11月24日から26日まで愛媛県の松山坊ちゃんスタジアムで行われるU-15アジアチャレンジマッチ2017。その大会に侍ジャパンU-15代表として出場する監督・選手が、東京都港区で行われた出場記者会見(11月21日)に出席して抱負を述べた。
緊張の中、強い決意を述べる
WBSC(世界野球ソフトボール連盟)が主催するU-15W杯は2年に1度の開催のため、その大会が無い年に行われるU-15アジアチャレンジマッチ。今大会は中学硬式野球5連盟から選出された侍ジャパンU-15代表、オーストラリア(初参加)、チャイニーズ・タイペイ、松山市選抜が1回戦総当たりのリーグ戦で優勝を争う。
侍ジャパンU-15代表の監督には巨人で外野手として活躍した清水隆行氏が就任。初采配となるが、自身の経験も踏まえて決意を示した。
「個々の技術的なところも見ていかなくてはいけませんが、それだけではなく、勝つために・チームのために何をすべきかを考えて行動できることが、上のレベルではさらに必要となっていきます。その後押しをしていきたいです」
選手では、今春のリトルシニア全国選抜大会とジャイアンツカップ優勝を果たした佐倉リトルシニアの主力・度会隆輝内野手と、リトルシニア日本代表として全米選手権優勝、浦和リトルシニアをジャイアンツカップ4強入りに導いた南雲壱太内野手の2人が出席した。 ともに多くの報道陣の前で緊張は隠せなかったが、「明るい声が持ち味。今日このユニフォームを着た時の喜びと感謝を胸に全力で戦います」(南雲)、「日本代表に恥じない活躍をしたいです」(度会)と力強く語った。
また、ヤクルトでスーパーサブとして活躍した度会博文内野手を父に持つ度会は「父からは“今までやってきたことを精一杯やってこい”と激励されました」と明かし、さらにその気持ちを高めたという。
チームは22日から開催地の愛媛県松山市に入り、2日間の練習を経て、24日16時半開始予定の松山市選抜戦に臨む。