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試合レポート

花本穂乃佳の先頭ランニング本塁打を皮切りに31得点で開幕戦を制す

2025年10月26日

 10月26日、「第4回 BFA 女子野球アジアカップ」(10月26日~11月2日まで中国・杭州)が開幕。オープニングラウンド(グループB)初戦でスリランカと対戦した侍ジャパン女子代表は、アジアカップ予選で敗退しながらもパキスタンの辞退で繰り上がり出場となった相手に対して31対0の4回コールドで大勝。4連覇に向けて幸先の良いスタートを切った。

 開幕戦は、1番を任され「先攻の先頭打者だったのでなんとしても塁に出ようと思いました」と試合に臨んだ花本穂乃佳(日本大国際関係学部)のランニング本塁打から打線に火がついた。
 ここから木村睦実(大阪体育大)のタイムリー、小川舞(新潟医療福祉大)の痛烈な当たりが相手右翼手の後逸を誘い小川も生還(記録はランニング本塁打)。さらに山本一花(大阪体育大)のタイムリーなどで打者はあっという間に一巡した。2巡目は小川、金田涼々(平成国際大)、荒川莉子(大阪体育大)、3巡目は花本、畑中ゆりあ(大阪体育大)、日野美羽(日本大国際関係学部)、木村のタイムリーが飛び出すなどで一挙19点を初回から奪った。
 2回は漢人茉彩(福井工業大)、花本、木村、小川、金田 、畑中のタイムリーなどで11点を奪い、得点を30点に乗せた。
 3回と4回は点差を鑑みることや今後も見据え「あまり大振りになっても良くないので」(中島梨紗監督)と、無死や1死での走者二塁2ストライクを想定した状況での進塁打打ちなどを状況によっては指示。得点は真弓心(仙台大)のランニング本塁打の1点のみだったが、進塁打のサインが出る中できっちりセカンドやファーストにゴロを打つ選手もいれば、得意としておらずフライを打ち上げる打者もいるなど、課題も出た。

 投げては柏崎咲和(大阪体育大)がストレートで押していき3回1死まで7者連続三振。その後もショートゴロと空振り三振に抑えて3回無安打無失点で期待に応えると、4回は近藤優羽(尚美学園大)が三者連続三振を奪って試合を締めた。

 オープニングラウンド第2戦は蕭山瓜瀝棒球場で日本時間27日16時からフィリピンと対戦する。

監督・選手コメント

中島梨紗監督

「先頭の花本が良い形で先制点に繋げてくれました。初球から振れることがすごく良いところなので、チームに勢いをつける良い仕事を果たしてくれました。(3回からは)30点を取っていたので、試合が進んでいかないこともありますし、あまり大振りしていても良くないので、シチュエーションを想定して、進塁打でゴロを転がすということを意識させました。フライが上がった選手は意識していてもバットのヘッドが下がっているということだと思うので、時間かけてやれるようになって欲しいですね」

花本穂乃佳(日本大国際関係学部)

「(1番打者として5打数3安打4打点)今日は切り込み隊長を目指してやりました。チームのためにという思いがヒットに繋がりました。反省は右打ちを意識する場面でフライが上がってしまったので、しっかりゴロを打てるようにしていきたいです。食事は合わない部分もありますが、日本食も持ってきたので体調面は万全です。(昨年は代表候補止まりでW杯代表入りを逃し)来年以降も代表で活躍できるようにと思っていますが、まずはチームのためにこの大会でしっかりプレーしていきたいです」

小川舞(新潟医療福祉大)

「(5番打者として6打数4安打5打点)初めての国際大会ですが楽しかったです。初戦なので絶対に勝たないといけないと思い、強い打球を意識して打つことができました。反省としては右方向へのゴロが上手くいかずライナーになってしまったので改善したいです。食事は頑張って食べています。今後厳しい戦いもあると思うので一戦一戦しっかりと戦っていきたいです」

金田涼々(平成国際大)

「(6番打者として5打数4安打1打点)国際大会は初めてで、侍ジャパンのユニホームを着たことへの自覚・責任がより芽生え、良い緊張感の中でプレーができました。打球方向や質の指示があった打席では、できた打席とできなかった打席があったので、チームの方針に沿えるようになっていきたいです。チームに貢献できることを見つけながら一丸となって勝利を積み重ねていきたいです」

第4回 BFA 女子野球アジアカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2025年10月26日~11月2日

オープニングラウンド(グループB)
10月26日(日)10:00 スリランカ 0 - 31 日本
10月27日(月)16:00 日本 - フィリピン
10月28日(火)16:00 韓国 - 日本
10月30日(木)16:00 日本 - インドネシア
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

スーパーラウンド
10月31日~11月1日
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

決勝・3位決定戦
11月2日
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

開催地

中国(杭州)

出場する国と地域

グループA
チャイニーズ・タイペイ、香港、中国、インド、タイ
グループB
日本、韓国、フィリピン、インドネシア、スリランカ

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