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チームレポート

U-23W杯3連覇に向け直前合宿を開始 杉浦正則監督自ら打撃投手を務める

2026年10月31日

 10月31日、「ラグザス presents WBSC U-23野球ワールドカップ2026」(日本時間11月7日から16日までニカラグア・マナグア)に出場する侍ジャパンU-23日本代表の直前合宿が千葉県船橋市のNTT東日本グラウンドで始まった。

 練習を前にグラウンド上で全選手、スタッフが集合しミーティングが行われた。選手として多くの国際大会を経験している杉浦正則監督からは、ボールや芝といった野球の面についてもさることながら、遠い異国で戦う中でグラウンド外で「神経を使う場面がたくさんある」といった助言が伝えられた。

 同監督はまた、選手たちには主体的に行動してもらいたいと語った一方で、通常は異なるチームに所属する選手たちには「線どころか太いロープくらい」の結束した集団になってほしいというメッセージも送った。

 ミーティングの最後には、杉浦監督から山下来球(Honda)をチームのキャプテンに指名した旨が発表された。

 その後、選手たちはウォームアップで体をほぐすと、午後3時15分頃から本格的に練習を開始。野手陣は打撃練習で、投手陣はキャッチボールやブルペンでの投球で状態を確認した。この日、遠方から移動してきたばかりの者も少なくなかったが、選手たちは一様に明るく振る舞いつつ、打撃では快音を響かせ、投手陣は鋭いボールを投げ込んで捕手のミットを力強く鳴らした。

 打撃練習の最中、最初はケージの後ろから打者陣の様子を見ていた杉浦監督がグラウンド内に入り、打撃投手を担う場面もあった。元名右腕の登場はその場を沸かせ、代わる代わるケージに入る打者たちに対して精力的にボールを投じた。

「みんなで一緒に手伝いながらやらなきゃいけないのかなというのがありました。これが社会人の良さ。首脳陣が腕を組んで見ているだけじゃなく、ちゃんとみんなの中に入っていって一緒に戦う姿勢を持つのはすごく大事なことですよね」

 打撃投手として汗を流したことについて杉浦監督は練習後、このように語った。

 U-23日本代表は11月1日に同グラウンドでNTT東日本と、翌2日には川崎市のENEOSとどろきグラウンドでENEOSとの練習試合を行い、引き続き調整を続ける。3日にはU-23ワールドカップ開催地のニカラグアへ向けて出立する。

 23歳以下の若手選手の国際大会である「U-23ワールドカップ」は2016年から2年に1度のペースで開催され、今回で第6回となる。この大会で通算3度の優勝を果たしている日本は、過去2大会で頂点に立っており、今回は3連覇がかかる。

監督・選手コメント

杉浦正則監督

「以前のアドバイザーという役割から監督になって、一番緊張をしているのは僕じゃないかなとは思います。でも、選手たちの顔と彼らの練習を見ているとその緊張はほぐれてきて、元気に明るくやっていきたいなという感じがしました。大会では選手の今、持っているものを、最大限までいかずとも8割以上は出してもらいたいですし、我々としては打順や投手陣の順番などでどう流れを作れるかが責任だと思っています。日本の野球は守りというか、投手が良いとはよく言われていますが、やっぱり打線にも僕はしっかり振ってほしいと思うし、打って得点を取ってほしいなというのは自分の中にあります。守りはしっかりしていると思うので、打ち勝つのとは違うかもしれないですが、しっかり打球速度を上げていきながらやってほしいです」

山下来球(Honda)

「キャプテンを伝えられたのは今日でちょっとびっくりしましたが、(杉浦監督からは)キャプテンだからといって特別なことはせずに、元気と持ち前の明るさを出してほしいと言われたので、その気持ちで先頭に立って思い切りチャレンジしたいです。日本の3連覇はもちろん全員の頭の中にはあると思います。(過去に日本代表だった)先輩たちのおかげでそこに挑戦をさせていただけるのですが、プレッシャーは感じずに、杉浦さんも言っていたのですが、全員で勝つことを考えていきたいです。ニカラグアがどんなところかもわからないんですけど、コミュニケーションを取りながら、誰一人として輪から外れることがないように、僕としても全員で戦うという気持ちを常に持てるような環境づくり、関係づくりをしていきたいなと思っています」

ラグザス presents WBSC U-23野球ワールドカップ2026

大会概要  出場選手

大会期間

2026年11月7日~11月16日

オープニングラウンド(グループB)
11月7日(土)9:30 日本 - イギリス
11月8日(日)9:30 日本 - 韓国
11月9日(月)3:00 キューバ - 日本
11月10日(火)9:30 南アフリカ - 日本
11月11日(水)3:00 日本 - ベネズエラ
※開始時刻は日本時間、ニカラグア(マナグア):時差-15時間

スーパーラウンド
11月13日~11月15日
※開始時刻は日本時間、ニカラグア(マナグア):時差-15時間

3位決定戦・決勝
11月16日
※開始時刻は日本時間、ニカラグア(マナグア):時差-15時間

開催地

ニカラグア(マナグア)

出場する国と地域

グループA
チャイニーズ・タイペイ、プエルトリコ、パナマ、オーストラリア、ニカラグア、チェコ
グループB
日本、韓国、ベネズエラ、キューバ、イギリス、南アフリカ

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