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女子代表結成後初の実戦は新婚・和田七海の豪快弾や柏﨑咲和の好投で連勝

2026年7月4日

 7月4日、「第10回 WBSC女子野球ワールドカップ・グループステージB」(台湾・台南市で8月23日から27日)に出場する侍ジャパン女子代表の強化合宿2日目が神奈川県厚木市の神奈川工科大学野球場(KAITスタジアム)で行われた。

 この日が代表結成後初練習となった選手たち。シートノックや投内連係、バント練習の後は、湘南茅ヶ崎ボーイズ、平塚ボーイズとそれぞれ7イニングずつ練習試合を行った。

 湘南茅ヶ崎ボーイズとの試合で目立ったのは和田七海(エイジェック)の打撃だ。1打席目はレフトフェンスを越える豪快な本塁打を放つと、2打席目は冷静に四球を選び、3打席目はセンターオーバーのタイムリー二塁打を放った(2試合目も二塁打を放つ)。
 昨年の全日本女子硬式野球選手権でMVPを獲得し、選考合宿でも強打を何度も見せて2018年以来の代表入りを果たした和田。同年のワールドカップなど昨年までは旧姓の大野七海としてプレーし、今年から結婚に伴い和田七海に。
「(夫は同社男子硬式野球部のコーチなので)打撃や体のバランスを見てくれますし、一番近くに一番の応援団がいるのは感謝しています」「ユニホーム(の背ネーム)も旦那さんと同じWADAになったからいいなあと思います」と笑顔で話した。
 投げては先発の小原美南(サンブレイズ)が3回1安打無失点でテンポ良く抑えると、竹村理(エイジェック)と泰美勝(ZENKO BEAMS)も2回ずつを無失点に抑え、15対0と大勝を収めた。

 2試合目は、ボーイズリーグ春季全国大会優勝の湘南ボーイズを先月破った平塚ボーイズと対戦。0対4の劣勢を強いられたが、3回裏に相手投手の制球難や吉井温愛(エイジェック)の手堅い犠打、安達瑠(九州ハニーズ)と東ここあ(読売ジャイアンツ)のタイムリーなどで一挙7点を奪って逆転に成功。点の取り合いとなったが、11対10で競り勝った。

 この試合で光ったのは昨年のアジアカップMVP左腕である柏﨑咲和(読売ジャイアンツ)だ。タイブレークから始まった4回を含め2回無失点と存在感を見せた。
 今年、4年間プレーした大阪体育大から新天地に。「最初は良い刺激が多かったのですが、自分にプレッシャーをかけてしまったところがあった」と振り返るが、現在は「自分の良さは自分の良さと割り切って磨くことができています」と、インコースを果敢に攻める投球や緩急を生かした投球に磨きをかけている。ワールドカップに向けては「日の丸を背負って戦う責任や自覚は持ちつつ、目標の舞台で楽しみながら自分のプレーができればと思います」と意気込んでいる。

 中島梨紗監督は、試合を振り返り「硬さや遠慮もありましたが、試合が進むにつれてやるべきことも伝えることができました」と、実戦を通して試行錯誤できたことを収穫とした。また、「1球に後悔しないように準備しようと言っています」とも話すように、小技や併殺を決めきれなかったことを課題に挙げた。

 最終日となる7月5日も平塚ボーイズとの練習試合を予定。だが、降雨予報のため臨機応変に対応していくこととなっている。
※今回の合宿は一般公開を行いません。予めご了承ください。

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