第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップ、1stラウンド・チェコ戦が舞洲ベースボールスタジアムで行われ、投打で圧倒したU-18代表が15対0で7回コールド勝ち。開幕4連勝で1stラウンド1位通過を決めた。
U-18代表は初回、無死1、3塁のチャンスで打席に入った3番・勝俣翔貴(東海大菅生)が、初球を叩いてライトスタンドへ放り込む先制3ラン。「初球から甘いボールだったら行こう、強い打球を打とうと思って振った結果です」というチーム今大会第1号弾で先手を奪うと、さらに杉崎成輝(東海大相模)の2点タイムリーで加点。試合開始早々に打者一巡の猛攻で5点を奪った。
このリードを背に、先発の森下暢仁(大分商)は「1戦目からみんないいピッチングして試合を作っていたんで、自分もしっかり試合を作ろうと思ってマウンドに上がりました」と立ち上がりから危なげないピッチングを続け、7回を3安打12奪三振の好投。無四球と制球も良く、特にチェコの3番、4番に対しては6打数無安打4三振と全く仕事をさせず。3塁を踏ませることなくスコアボードに7つの0を並べた
2回、3回は無得点に終わった打線だったが、4回に勝俣のあわやホームランというタイムリー2塁打などで3点を追加すると、5回には郡司裕也(仙台育英)の2点タイムリーなどで4点。さらに6回、7回にも追加点を奪い、「やっと序盤からつないでつないでの攻撃が出来ました。明日も初回から積極的に点を取っていきたい」と主将の篠原。今大会、初戦のブラジル戦こそ14得点を奪ったが、第2戦のアメリカ戦は5安打3得点、10得点を挙げたオーストラリア戦も8回まではわずか2安打と打線のつながりを欠いていたが、この日は初回から打線が繋がって7回で15安打16得点。4安打3得点の篠原涼(敦賀気比)、3塁打が出ればサイクル安打達成だった4安打5打点の勝俣、3安打2四球と全打席出塁した船曳海(天理)らが打線を引っ張った。
これで4連勝を飾り、仮に残るメキシコ戦に敗れたとしても4勝1敗で並ぶ可能性のあるアメリカとの直接対決で勝利しているために1stラウンド最終戦を前にしてAグループ1位通過が決定。明日9月1日はメキシコ戦。無敗のまま3日からのスーパーラウンドへと駒を進め、初の世界一へ向けて一直線に突き進みたい。
侍ジャパンU-18代表 2015
U-18代表 選手一覧
U-18代表 選手紹介
U-18代表 対戦国紹介
第27回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ
- 8月28日(金)18:00 舞洲BS 日本 14 - 0 ブラジル スコア詳細 試合レポート
- 8月29日(土)17:30 舞洲BS 日本 3 - 0 アメリカ スコア詳細 試合レポート
- 8月30日(日)17:30 舞洲BS オーストラリア 1 - 10 日本 スコア詳細 試合レポート
- 8月31日(月)17:30 舞洲BS チェコ 0 - 15 日本 スコア詳細 試合レポート
- 9月1日(火)17:30 舞洲BS 日本 12 - 0 メキシコ スコア詳細 試合レポート
- 9月3日(木)19:20 舞洲BS 日本 5 - 2 カナダ スコア詳細 試合レポート
- 9月4日(金)18:00 甲子園 日本 12 - 0 韓国 スコア詳細 試合レポート
- 9月5日(土)13:00 甲子園 日本 9 - 0 キューバ スコア詳細 試合レポート
- 9月6日(日)18:00 甲子園 日本 1 - 2 アメリカ スコア詳細 試合レポート
壮行試合
開催概要 チケット 放送予定
8月26日(水)18:00 侍ジャパンU-18(高校)代表 2 - 9 侍ジャパン大学代表
阪神甲子園球場