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大学代表が紅白戦を実施し左の強打者や本格派右腕らが持ち味を存分に発揮

2021年12月4日

 12月4日、第30回 ハーレムベースボールウィーク(2022年7月にオランダで開幕予定)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」大学代表候補選手の強化合宿2日目が愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで行われた(※一般入場不可)。
 この日は午前と午後合わせて13イニングの紅白戦が行われ、様々な選手たちが持ち味を大いにアピールした。大久保哲也監督は「野手に元気がありましたね」と振り返ったように、打者の力強いスイングと打球が目立った。

 大久保監督はその中でも印象に残った選手として、3安打を記録した左打者の蛭間拓哉(早稲田大)、澤井廉(中京大)、右打者で2安打を記録した山田健太(立教大)、齊藤大輝(法政大)、森下翔太(中央大)の名を挙げた。その上で「点を取るスポーツですから守るだけでは勝てない。攻撃力をつけていかないと国際大会は勝てませんから、彼らには期待しています」と、攻撃の重要性をあらためて語った。
 さらに捕手陣も、蓑尾海斗(明治大)、野口泰司(名城大)、石伊雄太(近畿大工学部)が2安打を放ち、守備だけでなく打撃でも存在感を見せた。

 2イニングずつの登板が与えられた投手の中では、金村尚真(富士大)、赤塚健利(中京学院大)、松本凌人(名城大)の3投手が打者6人に対して1人の出塁も許さない投球を見せた。
 金村は今春に7勝0敗の成績を挙げるなど北東北大学リーグの個人タイトルを3年間で数多く受賞してきた本格派右腕。この日も140キロ台中盤から後半の速球を次々投げ込み、大久保監督は「ストレートの球速の安定感と、キレや伸びが印象に残りました」と高く評価した。
 中京学院大中京高時代から注目されていた身長195センチ右腕の赤塚についても、大久保監督は「角度があってタイミングをズラすことができていました。コントロールも良かったです」と高評価。日本人離れした体格を十分に活かすことができており、最速146キロの力強いストレートだけでなく、カーブやツーシームで緩急をつけた投球も見せて大学2年間での成長を見せつけた。
 サイドスローからこの日最速145キロを投じた松本も、赤塚と同じくまだ2年生。初見でより打ちにくい変則投手は国際大会で大きな武器になるだけに、今後の活躍がさらに期待できそうだ。

 天候にも恵まれ、各選手たちがしのぎを削るこの強化合宿は12月5日が最終日。午前中に6イニングの紅白戦を行い、この日は野手のみの出場だった矢澤宏太(日本体育大)ら6投手が登板する予定となっている。

選手コメント

蛭間拓哉(早稲田大)

「(3安打について)久々の実戦でしたが、力が入ることなく、崩されながらも対応できて良かったです。センター前に打球を打つことを意識して大振りせずに打つことができました。レベルの高い選手たちから様々なことを吸収し、自分のやるべきことをやっていきたいと思っております」

山田健太(立教大)

「今日は欲を出さず、今自分ができることをやろうと試合に臨んだことが良い結果に繋がりました。レベルの高い選手がたくさんいる中で野球をやらせていただき良い刺激になっています。自分の結果というよりも、いろんな選手の考えを聞きたいと思っています」

赤塚健利(中京学院大)

「自分の持ち味であるストレートを全力で出しきろうと思って投げました。楽しみながら投げることができました。(大学での成長は)高校では短いイニングを投げていましたが、大学に入って先発完投を目指す中で、変化球でカウントを取れるようになりました」

松本凌人(名城大)

「リーグ戦からコントロールを重視してきたので、ここでも良い結果に繋がりました。各投手の試合前の準備やルーティンはとても勉強になっています。今年は春のリーグ優勝からここまで来ることができて充実した1年になりました」

森下翔太(中央大)

「(2安打について)1打席目に三振をしましたが、すぐに気持ちを切り替えることができました。投手が各打席代わる中でタイミングを合わせることができて上手く打つことができました。大学代表を1年生の時に経験させてもらい、その中で分かることが多かったので、高いレベルの中でまた成長できると思います」

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