10月19日(金)よりコロンビア・バランキージャで開催されるWBSC U-23ワールドカップに出場する野球日本代表「侍ジャパン」U-23代表が、現地時間10月16日(火)12時ごろ現地に到着した。
羽田空港を出発し2度の乗継を含む約27時間の長旅を経て、バランキージャ空港に到着した一行は、現地特有の蒸し暑さの中、疲労の影響も見せずチーム全員で飛行機から出てきた荷物をバスに運び込んだ。
国際大会では野球用具をはじめとしたチームの荷物を現地へ大量に空輸し、荷物が行方不明となる、いわゆるロストバゲージも付き物であるが、今回は全ての荷物がバランキージャまで届き、チーム関係者は「奇跡的」と喜んだ。
バランキージャ空港からバスで約45分移動、大会期間中に滞在するホテルへ到着。マネージャーからの連絡事項の後、このままコンディションを整えるためホテルで休養となった。明日は大会予選の会場となるEdgar Renteria Stadiumで練習が行われる。
監督・選手コメント
稲葉篤紀監督
「開催地に足を踏み入れて、大会がいよいよ始まるなと実感した。約27時間の長旅の疲れもあるので、まずはチーム全体がゆっくり休んで、明日から試合モードに切り替えていきたい」
内田靖人主将
「ホテルも綺麗で良いところかなと思った。現地は暑いので、明日からの練習で体を慣らし、大会の初戦にいい形に入れるよう良い準備をしたい」
寺島成輝投手
「飛行機降りた瞬間、湿気がすごかった。汗対策と水分補給にはしっかり気をつけたい。明日の練習がしっかりできるよう、時差による影響も考えながら睡眠もきちんととりたい」
安田尚憲選手
「球場はまだ見ていないが、ホテルは思っていたより環境が良い。気候が暑く汗もたくさん出ると思うので、そのあたりの準備はしっかりとしたい」
第2回 WBSC U-23ワールドカップ
大会期間
2018年10月19日~10月28日
オープニングラウンド
10月20日(土)5:00 日本 13 - 0 南アフリカ
10月21日(日)0:00 チャイニーズ・タイペイ 1 - 3 日本
10月22日(月)0:00 日本 7 - 2 メキシコ
10月23日(火)0:00 日本 5 - 0 オランダ
10月24日(水)10:00 コロンビア 2 - 7 日本
※開始時刻は日本時間(コロンビア:時差-14時間)
スーパーラウンド
10月26日(金)0:00 日本 3 - 2 韓国
10月27日(土)5:00 日本 6 - 3 ベネズエラ
10月28日(日)0:00 日本 4 - 0 ドミニカ共和国
※開始時刻は日本時間(コロンビア:時差-14時間)
決勝
10月29日(月)9:00 日本 1 - 2 メキシコ
※開始時刻は日本時間(コロンビア:時差-14時間)
開催地
コロンビア(バランキージャ)
出場する国と地域
グループA
日本、メキシコ、チャイニーズ・タイペイ、オランダ、コロンビア、南アフリカ
グループB
韓国、オーストラリア、プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、チェコ