11月11日

「侍ジャパン強化試合 日本 対 メキシコ」の第2戦が11月11日、東京ドームで行われ、打線が爆発した侍ジャパンが11対4でメキシコ代表に勝利した。

 前日の初戦を3対7で落とした侍ジャパン。小久保裕紀監督はヒット5本に終わった打線を大幅に入れ替え、山田哲人(東京ヤクルト)を「1番・三塁」、菊池涼介(広島東洋)を「2番・二塁」で起用し、前日代打だった大谷翔平が「3番・DH」で先発出場。4番・中田翔(北海道日本ハム)、5番・筒香嘉智(横浜DeNA)は前日と同じだったが、その後の6番には坂本勇人(読売)を配置した。
 日本は初回、2死から3番・大谷がフルカウントからの6球目のカーブを捉えてレフト線を破る2塁打で出塁すると、続く4番・中田の高々と打ち上げた打球がライト前に落ち、幸運なタイムリー2塁打となって1点を先制。続く2回には1死から小林誠司(読売)が四球と暴投で2塁に進み、9番・秋山翔吾(埼玉西武)がレフト線を破るタイムリー2塁打を放って2点目。さらに3回には大谷の四球と筒香のヒットで1死1、3塁として、6番・坂本のライトへの犠牲フライ。メキシコ先発の左腕・ロドリゲスから序盤で3点を奪った。
 対する日本の先発は、野村祐輔(広島東洋)。初回をわずか9球での三者凡退に了したが、2回に東北楽天所属の4番・アマダーにチェンジアップを捉えられてレフトスタンドに運ばれると、2点差で迎えた4回には2番・ペーニャ、さらに5番・ベルドゥーゴにも被弾してあっという間に同点。4回を投げて5安打3失点でマウンドを降りた。

 しかし、ここから日本打線が本領を発揮する。3対3で迎えた5回表、大谷が自らの内野安打と盗塁で2塁に進むと、内野ゴロ2本の間に本塁までたどり着いて勝ち越しに成功。さらに坂本のヒットに3者連続四球で1点を追加すると、7回には秋山のレフトの頭上を越えるタイムリー2塁打と途中出場で4番に座った内川聖一(福岡ソフトバンク)のタイムリーなどで3点を奪取。そして8回に秋山がこの日3本目のタイムリーを放って9点目を奪うと、最終回にはこちらも途中出場の中村晃(福岡ソフトバンク)がライトへダメ押しの2ランを放ち、得点を2ケタ11点に乗せた。
 投げては、5回から2番手で登板した増井俊浩(北海道日本ハム)が5回、6回と無安打無失点に抑える好投。7回に四球から連打を浴びて1点を失ったが、3回を2安打1失点と及第点の投球でバトンを託し、8回は宮西尚生(北海道日本ハム)、9回は秋吉亮(東京ヤクルト)がともに無失点に抑えてゲームセット。前夜のうっ憤を晴らす計13安打でメキシコを退けた。
 試合を終えた小久保裕紀監督は「点を取られた後のイニングで追加点を奪えたことで日本のペースで試合を運べた」と振り返り、「9番の秋山が非常にいい繋ぎをしてくれた。あと“打ってよし”、“投げてよし”の大谷が、走ってもいいなというのを再認識しました」と3安打4打点の秋山と5回の攻撃で足を使ってかき回した大谷の活躍を高く評価した。
 一方、試合に敗れたメキシコ代表のエドガー・ゴンザレス監督は「大谷のスピードには驚いた」と目を丸くしながらも「日本は強いチームだが、我々は良く戦った」と自チームの選手たちを称賛。「この2試合、素晴らしい環境で野球をできたことを感謝します。(来年のWBCの)決勝で日本とメキシコが戦えることができたらすごく幸せだ」とWBCでの“再会”を誓った。

 メキシコ相手に1勝1敗で終えた侍ジャパン。12日はオランダ代表との強化試合(18時30分、東京ドーム)に臨む。日本はパ・リーグの最優秀防御率投手の石川歩(千葉ロッテ)、オランダはメジャー通算53勝のジェイアー・ジャージェンスが先発予定。注目度も高まる土曜日のナイトゲーム。「采配、選手起用を含めて、今できることをやり切りたい」と小久保監督。「今日のような試合展開で、日本らしい野球ができれば勝てる」とは大谷。世界一奪回の目標へ向け、さらに魅力あふれる試合を見せてもらいたい。

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