野球選手として、どんな目標を持っていますか?目標を叶えるために、実は食事や栄養が重要な役割を担っているのです。
カラダは食べたものから作られる
厳しい練習をこなし、試合で力を発揮するためには、それに耐えうる丈夫なカラダが必要となります。ケガをしないよう、正しいフォームや正しい知識を持ってプレーを行うことはもちろんですが、それと同様に、食事に気をつけるということも、大変重要なことです。
なぜなら、カラダは私たちの食べたものから作られているからです。日々のトレーニングで消耗したエネルギーや、壊れたカラダの組織を補うには、その材料となる栄養素を毎日の食事から摂る必要があります。野球選手にとって食事とは、日々のトレーニングと同等に、大切なものなのです。
食事がもたらすうれしいこと
正しい食事を摂っていると、目標を叶えるためにプラスに働く効果がたくさんあります。
①集中力が高まる
②試合で最大限の実力を発揮できる
③運動能力が向上する
④カゼやケガを予防する
などです。
目標を叶えるために課題をみつけよう
「なかなかカラダが大きくならない」、「どうしてもケガ・故障を繰り返してしまう」、など、野球をしている中で課題を抱えている選手も少なくないことでしょう。そういった課題に、食事が関係している可能性があります。
例えば、カラダが大きくならないのは、日々摂取している栄養が、1日のトレーニングで消費される栄養よりも不足しているからかもしれません。食事を正しく摂ることで、課題解決につながる確率も上がります。
他にも、「もっとパワーをつけたい」「持久力を高めたい」といった目的に対しても、どのようなものを、どのくらい食べるといいのかなど、正しい食事の知識を身につけることが、答えを見つける近道になりえます。これから、より活躍できる選手になるためにも、食事・栄養の正しい知識と、食習慣を身につけましょう。
侍ジャパン栄養担当
大前 恵、青山 晴子(株式会社 明治)