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世界野球WBSCプレミア12特集 「侍ジャパンを迎え撃つ強者たち~ベネズエラ」

2015年10月30日

 シカゴ・ホワイトソックスの遊撃手として活躍し、1984年に南米出身者初の野球殿堂入りを果たしたルイス・アパリシオをはじめ、1970年代に「ビッグレッドマシン」と呼ばれたシンシナティ・レッズの遊撃手で、背番号 13を中南米出身の内野手にとって憧れの番号にしたデーブ・コンセプシオン、 今季ミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)に破られるまで、ベネズエラ出身選手最多となる通算399本塁打をマークしたアンドレス・ガララーガ。日本でプレーした選手でも、ボビー・マルカーノ(元・阪急など)、アレックス・カブレラ(元・西武など)、ヤクルトを振り出しに活躍したロベルト・ペタジーニとアレックス・ラミレス。日米でスター選手を数多く輩出しているベネズエラは、日本のファンにとっても野球大国と言っていい。だが、国際大会の栄光からは長く遠ざかっている。

 キューバ人によって伝えられたと言われるベネズエラの野球は、1940年代に世界選手権大会で3回優勝するなど、キューバと双璧の実力を誇った。しかし、世界野球連盟の分裂などを機に国際大会への参加に消極的になり、一方で若い才能をメジャー・リーグ(MLB)へ送り込み、1997年にサマー・リーグを設立するなど、プロ選手の育成に力を入れてきた。国際大会にプロ選手の参加が容認された1997年以降は、世界の舞台にも度々顔を見せており、2009年の第2回ワールド・ベースボール・クラシックでは準決勝進出を果たす。
 ただ、目立つ戦績はこれくらいで、今年7月に開催されたパン・アメリカン競技大会も、昨年の予選に敗退して出場していない。国際大会における日本との対戦も過去43年間で5回しかなく、日本の5戦全勝。それでも世界ランキングで10位に食い込むのは、21歳以下の世代別や女子が国際大会に積極的に参加して好成績を収めているからだ。

 ニューヨーク・ヤンキースで世界一を経験し、引退後はコーチも務めたルイス・ソーホーが3度のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に続いて監督に指名され、7月には39名の予備ロースターが発表される。これは、MLBが40人枠に入る選手の派遣を見送ることまで想定されていたが、10月に開幕したウインター・リーグで実績を残したい選手の辞退もあり、編成可能なベストメンバーにはならなかった。それでも、ソーホー監督は「スターはいないが、才能ある選手が揃っている。いい戦いを実践して、2017年のWBCにつなげたい」と意気込みを語った。

 投打の中心は、やはりメジャー経験者になる。イチローが移籍した2001年に18勝を挙げるなど、シアトル・マリナーズのエースとして活躍し、MLB通算156勝の右腕フレディ・ガルシアが投手陣の軸になる。39歳になる今季はメキシカン・リーグでも4勝止まりだが、熟練の投球術で試合は作れるだろう。2011年には韓国・トゥサンでもプレーしたフェルナンド・ニーベは、メキシカン・リーグのカンペチで実績を残したリリーフで起用されるか。MLB通算13勝のフェリペ・パウリーノ、2010年にロサンゼルス・ドジャースで3勝したカルロス・モナステリオスらも加わって最少失点に抑えたい。イタリア・リーグでプレーした経験もある31歳の左腕ヘスス・イェペスにも注目したい。

 野手では、今季ニューヨーク・ヤンキースで20試合に起用されたグレゴリオ・ペティット、イタリア・リミニの優勝に貢献したスイッチヒッターのレイナー・オルメドが二遊間を組み、攻守にキーマンとなる。攻撃で核を担うのは、MLB通算132本塁打のホアン・リベラ、オリックスで12本塁打をマークしたフランシスコ・カラバイヨだろう。戦力的には準々決勝進出が目標になるため、グループB第1戦のメキシコからは何とか白星を挙げたい。第5戦で対戦する日本は、サブマリンの牧田和久(埼玉西武)で打線のリズムを狂わせるのも面白い。

世界野球WBSCプレミア12特集 侍ジャパンを迎え撃つ強者たち

※カッコ内の順位はWBSC世界野球ランキング

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世界野球WBSCプレミア12

日程 球場 カード 戦評 チケット TV放送
11/08(日)19:00札幌ドーム日本 - 韓国購入方法テレビ朝日系列
11/11(水)19:00天母(台湾)日本 - メキシコテレビ朝日系列
11/12(木)19:00桃園(台湾)ドミニカ - 日本TBS系列
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11/15(日)19:00桃園(台湾)日本 - ベネズエラTBS系列
11/16(月)19:00未定(台湾)準々決勝TBS系列
11/19(木)19:00東京ドーム準決勝購入方法TBS系列
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