7月5日、「第10回 WBSC女子野球ワールドカップ・グループステージB」(台湾・台南市で8月23日から27日)に出場する侍ジャパン女子代表の強化合宿3日目が神奈川県厚木市の神奈川工科大学野球場(KAITスタジアム)で行われた。

雨が降っていたため、体育館でのウォーミングアップとなったが雨は止みグラウンドへ。時折雨は降ったものの、この日も練習試合を行うことができ、平塚ボーイズに12対7で勝利を収めた。
前夜のミーティングでは中島梨紗監督が、意識や準備などの細かな点を指摘。それから一夜明けた実戦で「(選手たちは)出た反省を意識してやっていました」と振り返ったように、すぐに実践している場面が随所で見えた。
また、共同主将を務め経験豊富な只埜榛奈(東海NEXUS)と英菜々子(埼玉西武ライオンズ・レディース)については「最後は気持ちだということを体現してくれました」と中島監督は感謝。只埜は併殺でチャンスが潰れかけたかに思えた後にタイムリー、英はスクイズを外されても食らいついて成功させ、守備ではファウルフライをダイビングキャッチして、チームを鼓舞した。
英は「代表でプレーするからには、そうした自覚や責任、一球に対する思いは常に持っていた方がいいと思っているので、結果となって良かったです」と振り返った。3日間の強化合宿を通しては「意識や気負いはしていなかったのですが、前回よりは疲れました」と笑い、「新しくなったメンバーで新しい代表の一歩を踏み出していこうということだったので、チームの中心として貢献できればと思います」と頼もしく語った。

投手陣も7失点はしたものの、各自が目的意識や前回の反省を胸に投球。投手リーダーを務める清水美佑(読売ジャイアンツ)も「有意義な時間になりました」と笑顔。リーダーとしては「気負いすぎたら上手くいかないですし、年齢はそんなに離れていないので協力していけたら・・・とみんなにお願いしました(笑)」と自然体で引っ張っている。これが4回目のワールドカップとなるだけに「当たり前のことを当たり前にするのが難しい環境になるので、いかに今の水準を上げていくかが大事。安定してプレーできるように準備していきたいです」と落ち着いた口調で大舞台を見据えた。
大会に向けては、大学生の岡田梨花(IPU・環太平洋大)を除いた全員が「全日本女子硬式クラブ野球選手権」(千葉県で8月8日から13日※予備日14日)に出場。その後、3日間行われる直前合宿で再集結し、大会本番を迎える予定となっている。
























