8月29日、韓国・釜山広域市機張(キジャン)郡で開催される第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップの開幕を翌日に控え、侍ジャパンU-18代表が公式練習で最終調整をした。
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まず16時からチーム宿泊地である釜山広域市海雲台(ヘウンデ)で公式記者会見が行われ、質疑応答で永田裕治監督は司会者から強みを尋ねられ「結束力です。20人の輪を持って戦っていきたいです」と答えた。また目標について尋ねられると「この大会でまだ成し遂げたことのない世界一を目指したい。一人ひとりが存分に力を発揮してもらえれば」と抱負を語った。
18時前からは、Gijang-Hyundai Motors Dream Ballparkで公式練習が行われ、アップとキャッチボールを終えた後は打撃練習に多くの時間を割いた。それぞれが順調な仕上がりを見せる中、特に4番打者を任される石川昂弥(東邦)が複数回の柵越えを見せるなど、その大きな期待に応えてくれそうな当たりを終始飛ばしていた。 ブルペンでは飯塚脩人(習志野)、前佑囲斗(津田学園)らが投球を行うなど投手・野手ともに精力的に2時間強の調整をし、30日の開幕戦(12時から対スペイン)に万全を期した。
監督・選手コメント
永田裕治監督
「時間も時間(翌日12時から試合)なので、今日は軽めにしました。私は6月に来て、選手たちにセンターがやや狭いことなど特徴は伝えましたが、選手たちが今日どう感じたかですね。開幕戦の先発はだいたい決めましたが、この後スタッフと話し合って最終的に決めます」
石川昂弥(東邦)
「いよいよ開幕という気持ちです。状態は良いので自信を持って臨みたいです。ホームランを狙うのではなく低いライナーを意識して、その延長戦で長打やホームランになればいいと思います。4番の期待に応えられるよう、勝利に貢献できるよう、場面に応じた打撃をしたいです」
第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ
大会期間
2019年8月30日~9月8日
オープニングラウンド
2019年8月30日(金)12:00 日本 4 - 2 スペイン
2019年8月31日(土)12:00 南アフリカ 0 - 19 日本
2019年9月1日(日)18:00 日本 16 - 7 アメリカ
2019年9月2日(月)18:00 チャイニーズ・タイペイ 3 - 1 日本
2019年9月3日(火)19:30 日本 5 - 1 パナマ
スーパーラウンド
2019年9月5日(木)18:00 日本 5 - 1 カナダ
2019年9月6日(金)18:00 韓国 5 - 4 日本
2019年9月7日(土)12:30 日本 1 - 4 オーストラリア
決勝・3位決定戦
2019年9月8日
開催地
韓国(機張郡)
出場する国と地域
グループA
韓国、オーストラリア、オランダ、カナダ、ニカラグア、中国
グループB
日本、アメリカ、チャイニーズ・タイペイ、パナマ、南アフリカ、スペイン