7月6日、「ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ(WCBC)」(7月11日から15日/台湾・台中市)に出場する侍ジャパン大学代表直前合宿の5日目が神奈川県平塚市のバッティングパレス相石スタジアムひらつかを中心に行われた。

都市対抗予選屈指の激戦区である西関東地区で第一代表となった強豪・東芝との練習試合が行われた。
まず、先発の渡辺和大(慶應義塾大)が3回1安打無四球5奪三振と順調な仕上がり具合を遺憾なく発揮した。「立ち上がりに球が抜け気味だったのですが、徐々に制球良く投げることができました」と振り返るように、最後のイニングとなった3回は連続三振で締めた。これには鈴木英之監督も「非常に良いピッチングをしてくれて、ひと安心です」とホッとした様子。
すでにWCBC第2戦の韓国戦(日本時間7月12日13時半試合開始予定)の先発を言い渡されており「任されているからには、悪かったでは済まない。自分のベストが出せるように、無失点を目指しながら試合を作っていきたいです」と自覚十分。一方で反省も口にし「追い込んでから、スライダーを決めきれなかったり、明らかなボール球があったりしたので、投げるなら意味のあるボール球を投げたいです」と、さらなる高みを目指している。
7回と8回は大城海翔(仙台大)と角田楓斗(富士大)が3人でピシャリ。特に大城は三者連続三振を奪い、鈴木監督は「株が急上昇中ですね。しなやかな腕の振りなのですが、球が来るし強い」と絶賛。大会に向けて、大いに期待を抱かせる内容となった。
野手陣は9安打を放ったが、得点は中山優月(大阪商業大)と林純司(慶應義塾大)のソロ本塁打2点のみで、守備では4失策(うち投手の牽制悪送球1つ)。多くの選手を起用したこともあったが課題は残った。
それでも、鈴木監督は二塁手で先発起用した鈴木湧陽(中京大)の名を挙げ「守備と足は素晴らしかったですね」と、警戒された中での盗塁や俊足を活かした広い守備範囲を高く評価した。

試合は2対4で敗れ、タイブレーク練習も0対1でサヨナラ負けを喫したが、収穫と課題双方を本番に生かしていくことが重要になっていく。
直前合宿も残すところ1日。7日は午前中のみの練習で合宿を打ち上げ、8日に台湾へ向かう予定となっている。
選手コメント
角田楓斗(富士大)
「良い状態できていると思います。中継ぎ起用は言われていたので、準備もしっかりできています。試合の展開を見ながらの準備になりますが、少ない球数で肩を作れました。自分の力がどれだけ通用するか楽しみですし、良い結果を出したいです」
鈴木湧陽(中京大)
「足を活かした守備や走塁ができました。(盗塁は)アピールするならココだ!と思ったので、絶対に走ろうと決めました。戻れるリード幅など技術的なところを覚えれば盗塁はできていきます。スタメンでも途中からでも試合の流れを変えられる選手になりたいです」
























