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世界野球WBSCプレミア12特集 「侍ジャパンを迎え撃つ強者たち~韓国」

2015年10月16日

 13名の投手陣は先発が5名。中継ぎから先発に転向し、投球回数を上回る奪三振をマークしてサムスンの優勝に貢献した車雨燦(サムスン)、メジャー・リーグへの移籍は不調に終わったが、14勝でSKのエースに君臨する金廣鉉、30歳のベテラン・張元準(トゥサン)はサウスポー。キレ味抜群のボールで3年連続2ケタ勝利の禹奎珉(LG)、一軍定着とともに10勝を挙げ、新興球団NCの2位躍進に貢献した22歳の李テヤンは右サイドハンドだ。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に3回出場しているベテランのサブマリン・鄭大炫(ロッテ)は、どんな場面でも任せられる安定感がある。また、今季は千葉ロッテで活躍したイ・デウン(李帶溵)もユーティリティな起用になりそうだ。

 リリーフにも今季61試合に登板した沈昌珉(サムスン)、ネクセンの若きパワーピッチャー・曺尚佑、今季から一軍に加盟したKtのルーキーで、イキのいい投球で防御率1.88を叩き出した大型右腕・趙茂根と好投手が揃う。ストッパーは、リーグ2位の31セーブをマークした林昶暋(NC)、あるいは左腕の鄭ウラム(SK)や李賢承(トゥサン)がワンポイント・リリーフと兼任するだろう。北京五輪の金メダリストで韓国を代表する司令塔の姜珉鎬(ロッテ)と、打率.326、20本塁打と打撃面でも大きく飛躍した梁義智(トゥサン)がリードする。

 内野手は各ポジション2名ずつ。一塁手は2年連続50本塁打以上の朴炳鎬(ネクセン)と李大浩(福岡ソフトバンク)で、李大浩は指名打者での起用か。二塁手は左打ちの呉載元(トゥサン)と右打者の鄭根宇(ハンファ)。三塁手の朴錫珉(サムスン)と黄載鈞(ロッテ)は、ともに26本塁打をマークしたパンチ力も備えている。韓国を代表するスラッガー・姜正浩がピッツバーグ・パイレーツへ移籍した遊撃手は、どちらも右打ちの金宰鎬(トゥサン)と金相竪(サムスン)。打線では脇役だが、粘り強い打撃には注意したい。そして、外野手には好・強打者が並ぶ。代表でも中心選手として実績を残す李容圭(ハンファ)、巧みなバットコントロールで2010年から打率3割をクリアしている孫兒葉(ロッテ)はチャンスメーカーで、打率.326、28本塁打135打点の羅成範(NC)と打率.326、28本塁打121打点の金賢洙(トゥサン)はポイントゲッター。4人とも左打者ゆえ、ミート技術に長けた右打ちの閔炳憲(トゥサン)もスタメン出場の機会は多いだろう。俊足の李容圭や羅成範が出塁すれば、機動力も駆使してくるはずだ。 2000年代前半は200~300万人だった観客数が、2012年には750万人まで伸び、10球団に増えた韓国プロ野球。そのスター選手たちは、日本の野球に敬意を払いつつ、世界の舞台で撃破しようと闘志を掻き立てている。

 WBCを戦い、韓国でコーチ経験もある高代延博コーチ(阪神)は「選手層ではまだ日本が厚いけれど、代表入りするトップクラスの二十数名を比べれば韓国と日本はほぼ互角」と見る。ただ、韓国での指導経験を持つ日本人投手コーチは、韓国の打者についてこう口を揃える。
「右打者の胸元へ見せ球を投げ込み、変化球を外角に落とせば意外に脆い。加えて、同じ配球で2打席、3打席と打ち取られる傾向もある」
 そうした攻め方のできるサウスポー、右腕ならば制球力に優れた先発投手なら、札幌ドームでの開幕戦で強力打線を沈黙させられるかもしれない。

世界野球WBSCプレミア12 開幕戦

日程試合開始球場カード放送チケット
11月8日
(日)
19:00札幌ドーム日本vs.韓国テレビ朝日系列発売中
世界野球WBSCプレミア12特集 侍ジャパンを迎え撃つ強者たち

※カッコ内の順位はWBSC世界野球ランキング

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日程 球場 カード 戦評 チケット TV放送
11/05(木)19:00福岡ヤフオク!ドームプエルトリコ 3 - 8 日本レポート購入方法テレビ朝日系列
11/06(金)19:00福岡ヤフオク!ドーム日本 - プエルトリコ購入方法TBS系列

世界野球WBSCプレミア12

日程 球場 カード 戦評 チケット TV放送
11/08(日)19:00札幌ドーム日本 - 韓国購入方法テレビ朝日系列
11/11(水)19:00天母(台湾)日本 - メキシコテレビ朝日系列
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