「甲子園」の熱は「侍ジャパン」へ!世界一をかけたU-18世代の挑戦!
2015年8月22日
第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップが8月28日に開幕。東海大相模の優勝で幕を閉じた第97回全国高等学校野球選手権での熱戦から1週間、深紅の優勝旗をかけて戦ったライバルたちが、今度は「侍ジャパン」の名の下に日の丸を背負い、世界一を目指す戦いに挑む。
8月20日に発表された代表メンバーは計20名。日本一に輝いた150km/h左腕の小笠原慎之介(東海大相模)のほか、走攻守で高いパフォーマンスを発揮した平沢大河(仙台育英)や1年生ながら甲子園で2本のアーチを放って大物ぶりを見せつけた清宮幸太郎(早稲田実業)、日本人離れした驚愕のスピードで旋風を巻き起こしたオコエ瑠偉(関東第一)らが名を連ね、さらに地方大会で敗れた面々からも高橋純平(県立岐阜商業)、森下暢仁(大分商業)などがメンバー入りした。指揮を執るのは前回大会に続いて西谷浩一監督(大阪桐蔭監督)で、仲井宗基コーチ(八戸学院光星監督)、島田達二コーチ(高知監督)も前回大会の経験者。2年前に行われた前回大会は、決勝でアメリカに敗れて準優勝に終わっただけにリベンジに燃えている。
今年で27回目を迎える本大会だが、日本で開催されるのは初のこと。時差や環境の違いに戸惑うことなく、地元の声援を受けられるのは間違いなく大きなアドバンテージになる。さらに開幕直前の26日には、強化試合の締めくくりとして7月に韓国で行われた第28回ユニバーシアード競技大会で史上初の金メダルに輝いた大学日本代表との試合が甲子園で行われる。パワーとスピードで上回る”仮想・強豪国”に対してU-18代表がどのような戦いを見せてくれるのかにも注目だ。
そして28日からは、ブラジル、アメリカ、オーストラリア、チェコ、メキシコの順に5連戦(すべて舞洲BS)を戦い、その後に3連戦のスーパーラウンドを経て、9月6日に甲子園で決勝戦が行われる。前身のAAA世界選手権を含めた過去26大会で、日本は準優勝が3度あるが優勝した経験はなし。初の「世界一」へ。高校球児たちの挑戦が、いよいよ始まる。
侍ジャパンU-18代表 2015
U-18代表 選手一覧
U-18代表 選手紹介
U-18代表 対戦国紹介
第27回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ
- 8月28日(金)18:00 舞洲BS 日本 14 - 0 ブラジル スコア詳細 試合レポート
- 8月29日(土)17:30 舞洲BS 日本 3 - 0 アメリカ スコア詳細 試合レポート
- 8月30日(日)17:30 舞洲BS オーストラリア 1 - 10 日本 スコア詳細 試合レポート
- 8月31日(月)17:30 舞洲BS チェコ 0 - 15 日本 スコア詳細 試合レポート
- 9月1日(火)17:30 舞洲BS 日本 12 - 0 メキシコ スコア詳細 試合レポート
- 9月3日(木)19:20 舞洲BS 日本 5 - 2 カナダ スコア詳細 試合レポート
- 9月4日(金)18:00 甲子園 日本 12 - 0 韓国 スコア詳細 試合レポート
- 9月5日(土)13:00 甲子園 日本 9 - 0 キューバ スコア詳細 試合レポート
- 9月6日(日)18:00 甲子園 日本 1 - 2 アメリカ スコア詳細 試合レポート
壮行試合
開催概要 チケット 放送予定
8月26日(水)18:00 侍ジャパンU-18(高校)代表 2 - 9 侍ジャパン大学代表
阪神甲子園球場