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U-23W杯開幕を前日に控え公式練習を実施 杉浦正則監督も好感触を得る

2026年11月6日

 日本時間11月6日、「ラグザス presents WBSC U-23野球ワールドカップ2026」(日本時間11月7日から16日までニカラグア・マナグア)の開幕を翌日に控えた侍ジャパンU-23代表が、現地で初練習を行った。

 前日にニカラグア入りした侍ジャパンU-23代表は、イギリスが対戦相手となる初戦の会場、エスタディオ・ロベルト・クレメンテで約1時間半、球場の広さや芝生の状態などを確認しつつ練習に取り組んだ。

 同球場で行われるイギリス戦は、日本時間7日の午前9時30分に開始となる。

 じっとしているだけでも汗が吹き出す。北緯10〜15度ほどに位置するニカラグアの気候は熱帯性で、練習時間は午前中に割り当てられたにもかかわらず気温は30度前後。約90%という高い湿度が、気温以上の暑さをもたらした。

 それでも選手たちは、完成からまだ数年で内外野ともに青々とした天然芝が敷き詰められたグラウンドで快活に練習をこなした。打撃練習の際には和田泰征(エイジェック)、三井雄心(Honda)らが投手を務める場面があり、このチームの互助の精神も垣間見えた。

 杉浦正則監督は選考合宿の段階からニカラグアという中米の異国で戦うことについて「想定外のことが結構ある」「精神的にハード」になってくる旨を選手たちに伝えていたというが、この日の練習の様子を見て選手たちが「非常に動けている」と良い感触を得た。

「最悪を想定しながらここに入ってきましたが、環境が非常に良いので選手たちも少し安心して野球に集中できるような雰囲気があると感じます。ホテルも良いですし、食事も食べるものがかなりあるので、そういった意味では選手たちも少しホッとしているんじゃないかと思います」

 1994年にニカラグアで開催された「IBAFワールドカップ」に選手として出場した経験のある杉浦監督は、このように話した。

 練習後には、杉浦監督が在ニカラグア日本国大使館を表敬。同監督は荻野正裕大使より「ニカラグアの人たちからのこの大会への関心は高い。日本の野球を見せてほしいですし、皆さんのサポートをしながら応援をしたい」といった激励の言葉をもらった。

 これを終えると杉浦氏は監督会議の場へ移動し、大会のレギュレーション等について確認を行った。

 U-23ワールドカップは今回で第6回大会となる。予選ラウンドでは参加の12か国が6チームずつに分かれ、総当たりで対戦。上位の3チームずつがスーパーラウンドに進出する。

 過去2大会で優勝を果たしている侍ジャパンはイギリスのほか、キューバ、韓国、南アフリカ、ベネズエラと同じ「グループB」に配されている。

監督・選手コメント

杉浦正則監督

「(予選ラウンドで3試合を行う)球場は非常にきれいで、野球をやりやすい環境だなという感じがしました。少しボールが飛ぶ印象はあります。内野に天然芝が敷かれていることについては、選手たちが守っている雰囲気的にはそんなに違和感なくやれています。ただ少し打球に勢いがないと内野安打が多くなるので、内野手には動きの中で守備をしてほしいなと思います。初戦の相手、イギリスについては、最終予選の試合を少し見ました。しっかりとした野球をやってきているチームで足も使ってくるところもあると思いますが、自分たちの野球ができれば勝利の確率は高くなると思います。相手に流れをやらない、そういう野球ができればいいと思います」

和田泰征(エイジェック)

「時差のために睡眠などで少し影響を感じる部分もあるのですが、体調にあまり変化はありません。どの国にとっても条件は一緒ですし、明日に向けてしっかり良い準備をして臨めればと思っています。長時間の移動もありましたが、新たな環境でやる中で、新鮮な気持ちで今日は練習できたかなと思いますし、同時にやっと始まるなという気持ちにもなってきました。内野が芝というのは初めてですが、自分としてはあまり違いを感じませんでした。国際大会についても初めてとなりますが、海外の選手はパワーがあり日本とはまた違った野球を肌で感じることができるので、不安よりも楽しみな部分があります。僕らとしては3連覇がかかっていますが、挑戦者として臨んだほうがマインド的にもいいと思っています」

櫻内俊太(エイジェック)

「長旅はありましたが体調は思ったよりも問題はなく、食事も睡眠もしっかり取れているので、万全に近い状態です。内野が天然芝のところでプレーすることは今までなかったので、今日の前日練習ではボールの転がり方や、長時間移動で疲れている部分のある投手陣のコンディションの確認をしました。国際大会は初めてとなります。外国の打者はパワーがあり、大胆に振ってくる人が多いと思いますが、リードの仕方を極端に変えることなく投手陣の持ち味を引き出していきたいです」

ラグザス presents WBSC U-23野球ワールドカップ2026

大会概要  出場選手

大会期間

2026年11月7日~11月16日

オープニングラウンド(グループB)
11月7日(土)9:30 日本 - イギリス
11月8日(日)9:30 日本 - 韓国
11月9日(月)3:00 キューバ - 日本
11月10日(火)9:30 南アフリカ - 日本
11月11日(水)3:00 日本 - ベネズエラ
※開始時刻は日本時間、ニカラグア(マナグア):時差-15時間

スーパーラウンド
11月13日~11月15日
※開始時刻は日本時間、ニカラグア(マナグア):時差-15時間

3位決定戦・決勝
11月16日
※開始時刻は日本時間、ニカラグア(マナグア):時差-15時間

開催地

ニカラグア(マナグア)

出場する国と地域

グループA
チャイニーズ・タイペイ、プエルトリコ、パナマ、オーストラリア、ニカラグア、チェコ
グループB
日本、韓国、ベネズエラ、キューバ、イギリス、南アフリカ

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