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試合レポート

秋山恭平の10奪三振など南アフリカを投打で圧倒 オープニングラウンドを2位で突破

2018年8月15日

 8月14日(日本時間15日)、第4回 WBSC U-15ワールドカップのオープニングラウンド最終戦で侍ジャパンU-15代表は南アフリカと対戦した。前日のドミニカ共和国戦の勢いそのままに打線が爆発し、20得点と南アフリカを圧倒。投手陣も今大会初の無失点に抑え、スーパーラウンドへ弾みをつけた。

 初回から打線が猛打をふるう。今大会、ここまで全試合で安打を放っている1番・花田旭(西淀ボーイズ)がライト前への安打で出塁。2番・福原聖矢(安仁屋ヤングスピリッツ)も逆方向への安打でつなぐと、1死後、4番・池田陵真(忠岡ボーイズ)の打球は遊撃手の正面へ。この打球処理を遊撃手がもたつき内野安打となり、三塁走者が生還した。続く5番・小畠一心(オール住之江ヤング)は外角低めの球をうまく引っ張り、左翼線へ2点タイムリー二塁打を放つ。この後、相手のワイルドピッチも絡み、初回に4点を先制した。
 2回も勢いは止まらない。1死後、花田がセンター前に返し出塁すると、前日大活躍の福原がライトの頭上を越える三塁打を放ち、追加点を挙げる。6番・城下拡(串木野ドリームズ)や9番・杉下海生(泉佐野リトルシニア)にもタイムリーが飛び出し、2回までに10対0と南アフリカを大きくリードした。

 この日の先発投手は左腕の秋山恭平(筑後サザンホークス)。小柄ながら、キレのいい直球と内角への変化球をうまく組み立てた投球が持ち味だ。初回は球数こそかさんだが、3アウト全てを空振り三振で打ち取り、上々の立ち上がりを見せる。2回は投球テンポも良くなり、内角低めの変化球を武器に三者連続三振。3回は四球と振り逃げで2死一、三塁とピンチを招くが、3番・エスクリートも外角への変化球で見逃し三振を奪う。秋山は3回を投げて10奪三振という珍しい記録を打ち立て、相手打線を完璧に抑え込んだ。

 打線は3回以降も攻撃の手をゆるめない。3回には守備で途中出場の藤森粋七丞(青森山田リトルシニア)がタイムリーを放つなど6点を追加。4回はこちらも鈴木唯斗(SASUKE名古屋ヤング)がライトへ2点本塁打を放つなど、計20点を挙げた。

 4回以降、秋山からマウンドを受け継いだのは右腕・清田蒼陽(新城ボーイズ)。5回、1死後、9番・ハットンにこの日初安打を許すが、後続をいずれも三振に打ち取る。ここで規定により5回コールドとなり、20対0と大勝。オープニングラウンドを4勝1敗のグループB2位で、スーパーラウンド進出を決めた。次戦はグループAの3位と対戦する。

監督・選手コメント

清水隆行監督

「打線は良い形で安打も出ているし、走塁面でも良い部分は出ています。ただ、まだ粗い部分もあるので、そこは今後修正していきたいです。投手陣はそれぞれの登板機会の中で良い役割を果たしてくれました。四死球が多いのは課題で改善していかないといけません」

秋山恭平投手(筑後サザンホークス)

「キューバ戦では自分の役割ができなかったので、今日は役割を果たそうと思ってマウンドに上がりました。あまり三振は意識していなかったのですが、ストライクゾーンで勝負したので、結果的に全部三振になって良かったです。今日はボールがキレていました。スーパーラウンドには強いチームが集まるので、負けないような自分の投球をして世界一になりたいです」

鈴木唯斗投手(SASUKE名古屋ヤング)

「昨日(投手として先発)はチームに助けてもらったので、今回は自分のバットでチームを助けようと思いました。しっかりスイングできて良かったです。力を抜いてセンター方向に打とうと意識していました。キューバに負けているので、決勝でキューバと再び戦うまでは絶対に負けられません」

第4回 WBSC U-15 ワールドカップ

大会概要

大会期間

2018年8月10日~8月19日

オープニングラウンド

8月11日(土)0:00 日本 4 - 2 オーストラリア
8月12日(日)0:00 オランダ 1 - 11 日本
8月13日(月)8:00 日本 7 - 9 キューバ
8月14日(火)8:00 ドミニカ共和国 7 - 13 日本
8月15日(水)8:00 日本 20 - 0 南アフリカ
※開始時刻は日本時間(パナマ:時差-14時間)

スーパーラウンド

8月17日(金)0:00 日本 5 - 2 チャイニーズ・タイペイ
8月18日(土)8:00 パナマ 7 - 3 日本
8月19日(日)4:00 アメリカ 8 - 2 日本
※開始時刻は日本時間(パナマ:時差-14時間)

3位決定戦

2018年8月21日(月)3:00 日本 3 - 6 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(パナマ:時差-14時間)

開催地

パナマ

出場する国と地域

グループA
パナマ、アメリカ、チャイニーズ・タイペイ、ブラジル、ドイツ、中国

グループB
日本、キューバ、オーストラリア、オランダ、ドミニカ共和国、南アフリカ

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