新型コロナウイルスの影響で、第9回 WBSC 女子野球ワールドカップが延期となっていましたが、WBSCは2021年3月1日から9日、メキシコ・ティフアナにて大会の日程を組み直し、再度発表しました。
新型コロナウイルスが未だ終息しておらず不透明な部分はありますが、侍ジャパン女子代表は継続的にチームを強化し、準備をすすめる方針を決定しました。
また、この度、侍ジャパン女子代表監督およびコーチングスタッフを以下の通り発表いたします。
監督
中島 梨紗(なかしま りさ)
1986年12月生まれ 福岡県大牟田市出身
神村学園→桜美林大学 オーストラリアへの野球留学、現地で指導も経験。
2006年~2014年まで、女子野球W杯5回すべてに日本代表として出場、チームの中心的存在として活躍。
2016年第7回W杯は、日本代表コーチとして従事し、2018年第8回W杯は、オーストラリア代表のピッチングコーチとして参加。
2013年に女子プロ野球埼玉アストライアに入団、2015年に引退し、2016年指導者となり翌年に埼玉アストライアの監督に就任し、就任1年目でチームをリーグ優勝に導いた。
代表経験、国際力および語学力、アマチュア、プロと女子野球を知り尽くしており、選手からの人望が厚く、高い指導力にも定評がある。
コーチ
木戸 克彦(きど かつひこ)
1961年2月生まれ 大阪府堺市出身
PL学園→法政大学→阪神タイガース→現球団職員
法政大学では3度のリーグ優勝、大学日本代表にも選出され、阪神タイガースでも捕手として日本一を経験。
2018年の第8回女子野球W杯においても、日本代表のヘッドコーチとしてチームの勝利に貢献。
福留 宏紀 (ふくとめ ひろき)
1975年5月生まれ 愛知県名古屋市出身
享栄高校→オリックス・バファローズ
2017年に埼玉アストライアのコーチに就任、中島監督の元、チームを優勝に導く。
今回、中島監督からの依頼で代表コーチに就任した。
なおチーム団長は横井 光治(よこい みつはる)大阪体育大学女子硬式野球部監督が務める。
監督・コーチからの意気込み
中島梨紗監督
女子野球日本代表という特別な場所で指揮を執り、チームを率いる立場として私を選んでいただいたことをとても光栄に思いますし、感謝の気持ちしかありません。
たくさんの指導者、諸先輩の方々、チームスタッフの皆様が築き上げてきてくださった女子野球の伝統を守り、また新しい文化も創り上げていかなければならないと、身が引き締まる思いです。
日本中の皆様に応援していただけるような素敵なチームにしていきたいと思っております。
まだまだ新型コロナウイルス感染症が懸念されている現状ではありますが、出来る限りの準備をし、7連覇へ向かって進んでいきたいと思います。
木戸克彦コーチ
2018年に続き2020年は中島監督のお手伝いとしてお声をかけて頂きました。6連覇中の侍ジャパン女子代表として、ふさわしいチームつくりのサポートをさせていただきます。
福留宏紀コーチ
3年ぶりに中島監督とタッグを組めること、そしてそれが女子野球日本代表チームであることに感謝しております。大先輩の木戸ヘッドコーチと共に、最高のチームづくりに尽力し、多くの方々に女子野球の素晴らしさをしっていただけるようがんばります。
今後のスケジュール
選考合宿
12月18日(金)集合、19日(土)、20日(日)合宿 関東圏で実施
直前合宿
2月で調整中