11月24日、U-15 アジアチャレンジマッチ2019(11月22日から24日/愛媛県)の最終戦が愛媛県の松山・坊っちゃんスタジアムで行われた。侍ジャパンU-15代表は、ポニーリーグワールドシリーズで優勝した選手たちが中心のチャイニーズ・タイペイに10対0で5回コールド勝ち。3戦全勝で優勝を決めた。
侍ジャパンU-15代表は初回、今大会待望の初安打となった井坪陽生(八王子リトルシニア)の二塁打などでチャンスを作ると、主将で4番の岡西佑弥(橿原ボーイズ)のショートゴロの間に先制に成功した。
続く2回は無得点となるが、3回は海老根優大(京葉ボーイズ)の右中間を破る二塁打、浅倉大聖(世田谷西リトルシニア)のレフトオーバーの二塁打、それぞれ逆方向への長打のタイムリーでこの回3点を追加した。
さらに4回には、大勝朱恩(浦和リトルシニア)と福原聖矢(安仁屋ヤングスピリッツ)の連打でチャンスを作ると、八谷晟歩(フレッシュ佐賀フィールドナイン)がセーフティーバントによる内野安打を決め、これが相手の悪送球も誘い2点を追加。以降もチャンスは続き、浅倉と酒井優夢(橿原ボーイズ)の連続タイムリー、渡部海(住吉ボーイズ)の内野ゴロの間に走者が還り10点目。
投手陣も田上遼平(世田谷西リトルシニア)、仲宗根大斗(安仁屋ヤングスピリッツ)、西田稀士郎(フレッシュ佐賀フィールドナイン)、井坪、マーガード真偉輝(宜野湾ポニーズ)と1イニングずつ繋ぎ、被安打わずかに計2本。最後は日本の守備力の高さを象徴するようにセカンドゴロ併殺で試合を締め、選手たちは歓喜の輪を作った。
試合後に両チームで健闘を称えあった後は、鹿取義隆監督らスタッフが次々と胴上げされ、最後は主将の岡西が宙を舞った。
岡西は「嬉しいです。投手を中心とした守備から良いリズムを作り、繋がりの良い攻撃ができました」と笑顔で話し「短期間ですが、良いチームワークで戦えました」と仲間たちに感謝した。
歓喜を分かち合う選手・スタッフは、結成4日目とは思えない結束力を感じさせ、弾ける笑顔が印象的だった。
監督・選手コメント
鹿取義隆監督
「みんながそれぞれの役割を果たしてくれるバランスの良いチームでした。(3年ぶりのU-15代表監督)やっぱり楽しいですね。選手たちには侍ジャパンの自覚を持って模範となり、成長してまた侍ジャパンのユニフォームを着て欲しいです」
酒井優夢(橿原ボーイズ)
3試合8打数6安打で最優秀選手受賞
「上手い選手たちばかりなので、まずはレギュラーを取りたいと来たのですが、思った以上に活躍できて嬉しいです。昨日たくさん打てたので、今日は最優秀選手を狙っていました。高校では1年から5季連続で甲子園に出たいです」
浅倉大聖(世田谷西リトルシニア)
長打で2本のタイムリーを放つ
「良い場面で回してくれた仲間に感謝です。起用してもらっていたので結果を残そうと思っていました。自分より高いレベルの選手たちから学ぶことばかりの4日間でした」
マーガード真偉輝(宜野湾ポニーズ)
「嬉しかったです。胴上げ投手になるのは初めてでした。鹿取監督に教えてもらって、左腕の使い方も自分のものにすることができました。同年代で一番レベルの高い仲間と一緒にできた経験を活かして成長し、甲子園で戦いたいです」