9月4日、「第14回 BFA U18アジア野球選手権」(台湾・台北市で9月7日から13日)に出場する侍ジャパンU-18代表が直前合宿最終日を迎えた。

小雨が地面を濡らす生憎の空模様となったこの日は、午前中のみの練習で調整に努めた。前日に行われた明治大戦で大会前の実戦は終了。実戦で得た収穫や課題と向き合いつつ、それぞれが大会に向けてコンディショニングを整える選手たちの顔には充実の色が浮かんでいた。
午前9時過ぎに練習場へ到着した選手たちが、すぐさま室内練習場に向かって体をほぐす。投手と外野の二刀流で挑む萬谷堅心(花巻東)らを含めた野手陣12人は、バックステップやダッシュなどのウォーミングアップ。投手に専念する選手たちは、入念なストレッチから練習をスタートさせた。その後、野手陣はキャッチボールからのノック。基本動作を確認する軽めのノックも室内練習場で行われたが、岡田龍生監督のノックを受ける三塁手の川上慧(横浜)、遊撃手の池田聖摩(横浜)や福島陽奈汰(東海大熊本星翔)といった内野陣は、それぞれに軽快な動きを見せた。
投手陣は、小雨がわずかに残る屋外へ飛び出し、グラウンドのポール間をジョグ。織田翔希(横浜)、末吉良丞(沖縄尚学)、杉本真滉(智辯学園)らが中心となってランニングメニューをこなした。短い距離のダッシュも数本こなしながら、体に一定の刺激を与えた。その後は、キャッチボール組とトレーニング組に分かれた投手陣。織田と萬谷のキャッチボールでは、それぞれがフォームと指先の感覚を確かめる姿が見られた。
午前10時を過ぎると、野手陣の室内での打撃練習だ。池田や石田雄星(健大高崎)がティーバッティングで打感を確かめる。打撃投手と打撃マシンと対峙した4か所でのフリーバッティングでは、主将の小野舜友(横浜)や梶山侑孜(神村学園)らが快音を響かせていた。早稲田大戦から始まり、大学日本代表との壮行試合、さらに立教大戦、明治大戦と続いた直前合宿中の実戦を経て、選手たちはそれぞれに木製バットへの対応力を磨いている印象だ。約40分間のフリーバッティングでは、自らが定めるケースバッティングやバントの練習に励む姿も見られ、大会を直前に控えた選手たちの実戦モードは、さらに高まっているようだった。

野手陣が打撃練習を行う一方で、投手陣の数名はブルペンで調整を行った。萬谷と前田侑大(高岡第一)が捕手を座らせて20球弱を投げ込む。門倉昂大(専大松戸)と小林鉄三郎(横浜)は、捕手を立たせてカーブやチェンジアップといった変化球を入念に確認。投手陣がピッチングを終え、チーム全体での練習も終了した。
9日間に及んだ直前合宿を終えた侍ジャパンU-18代表は、5日に台湾へ向けて出発。7日から始まる「第14回 BFA U18アジア野球選手権」に挑む。
第14回 BFA U18アジア選手権
大会期間
2026年9月7日(月)~9月13日(日)
オープニングラウンド(グループA)
9月7日(月)14:30 日本 18 - 0 香港
9月8日(火)14:30 スリランカ 0 - 27 日本
9月9日(水)14:30 日本 15 - 0 フィリピン
スーパーラウンド
9月11日(金)14:30 日本 2 - 3 韓国
9月12日(土)19:30 日本 2 - 1 チャイニーズ・タイペイ
3位決定戦・決勝
9月13日(日)19:30 韓国 2 - 0 日本
開催地
台湾(台北)
出場する国と地域
グループA
日本、フィリピン、香港、スリランカ
グループB
韓国、チャイニーズ・タイペイ、シンガポール、タイ
侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表
新着記事
|
"世界の野球"ヒマラヤを北に望む国 ネパールの野球「ネパール野球が目指した愛知・名古屋アジア大会、その先へ」2026年10月14日 |
|---|
|
"世界の野球"ヒマラヤを北に望む国 ネパールの野球「世界ランキングには表れないネパール野球の現在地」2026年10月14日 |
|---|
|
侍ジャパン前監督の井端弘和氏と前投手コーチの吉見一起氏が中学生に伝えた「大切なこと」2026年10月11日 |
|---|
|
「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」放送・配信について2026年10月10日 |
|---|
|
逆境に屈せず敗戦を糧に成長を遂げて銅メダル獲得/「ラグザス presents WBSC U-15野球ワールドカップ2026」総括2026年10月8日 |
|---|
























