U-23ワールドカップが開幕 プエルトリコとの初戦は序盤の失点が響き敗戦 | U-23 | 試合レポート | 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

メニュー

日本語 English

試合レポート

U-23ワールドカップが開幕 プエルトリコとの初戦は序盤の失点が響き敗戦

2024年9月6日

 9月6日、「第5回 WBSC U-23ワールドカップ」(15日まで中国・紹興市)に出場する侍ジャパンU-23代表の初戦が紹興野球ソフトボールスポーツ文化センターで行われ、プエルトリコに1対6で敗戦となった。

 前回王者の侍ジャパンU-23代表は初回に3失点を喫するなどプエルトリコに主導権を握られ、攻撃では2度、満塁の場面を作りながら計3安打に終わり、黒星発進となった。

 1回表、侍ジャパンU-23代表の先発マウンドに上がった谷脇弘起(日本生命)はいきなり先頭打者に単打を与え、3番打者にも二塁打を許すと、後続に3本の適時打を打たれ、3対0と先制された。
 制球に苦しみストライクとボールがはっきりしていた谷脇は、3回表にも適時打となる二塁打を喫し、4対0とリードを広げられた。
 反撃を開始したい打線は、四死球を計7つ記録するなど出塁はするものの、プエルトリコの先発左腕の投球を打ちあぐね、得点ができない。同左腕の降板後もリリーフ陣を攻略できなかった。

 4回裏は3つの四球で二死満塁の好機を得るも、9番の浦和博(パナソニック)は低めに沈む変化球をバットに当てられず、空振り三振で無得点に終わる。6回にも二死から満塁とするも、ここでも得点板に点数を刻むことはできなかった。

 4イニングを投げた谷脇は4失点してしまったものの、7奪三振を記録するなど初回以外は傷口を最小限にとどめたとも言える内容だった。また、投手陣は谷脇の後を継いだ西村王雅(東芝)、松田航瑠(日本製鉄室蘭シャークス)が二塁を踏ませない完璧な投球を見せた。
 しかし、7回表に登板した林田夢大(西部ガス)が先頭打者に二塁打を打たれ、そこから2本の適時打を許し、プエルトリコに2点の追加点を与えてしまった。

 侍ジャパンU-23代表は7回裏、二死から村上裕一郎(ENEOS)が左翼フェンス超えのソロ本塁打を放ち、なんとか完封負けを免れた。  快音がなかなか聞こえない中で、今里凌(日本製鉄鹿島)が四死球で3度、西村進之介(ヤマハ)が2度、出塁した。

 大会開幕となったこの日は19時から開会式が行われ、試合を控える日本からは10選手が参加した。開催地の紹興市は鹿児島県種子島とほぼ同じ緯度に位置し、日本対プエルトリコの試合が始まった19時の時点でも気温は30度を超え、湿度も高く蒸し暑い中での戦いとなった。

 オープニングラウンド第2戦は日本時間7日15時半より、地元中国と対戦する。

監督・選手コメント

川口朋保監督

「プエルトリコは非常に打線が振れていました。先発の谷脇は、ボールの勢いは良かったのですが、やはり直球を狙い打ちされて。初回の3点が最後まで響いたかなと思います。初戦はこういう形で残念ながら負けてしまいましたが、まだ終わったわけじゃないですし、始まったばかり。これから8連勝をしっかりとチーム全員で勝ち取っていきたいと思っています。(打線が3安打)やはり緊張感が当然野手にもあったと思います。今日戦った上で経験したことを明日、生かせるように繋いでいってほしいなと思います」

谷脇弘起(日本生命)

「初戦の先発ということで7回を完投して、しっかりチームに流れをもっていきたかったですが、初回からいきなりつかまりリードされたまま終盤に行く形となってしまいました。(次回登板へ向けて)インコースのまっすぐ、あとはカーブが有効的で、インコースの力の勝負では勝ったと思っています。スライダーを外で勝負してしまったところがあったので、次はインコースで勝負していきたいです」

野口泰司(NTT東日本)

「状態的には全然悪くない中で臨んだのですが、相手投手が上だったというよりは、チームとしてやることができなかったかなと感じました。実力的にも日本のほうが勝っていると思いますし、次の試合へ向けて反省ができたのかなと思います。初戦の入りの難しさというのを改めて感じましたが、ここでは終われないと全員が多分、思っているので。そういうところが出てくるともっとチームとして強くなるのではないかと思います」

村上裕一郎(ENEOS)

「合宿まではあまり納得のいく打撃ができていなかったのですが、中国に来てから少しずつ調子が上がってきたかなという感じです。(次戦は地元中国との対戦)観客は結構多いかもしれないですが、相手の観客の声援に負けないように自分たちの力をしっかり出して、絶対に次は勝ちたいと思います」

第5回 WBSC U-23ワールドカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2024年9月6日~9月15日

オープニングラウンド(グループA)
2024年9月6日(金)20:00 日本 1 - 6 プエルトリコ
2024年9月7日(土)15:30 日本 2 - 0 中国
2024年9月8日(日)20:00 オーストラリア 1 - 4 日本
2024年9月9日(月)20:00 日本 7 - 1 コロンビア
2024年9月10日(火)20:00 イギリス 1 - 4 日本
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

スーパーラウンド
9月12日(木)20:00 日本 5 - 1 ベネズエラ
9月13日(金)15:30 ニカラグア 1 - 9 日本
9月14日(土)20:00 日本 2 - 1 韓国

決勝
9月15日(日)10:00 プエルトリコ 0 - 5 日本

開催地

中国(紹興市)

出場する国と地域

グループA
日本、オーストラリア、プエルトリコ、コロンビア、イギリス、中国
グループB
韓国、チャイニーズ・タイペイ、ベネズエラ、オランダ、ニカラグア、南アフリカ

ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ チケット先行販売開始
ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12

PARTNERS

DIAMOND PARTNERS

  • 日本通運
  • MUFG

OFFICIAL TITLE PARTNER

  • ラグザス株式会社

OFFICIAL PARTNERS

  • JTB
  • KONAMI
  • 興和株式会社
  • 花王 SUCCESS
  • JAPAN AIRLINES
  • コカ・コーラ

SUPPORTING PARTNERS

  • LAWSONticket
  • UNIQLO
  • mizuno