9月9日、「第14回 BFA U18アジア野球選手権」(台湾・台北市で9月13日まで)のオープニングラウンド第3戦が行われた。侍ジャパンU-18代表はフィリピンと対戦し15対0の4回コールド勝ち。3連勝でオープニングラウンドを終えた。

オープニングラウンド同グループから勝ち上がったチームとの対戦成績はスーパーラウンドに持ち越す。そのため、スーパーラウンドを有利に戦うには重要な一戦となったこの試合でも、1番打者の井口瑛太(関東第一)から先制攻撃を仕掛けた。
1回表、先発のマウンドに上がった門倉昂大(専大松戸)が三者凡退に抑えると、その裏に井口がいきなり右中間を破る三塁打。これで3試合連続の先頭打者三塁打となった。続く石田雄星(健大高崎)もライト線へ三塁打を放って、あっという間に先制。その後も梶山侑孜(神村学園)の犠牲フライや池田聖摩(横浜)のタイムリーなどで、初回から一挙5点を奪った。
続く2回にも池田や川上慧(横浜)のタイムリーで5点、3回には井口のセンター前安打から作ったチャンスで相手失策があり1点を追加した。
投げては門倉が3回を投げて1人の走者も許さずにマウンドを譲ると、4回は鈴木悠悟(中京) が1安打は打たれたものの2死まで取ると、前田侑大(高岡第一)も登板し無失点に抑え、フィリピン打線に反撃を許さなかった。
そして4回裏、押し出しで2点を奪うと、最後は代打の福島陽奈汰(東海大熊本星翔)が二塁打を放って2者が生還。15対0となり、大会規定(4回15点差以上、5回10点差以上)によるコールドゲームが成立した。
試合後、岡田龍生監督は「特に井口が良い形で打てていますね」とし「コンタクト率が高いですし、バットコントロールが抜群です」と称賛した。関東一では4番を務めていた井口だが、1番打者としては「とにかく出塁することを意識して、消極的にならず、ファーストストライクから打ちに行くことを意識しています」という。加えて「後ろにたくさん良い打者がいるので」と気持ちを楽にして打席に立てていることも好調の要因に挙げた。

11日から始まるスーパーラウンドでは韓国、チャイニーズ・タイペイの順で対戦。オープニングラウンドからは試合の強度が一気に上がる。韓国はハ・ヒョンスン、チャイニーズ・タイペイはリュウ・レンヨウと150キロをゆうに越すストレートとキレの良い変化球を投じる大型左腕を擁する。井口は映像で両チームの対戦を確認し「すごいスピードと変化球のキレで難しい」としながらも「球種やゾーンを絞って、打てる球が来たら積極的に打ちたいです」と、これまで同様に果敢に打って出る構えだ。
また、直前合宿で大学生と4試合できた経験もプラスだ。「芯に当てることだけを考えていきたいです」と見据え、左打者としての剛腕左腕との対戦には「外に逃げる変化球もあると思うので、体の開きが早くならないよう、バットを先に出して、ショートの後ろを狙うイメージで打ちたいです」と、具体的な対策を明かし意気込んだ。
休養日となる10日を挟み、11日の戦いからは舞台を台北ドームへ移す。3大会ぶり7回目の優勝を目指す戦いは、より熱を帯びていく。
監督コメント
岡田龍生監督
「投打ともに予想以上に順調です。(韓国戦は)スピードボールにいかに対応するか、細かいことを含めて点を取れるかですね。打者もパワフルな印象なので、緩急やインコースを使って、細かい配球で抑えていきたいです。捕手の山田凜虎(智辯和歌山)ともしっかり話していきます」
第14回 BFA U18アジア選手権
大会期間
2026年9月7日(月)~9月13日(日)
オープニングラウンド(グループA)
9月7日(月)14:30 日本 18 - 0 香港
9月8日(火)14:30 スリランカ 0 - 27 日本
9月9日(水)14:30 日本 15 - 0 フィリピン
スーパーラウンド
9月11日(金)~9月12日(土)
3位決定戦・決勝
9月13日(日)
開催地
台湾(台北)
出場する国と地域
グループA
日本、フィリピン、香港、スリランカ
グループB
韓国、チャイニーズ・タイペイ、シンガポール、タイ






















