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チームレポート

小島大河の3安打や小田康一郎の同点弾で大学代表がヤクルト二軍と引き分け

2025年7月4日

 7月4日、「第45回 日米大学野球選手権大会」(7月8日から13日まで北海道、新潟、東京で5試合開催)に出場する侍ジャパン大学代表の直前合宿の5日目が行われた。
 この日は大会前最後の実戦として、12時半から明治神宮野球場で東京ヤクルトスワローズ二軍との練習試合が行われた。

 三菱重工Eastに13対2、横浜DeNAベイスターズ二軍に6対5と連勝を収めて迎えた3連戦最後の試合は、序盤に劣勢を強いられた。

 先発の有馬伽久(立命館大)が2安打を打たれピンチを招くと、ヤクルト期待の2年目・西村瑠伊斗にバックスクリーンへ飛び込む3ラン本塁打で先制を許した。さらに5回にも櫻井頼之介(東北福祉大)が西村に逆方向のレフトスタンドに飛び込むソロ本塁打を浴び、0対4で5回を終えた。
 それでも6回から反撃に出る。ヤクルト4番手の西濱勇星から松下歩叶(法政大)の四球と榊原七斗(明治大)のライト前安打でチャンスを作ると相手投手の暴投で1点を返す。さらに立石正広(創価大)が強烈な当たりで三遊間を抜いてチャンスを拡大させると、この日ここまで2安打の小島大河(明治大)が右中間を破る三塁打を放って1点差に迫った。

 さらに8回、6番手の佐藤琢磨から榊原の四球で出塁すると、小田康一郎(青山学院大)が甘く入った球を見逃さず。打球はライトスタンドに飛び込む同点弾となった。
 9回は2イニング目となった4番手の齊藤汰直(亜細亜大)が圧巻の三者連続三振。選考合宿では本調子とは言えない内容だったが、大会直前にしっかりとピークを合わせてきた。その裏は、大塚瑠晏(東海大)の二塁打や代打・山形球道(立教大)の安打でチャンスを作りながらも、松下と榊原が凡退。勝利こそならなかったが、練習試合3連戦を2勝1分けの無敗で終えた。

 試合後には出場記者会見が行われ、堀井哲也監督、主将の松下、チームの軸として期待される立石、伊藤樹(早稲田大)、中西聖輝(青山学院大)が出席した。
 直前合宿について、堀井監督は「チームのだいたいの骨格やイメージができてきました」、立石は「自分の調整も、結束を高めることもでき、充実の時間になりました」と振り返った。また、伊藤は「自分の役割はゼロで抑えることなので、これまでやってきたことを出せるように準備したいです」、中西は「素晴らしい投手がたくさん揃っているので全力で投げたいです」と抱負を語った。

 この後チームは5日に、第1戦と第2戦が行われる北海道へ移動。現地で2日間の練習と開幕前日の公式練習を経て、8日の第1戦(18時からエスコンフィールド HOKKAIDO)に臨む。

監督・選手コメント

堀井哲也監督

「失点は本塁打2本で余計なものはなかったですし、松下主将をはじめ選手たちがしっかり集中力を持って戦ってくれました。(3試合負け無し)投手中心に守備面がしっかりしていて手応えは得ていますが、まだもったいない失点があるので、ちょっとした意識の部分を詰めていきたいです」

小島大河(明治大)

「大学の投手にはない球のキレを感じましたが、最短距離でバットを出すことやインパクトの時にどれだけ力を入れられるかを意識しました。まだ自分の思っている打球と実際の打球に違いがあります。(2年連続の代表選出で)去年いろんな海外の投手や打者と戦い、日本ではできない経験をさせてもらったので活かしていきたいです。(アメリカの投手陣に対しては)速い球も苦ではないので、どんな相手でも自分の打撃をしていきたいです」

齊藤汰直(亜細亜大)

「相手を意識せず自分の球を投げようと思った結果、良い投球ができました。選考合宿で良いアピールができなかったので、なんとかチームの力になりたいと思いました。森本吉謙コーチと捕手とフォームの感覚を直してきました。足を上げてからの並進運動の間でよりボールを長く持つイメージで取り組みました。日米大学野球でも、いつも通りの投球をしていきたいです」

第45回 日米大学野球選手権大会

大会概要出場選手チケット(外部サイト)

大会期間

2025年7月8日~7月13日

試合日程
7月8日(火)18:00 日本 - アメリカ
7月9日(水)18:00 アメリカ - 日本
7月11日(金)17:00 日本 - アメリカ
7月12日(土)12:00 アメリカ - 日本
7月13日(日)17:00 日本 - アメリカ

開催球場

エスコンフィールドHOKKAIDO
HARD OFF ECO スタジアム新潟
明治神宮野球場

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